2016年8月8日(月) 風呂場ギャラリー ーー 秋の気配
厳しい残暑が続く中で、我が家の屋上庭園で、元気にしている草花たちを、ワイフKが、切り取ってきて、久々に風呂場ギャラリーに飾ってくれた。(下図)
屋上の人工池で、大きく伸びている、シペラスとパピルスのコンビが面白い。(下図)
シペラス パピルス
シペラスは、和名は、シュロカヤツリと呼ばれるが、長年、屋上の水槽で生育している水草である。
茎は直線的で、葉も、扇を広げたように放射状になっている。 今回のギャラリーで、わざと茎を折り曲げているセンスは、なかなかのものだろうか。
パピルスは、和名は、カミカヤツリと呼ばれ、往時、エジプトのナイル川に生えているこの水草を原料にして、ペーパー(紙)を作ったといわれる。 この植物も、我が家の長い住人だが、寒さに弱いので、例年、冬期は、室内に取り込んできたが、この冬、初めて屋外のままで、無事、越冬している。だんだん、育つ環境に慣らされてきた、という事だろうか。
こちらも、茎は直線的だが、葉は、細く柔らかい糸状で、曲線的な、丸みを帯びた形である。
薄紫色の可憐な花は、ルリフタモジである。春から秋遅くまで、次々と、蕾が出てきては、花を楽しませてくれる。
ルリフタモジ
黄色が鮮やかなオミナエシ(女郎花)は、庭の一角を賑やかにしているが、秋の七草の一つで、暑気の中に秋の気配を感じさせてくれる。 昨7日は、二十四節季の立秋を迎えたところだ。
オミナエシ