つれづれの記

日々の生活での印象

宇都宮でLRT開業!

2023年08月28日 16時35分22秒 | 日記

 2023年8月28日(月)  宇都宮でLRT開業!

 

 

〇この8月26日、栃木県宇都宮地域で、新世代型の路面電車である、LRTが開業したようだ。

新規に路面電車が開業するのは、なんと、78年振りと言われる。下図は、宇都宮駅前でのLRTの開業を祝う風景。

 

 

 

LRTとは、以下の頭文字からきている。

 Light Rail Transit

 

日本では、新型路面電車、と呼んでいるが、外国では、トラムと呼ぶことも多い。

宇都宮で使われる車両は、雷の多い都を指す、雷都から、愛称をライトレイルとしているようだ。

 

宇都宮地域での営業路線図は以下だ。

 

 

今回は、図の優先整備区間を開業したが、今後は、宇都宮駅西口側へ延伸する計画があるようだ。

 今回の開業区間は、宇都宮駅前と芳賀町の工業団地を結ぶ、14.5kmの路線で、駅数は19で、利用料金は、130円から400円までと言う。

宇都宮地域LRTの計画から開業までは、可なりの年月を要しており、関係者の長年の労苦が報われたようだ。

車両を調達するにあたって、内外の車両メーカに呼び掛けたが、結局、応札したのは、新潟の1社だけだったという。

 

地域の活性化を狙って、今後、自動車などの他の交通手段に伍して、市営・町営の事業が、どのように展開されるのか、注目したい。

 

 

〇国内の路面電車

以下のサイトに、国内の路面電車の一覧が出ている(参照:日本の路面電車一覧 - Wikipedia.html)

現在、国内には、20の路線が、下図のように、営業中のようだ。

 

 

現在も、この様に多くの路面電車が走っているのは驚きだが、自分で乗ったり、見た電車について、以下に、簡単に触れたい。

*都電荒川線

 往時は、都内を、縦横に都電が走っていて、よく利用したが、現在は、箕輪と早稲田間を結ぶ、1路線(都電荒川線、愛称さくらトラム)だけになっている。

この路線、最近は利用することは極めてすくないが、途中にある熊野前停留所で、都立病院帰りのバスの車中から、時々、見かけることがある。

*伊予鉄松山駅

 しばらく前だが、仕事で松山を訪れた時、松山城を背に電車がはしる光景が思い浮かぶ。

*江ノ電

 以前、神奈川県藤沢に住んでいた頃、江ノ電をよく利用した。この電車は、路面電車のカテゴリーには入らないのかも知れない。

 

 

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処理水の海洋放出  続き

2023年08月26日 15時00分07秒 | 日記

 

 2023年8月26日(土)   処理水の海洋放出 続き

 

 

 本稿は、下記の前稿に続く姉妹編である。

  処理水の海洋放出  (2023/7/6)   (P17)

 

福島第一原発では、日々、出て来る汚染水を、ALPSシステムで処理して、人体にほぼ無害な処理水とし、これを、敷地内の、1000基余のタンクに貯蔵している。タンクを設置できる余地が、かなり逼迫している状況といい、今後の廃炉関連の構造物等の収容に必要と見込まれるスペースを見込むと、ほぼ、満杯の状況という。

 

○海洋放出開始  

*汚染水は、ALPS(Advanced Liquid Processing System:多核種除去設備)で、処理し、トリチウム以外の放射性物質を除去している。

 除去できない、トリチウムは、三重水素と言われるが、自然界にも、低濃度で存在しており、人体には、ほぼ、無害と言われる。

この処理水を、いかに自然界に放出するかが、原発事故解決の、極めて重要な課題の一つになっている。

下図は、ALPSによる処理システムの構成図だ。  

 

 

*IAEAの関与

 政府はこれまで、国際機関の、IAEA(Iternatioal Atomic Energy Agency :国際原子力機構)に、処理水の扱いについて、指導と協力を依頼し、その結果纏まった報告書が、この7月4日、グロッシ事務局長から岸田総理に手渡されて、安全性に関し、IAEAのお墨付きを貰っている。

 

処理水は、海水を混ぜて希釈し、自然界に存在する濃度の、1/40程度にして放出するという。

海洋放出は、ゆっくり、30年かけて終了する予定で、政権が変わっても、止める訳にはいかない。

IAEAは、放出が終了するまで、監視に協力するという。

 

*東電では、8月24日、海洋放出を開始したようだ。

 海中には、下図右の様に監視ポイントを設置し、異常があれば、放出を止めることになっているようだ。

(参照:処理水の海洋放出 方法は?影響は?【Q&Aで詳しく】8_24版  NHK _)

 

 

○海洋放出の受け止め方

 国内では、福島県や福島漁連などは、風評被害を恐れて、反対の姿勢を崩しておらず、国や東電の、丁寧な説明と、速やかな救済策を求めている。

韓国や中国は、日本の海産物の輸入規制を表明している。

 

福島原発事故は、天災か人災か、論議のあるところたが、筆者は、事故は天災であり、政府や東電も被害者である、という認識が重要と考える。東電を悪者のように言うことは、適切ではない。

 

一般市民のレベルでも、自ら「風評」の源になることを止め、原発事故の解決に向けて、協力する姿勢を持ちたいものだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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BRICS 南ア首脳会議

2023年08月25日 09時55分17秒 | 日記

  2023年8月25日(金)  BRICS 南ア首脳会議

 

 

先日、以下の記事を投稿している。

   世界の新勢力図  BRICS  (2023/8/15)  (P25)

