2025年5月26日(月) 新たなローマ教皇
◎フランシスコ教皇の死去
先日、バチカン市国の、フランシスコ教皇(下図)が亡くなり、葬儀が行われた。
フランシスコ教皇は、史上初の、イエスズッ会出身で南アメリカ出身(アルゼンチン)であった。
フランシスコ教皇は、2013年に就任後、この4月に亡くなるまで、教皇となっている。
フランシスコ教皇は、2011年11月、訪日したことがあり、当ブログに、下記記事を投稿しているので、詳細は省略したい。
ローマカトリックッ教皇の来日 (2019/12/14) (S15)
◎コンクラーベ
コンクラーベとは、ラテン語で、「鍵が掛かった」という意味で、選挙権のある各枢機卿が、外部との連絡を遮断して、選出に専念するということのようだ。
日本語的には、「根比べ」に聞こえるが、和やかな雰囲気という。(
コンクラーベの結果、4回目の投票で、プレヴォスト枢機卿(下図)が、新たな教皇に選ばれた。
教皇は、264代として、5月8日から就任している。
新教皇は、アメリカ合衆国の、イリノイ州シカゴ出身で、教皇がアメリカ合衆国から選出されるのは、はじめてという。
先日の5月17日に、ヴァチカンで行われたレオ14世の就任祝いのミサには、各国の要人が参列している。日本からは、麻生副総理が出席している。(参照:新ローマ教皇の就任祝うミサに出席へ 自民 麻生氏が羽田を出発 _ NHK _ ローマ教皇.mhtml )
ローマ市内にある、バチカン市国は、ローマカトリック教の総本山で、形の上では、立派な独立国であり、世界最小の国家である。手持ちの世界地図帳の国家一覧には、面積0.1平方キロ、人口0.1万人とでている、
◎世界の信者数
ローマカトリック教の信者は、世界全体で11億人ともいいわれ、世界最大の宗教団体である。
世界の宗教別信者数は、下図のようだ、
この所は、3位の無宗教が、増えているようだ。
キリスト教、イスラム教、仏教が、世界の⒊大宗教と言われる。(ヒンズー教は、インド以外には広かがっていない)
キリスト教徒が、最も多く、22.5億人という。
◎キリスト教の教派
キリスト教には、下図のような、教派があると言われる。
カトリックから分派して、プロテスタントが生れる宗教改革など、壮絶な歴史があるようだ。
◎歴代教皇
レオ14世ローマ教皇は、なんと、267代になるようだ。
西暦が始まった、AC67年からはじまったようだが、初期の頃は、伝承が主という。
(参照:ローマ教皇の一覧 - Wikipedia.mhtml )
歴代教皇には、それぞれの話題があるようだが、筆者にとって思い浮かぶのは、グレゴリオ歴のことだ。
これは、1582年、グレゴリオス13世教皇が、太陽歴を採用し、以降、現代まで続いている。
昨年は、丁度、4年に1度の閏年で、2月は29日まであった。
このあたりのことについて、下記記事に投稿している。
こよみと季節 その1 (2023/3/2) (P82)
この記事に載っている教皇の肖像は下図である。