つれづれの記

日々の生活での印象

辛味とカレーの魅力 その2

2012年01月29日 17時51分19秒 | 日記

2012年1月29日(日) 辛味とカレーの魅力 その2

 

 

当ブログで、先日

辛味とカレーの魅力 その1 (2012/1/18)

の記事を載せたが、今回は、続編の、その2として、カレーライス作りについて触れて見たい。

 

自分で、初めて、カレーライスを作ったのは、学生時代の事で、相当の昔になる。自炊やサークル活動の食事作り等での経験だが、おぼろげな記憶があるだけである。あの頃はまだ、ライスカレーと呼んでいたかもしれない。

以来、家庭でも、外でも、カレーを食べる機会は多かったのだが、自分で作るようになったのは、現役を退き、時間的な余裕ができた、ここ、数年来のことである。

以前は、カレー粉からルウを作ったものだが、最近は、各種のカレールウが売られており、美味しいカレーが、簡単に作れるようになっている。更に、急ぎの向きには、やや、風味は落ちるが、インスタント食品として、具も入っている、レトルトパックを利用する事もできるご時世だ。

 

○最近の標準的な、カレールウを利用した作り方について、記してみたい。

先ず、野菜を用意する。ジャガイモは皮を剥いて、大きめに切る。人参は、廻しながら、これも大きめに切る。タマネギは、半分にして表皮を取った後、幅を持たせて縦に切って行き、更に、長さ方向を半分に切る。食感が楽しい、エリンギも、乱切り風にする。

これらの野菜類を、食用油かバターで、軽く炒める。ここに、厚めの肉を、大きめに切って入れて、炒める。肉は、少し炒めた方が、香りが出るようだ。火が通った所で水を加え、暫く煮込む。沸騰すると、肉等から、かなりの、アクが出るので、丁寧に取り除く。

ここまでは、味付けはしないのだが、野菜の甘みと肉の香りでいい味がでる。

ほぼ煮えたら、火を止めて、ここで、固形のルウを入れる。ルウの辛さは好みだが、我が家では、辛口である。

ルウを入れて、暫くそのままにし、ルウが柔らかく溶けてきたところで、混ぜ合わせ、再度火を通せば、カレーの出来上がりである。

 

カレールウの箱には、材料や水の量等が、細かく書いてあるが、余り気にしない。最初は、具が隠れる程度の水で煮た後、入れたルウが溶けて、とろみが出て来た時の、カレーの固さ加減を見て、お湯を追加すればよいし、必要なら、塩を加えればよい。

辛味については、後で、カレー粉を追加する事も出来るが、甘口、中辛、辛口等のルウの種類で、選ぶのが賢明だ。

カレーの水加減が多すぎた時は、分量を間違えて失敗した、とは考えずに、ご飯にかけるのではなく、カレースープとして、頂くのも、いいものだ。

 

一定日時が経過すると、又、カレーが食べたくなるようで、上記のやり方で、この所は、結構、カレーを作っている。

カレーの具材としては、大抵の物は相性はいいのだが、カレーの強烈な色(黄色~茶色)に負けてしまうので、色彩よりも、味や歯触りがユニークな食材の方が、存在感がある。

例えば、前述のもの以外では、

   ムキエビ インゲン ギンナン 摺ったリンゴ

なども、面白いだろうか。

黄茶色をした柔らかなカレーと、その辛味と香りは、料理全体を仕上げる魔法使いのようで、カレーの魔法にかかると、大抵の物は美味しくなるようだ。主食とおかずが一緒になった、総合食と言えようか。冷たくなった残りご飯でも、温めてカレーライスで食べれば、素晴らしいご馳走になる。

ハヤシライスと言う、辛くないカレーライスとも言える料理もあるが、自分には、いまいち、パンチが弱いように感じる。

 

○つい先日、物は試しと、カレールウを使わず、市販のカレー粉を使って、カレーライスを作ってみた。何せ、学生時代以来の作業で、興味津津である。

カレー粉の赤缶に、簡単なレシピが書いてあり、それに準じてやってみた。分量に関しては、いちいち面倒なので、敢えて、レシピ通りにはやらずに、山勘でやってみることとした。

野菜と肉を煮込む迄は、特に問題は無いのだが、小麦粉を炒めてカレー粉を混ぜて、ルウを作る工程がポイントで、ここが、難しい。具と水の量に対して、小麦粉の量をどの位にし、小麦粉をどのように炒めるか、辛味を決めるカレー粉をどの位入れるか、など、である。

大まかな目分量で、計量カップ1・5杯ほどの小麦粉を油で炒めた後、カレー粉を適当に加えて更に炒め、その後、煮汁で伸ばして、手造りのルウの出来上がりである。

写真は、炒めた手造りのルウを、煮汁で伸ばした時点での様子である。

 

 