本稿は、8/22から8/24の間、南アで開催中された、第15回目のBRICS首脳会議について述べている。

 

〇会議状況

 今回は、南アが議長役を務めて行われた。

  

 

首脳会議メンバーは、下図の通り。

 

       ルラ大統領  周国家主席 ラマポーザ大統領  モディ首相  ラブロフ外相

        ブラジル    中国     南ア      インド    ロシア

 

ロシアのプーチン大統領は、ウクライナ侵攻の嫌疑で出国できず、ビデオ参加となり、代理でラブロフ外相が出席し

ている。

 

〇会議状況

BRICSとは、アメリカのゴールドマンサックス社が使い始めた経済用語で、国際的な組織体ではないのだが、会議を重ねるごとに、先進国主導の国際活動への抵抗軸としての影響力が大きくなってきている。

BRICSの第1回会議が、エカテリンブルグで開催されるなど、当初は、ロシアの存在が大きかったのだが、ウクライナ侵攻もあり、中国の立場が、強まってきている。

今回の会議では、最終日に、新たに、以下の6か国の加盟を認めた様だ。

  イラン、アルゼンチン、エチオピア、UAE、サウジアラビア、エジプト

 (参照:BRICS首脳会議 新たにイランなど6か国の加盟認める _ NHK)

 

6か国の加盟で、新BRICSの世界に占める割合が、

 人口の47%,GDPの36%と、極めて大きな比重となる。

 (参照:BRICSがサウジ、アルゼンチンなど6カ国の加盟を承認 世界人口の47%へ拡大.)

これ等諸国を含めた、11か国の連携が、今後、どのように進められるのか注目される。

 

 

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ラグビーW杯フランス大会迫る-

2023年08月23日 10時30分08秒 | 日記

2023年8月23日(水) ラグビーW杯 フランス大会迫る

 

 

ラグビーワールドカップ フランス大会が、目前に迫ってきた。

本件に関し、この2月、下記記事を投稿している。

ラグビーワールドカップ フランス大会(2023/2/6) (O70)

本稿は、その続編である。

 

〇組み合わせと試合日程

前稿で、大会の概要について、触れているが、世界各地からの代表20チームが、5チームづつのプールに分かれて戦い、上位2チームが、次のステージの準準決勝に進む。

日本代表は、プールDで、試合日程と対戦相手は、以下である。日本時間の9月10日夜の対チリ戦から試合が始まる。

 

8月26日には、プールAのイタリアと、テストマッチが行われるようだ。

 

〇日本代表

先日の8月15日、日本ラグビー協会は、日本代表30人を発表した。

下図は、日本代表一覧である。

  位置        選手名           年齢 所属        C   W杯

   

 

日本代表のヘッドコーチは、ニュージーランド出身の、ジェイミー・ジョセフ氏。

日本代表の主将は、フランカーの姫野選手、副主将は、スクラムハーフ(SH)の流選手である。

W杯出場回数が多い、堀江選手、リーチマイケル選手、稲垣選手、松島選手は、よく知っている。

   

ラグビーは、ルールをよく知らない人間にとっては、かなり難解な競技だが、期待していたFIFA女子サッカー「なでしこ」の活躍が無くなった現在、精々楽しみたいものだ。

 

 

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TICAD

2023年08月21日 13時29分10秒 | 日記

  2023年8月21日(月)  TICAD

 

 

日本とアフリカ諸国との連携を深めるため、日本主導で、アフリカの開発を進める、

  TICAD:Tokyo Iternational Conference

        on African Development  

  通称アフリカ開発会議(東京、国際を略す)

の活動が、続けられてきている。

 

これまでの活動の経過は以下だ。

第1回首脳会議は、1993年に、東京で開催された。

第2回首脳会議は、1998年に、東京で開催されている。

第3回首脳会議は、2003年に、東京で開催されている。

第4回首脳会議は、2008年に、横浜で開催されている。

第5回首脳会議は、2013年に、横浜で開催されている。

第6回首脳会議は、2016年に、ケニア(ナイロビ)で開催されている。

         ここから、開催周期が、5年⇒3年に短縮        

第7回首脳会議は、2019年に、横浜で開催されている。下図は、会議のロゴ。

     

         アフリカ53か国の内、54か国が参加したようだ。

第8回首脳会議は、2022年に、初めて、現地チュニジア(チュニス)で開催されている。

  下図は、会議のロゴ。

  

 

首脳会議の間には、関係大臣や高官の会議等が開かれている。

第9回首脳会議は、2025年に、日本で開催されることが決まり、横浜市が、開催地に立候補しているようだ。

(参照;TICAD誘致.pdf)

 

TICADには、30年の歴史があり、その時々で、論議を進めてきている。取りまとめの宣言等は、以下の様だ。

 

第1回 「アフリカ開発に関する東京宣言」を採択

第2回 「東京共同計画」を採択

第3回 「TICAD10周年記念宣言」を採択

第4回 「横浜宣言」、「横浜行動計画」を採択 、第1回野口英世アフリカ賞

第5回 「横浜宣言2013」、「横浜行動計画(2017迄)」を、採択

 

第6回以降は、論議が多岐にわたっており、2度のアフリカ開催もあって、集約が難しいため、省略する。

 

TICADと、言葉が似ている以下の様な略語があり、調べてみた。

 QUAD: 日、米、豪、印 4か国の集まりのこと

       首脳会議が定例化している。 

       4重を意味する、quadrupleが語源 

 UNCTAD;United Nations Conference 

                       on Trade and Development 

        国連貿易開発会議のこと

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