このルウを、具と混ぜ合わせて、カレーライス用のカレーが出来上がったのだが、出来上がりを見ると、

  ・味が、どこか、粉くさく、舌触りがサラサラする

・とろみが少なく、汁が多い、カレースープになってしまった

など、合格点は得られなかったのだが、ここで、先生役の、家人に登場してもらった。

粉くささは、急ぎ過ぎたため、炒め方が不十分だった事が原因のようだ。弱火でゆっくりと、グルテンを切って、パラパラになるように炒めると、粉臭さが取れて美味しくなるという。

又、とろみに関しては、具の水の量に対して、小麦粉の量が足りなかったようで、小麦粉を、もう1カップ多くするぐらいが良かったようだ。

さすがに、長年、家族や子供たちに、数え切れないほど何度も、カレーを食べさせてきた家人の、面目躍如たるものがある。

市販のルウを使えば簡単なカレーなのだが、名誉挽回と後学のために、その内、再度、カレー粉からカレーライスを作ってみよう、と思っている。

 

○先日、興味深い、TV番組を見た。1月16日のNHKTVの

プロフェッショナル 仕事の流儀 「子供を鍛える、母の給食~佐々木十美」

で、北海道置戸町にある、町立給食センターで、長年、ずーっと、管理栄養士として、学校給食作りに従事して来た、佐々木十美さんの、生きざまが紹介されたのである。

給食だから、色んなメニューを用意する訳だが、年間で同じメニューは無いと言う。食育の一環として、栄養バランスを考えた上で、好き嫌いが無くなるように、色んな工夫を凝らす。

本物の美味しい給食を食べさせたい、という、実の親にも劣らない、子供達への、深い愛情とともに、野菜のヤーコンなど、郷土の産物を積極的に取り入れる姿勢は、立派だ。

置戸町は、北見市に近い、人口が4千人ほどの小さな町なのだが、知る人ぞ知る、佐々木十美さんは、畏敬の念を込めて、“給食の鬼”と親しまれる人であり、作る給食は、単価が、一食平均250円ながら、日本一の給食、と讃えられているようだ。

 

子供達の人気メニューの一つである、カレーライスも半端ではない。市販のカレー粉を使うと思いきや、何と、19種類ものスパイスを組み合わせて作るという本格派だ。本場のインドも顔負けの技だろう。

十美さんは、この春に、定年退職の予定で、技を伝授してきた、後任の若手の管理栄養士が、名物のカレー料理作りに苦戦する様子を、じっと陰から見守る姿が印象的であった。

 十美さんの作った給食カレー

 

後日分ったことだが、佐々木十美監修の、「おうちで給食ごはん」という本が、北海道新聞社から、出版されているようだ。たかが給食、されど給食で、色んな意味で、教えられる事の多い本と思われ、近い内に、探して見ようと思っている。

 

 

 

 

 

 

 

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初積雪

2012年01月26日 16時26分02秒 | 日記

2012年1月26日(木) 初積雪

 

 

この冬は、全国的に、結構寒く、雪も多いようだ。各地の大雪のニュースでは、いつも、蚊帳の外になる東京だが、先日の23日は、雨模様だったのが、夜になって、みぞれから雪に変わり、24日が明けて見たら、一面の銀世界である。 東京では、記録としては、既に初雪は観測されているようだが、誰にもはっきりと分る積雪は、この冬、初である。

雪は、交通関係者や仕事に出る人達には、ご苦労なことなのだが、雪国育ちの性か、思わず、快哉を叫んでしまった。

 

先日、当ブログの記事

   大寒の朝  (2012/1/21)

で紹介した草花達(アロエ、ユリオプスデージー、苺)は、雪の中で、どうしていただろうか。そして、その後は、元気にしているだろうか。 以下の写真、左側は、一昨日の雪の朝に、右側は、今朝、写したものである。

 

 アロエ

   

  

 

 

ユリオプスデージー  

 

  

 

 

  

 

ベランダに陣取るアロエは、雪を被らなかったので、何とも無かったが、バックの雪の屋根の白と、花のオレンジ色との、コントラストが面白い。

まともに雪が積もる、ルーフバルコニーの屋上庭園では、大きく枝を広げて育っている、ユリオプスデージは、潰されまいと、じっと雪の重さに耐えている様子で、苺に至っては、雪に埋もれて、何も見えない。

 

でも、昨日の好天で殆ど雪が融け、今朝の様子を見たら、皆んな、何事も無かったように、元気なので一安心だ。苺の実は、以前のように、赤く輝いているのが嬉しい。

 

この冬、もう一度位、雪が積もる時があるだろうか。 雪は、一層待ち遠しく感じられる春の、演出家であり、使者である、と言えるかもしれない。

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自転車とともに その1

2012年01月25日 22時23分23秒 | 日記

2012年1月25日(水) 自転車とともに その1

 

 

この所、自転車関連の事故が増えているようで、規制を強化しようとの動きなど、関連のニュースが多く聞かれる。自転車に関する話題の中で、手始めに今回は、自分の身辺のトピックスから触れたいと思う。

 

自分が、自転車乗りを覚えたのは、遠い遠い昔の、小学生の頃だ。 田舎道で、大人用の自転車を抱えるようにしながら、横から足を入れて練習したものだ。

自分の子供たちに、自転車乗りを教えた時は、三輪車から始まり、補助車付きの、小さい二輪自転車で慣れさせ、最後に、補助車を外し、倒れない様に、後ろから押さえてあげたりした。

孫達は、誕生祝いに買って貰った自転車を、小学生になる以前に、すっかりマスターしている。

近所に住む今の小学生は、何と、バランスを取るのが難しい一輪車を、器用に乗りこなしている。

今や、国内の老若男女、自転車に乗れない人はいない、と言えるだろうか。

 

自転車は、最初に、多少の訓練で乗り方を身体で覚えれば、一生忘れることはない。購入費用も比較的安く、保管場所などの維持費も殆ど不要で、場所を移動するのに、手軽に利用できる、便利な乗り物だ。

場所の移動は、明治以前には、徒歩が中心で、駕籠や、馬や牛も、利用されたが、今や、文明の利器である、自動車や電車や飛行機等が、主流である。

そんな中で、人力だけによる自転車には、今も、根強い人気があり、広く利用されているのは嬉しい限りである。 

 

自転車の人気の秘密は、色々考えられる。 その一つとしては、自転車での移動と、歩行、自動車、飛行機での移動との、エネルギー消費量を比較した場合、自転車は極めて優れている、と言えるようで、ネット情報によれば、以下のようになるという(Wikipedia 自転車 より引用)

 

・歩行と自転車の比較

歩く事は、移動の基本だが、速度は、時速4km程で、結構、疲れるものだ。 一方、自転車での移動は、速度は、時速15km程度で、疲れも少ない。

ある調査では、一定の距離をある速度で移動するのに必要なエネルギーの量(消費カロリー)で比べると、自転車は徒歩の5分の1程度、という結果があるようだ。(そんなに少ない? と俄には、信じ難いのだがーー) 

 

・自動車、飛行機と自転車の比較

一般的な自転車で、1kgの物体(車体を含む)を1km移動させるのに必要なカロリーは、おおよそ自動車の6分の1、ジャンボジェット機の4分の1程度しか必要ない、との試算があるという。

 

自転車と飛行機を比較するのはナンセンスだが、歩行や、一部、自動車と比較するのは、意味があろう。

自分の場合、最近の傾向として、自転車の利用が、格段に増えて来ている。以前は、近隣での、買い物や、銀行のATM、病院への通院などでも、自転車での移動は、4km程度までで、時間にして、精々、20~30分程度までだったのだ。少し遠い所へは、バスや自家用車で行っていたのだが、最近は、1時間以上でも平気で、距離にすれば、8km位までは、自転車での行動範囲内なっているだろうか。途中の道が分って来るに従い、次第に遠く感じなくなるようだ。

以下の図は、徒歩と、自転車と、自動車の、大まかな、適用範囲を表したものだ。 

 

自分の場合、最近自転車を利用する主な理由を挙げれば、

  ・爽やかな気分で、足腰の運動ができ健康的、

・手軽で経費が殆ど掛からず経済的、

・ガソリンを使わないので、エコ指向である、

・裏道など地理にも詳しくなり、面白い発見もできる楽しみがある、

・使える時間はたっぷりある、

等だろうか。

 長年愛用の自転車(バックミラー付き)

 

上述のように、ここ数年、自分の自転車利用が増えてきたのだが、ここで、自転車の安全性に関する事項について、4点程、触れたい。

 

○自転車は、軽車両として、車両の一部なので、車道を走るのが原則である。でも、国道4号線や、環七等の幹線道路を通る時は、往来の激しい車道を避けて、原則として、広く出来ている歩道を走ることとしている。

一方、バスなども走っている、歩道が分離されている、少し広い道では、車道を走ることとしている。車道を走っていて問題になる事の一つは、道路脇に止まっている車がある場合だ。 これを避ける時、後続の自動車が無い場合は、車道の中央側に出て、前に出るが、少し危険と思った時は、一時的に歩道に入り、再び、車道に戻る。

一方、歩道を走っていて、前方に人が居たり、電柱があって狭くなっている時は、車道に出る。

このような車道と歩道の間を往来する時は、大きな段差がある場合が多いので要注意だが、この往来の時に有効なのが、バックミラー(サイドミラー)だ。数年前から、右側のハンドルに取り付けているが、2千円位だっただろうか。

特に、歩道から車道に出る時の、後方の安全確認には、顔を動かさず、チラリと目をやるだけなので、非常に便利だ。ミラーが無い時は、首を後ろに回して後方の安全を確認する事となるが、どうしても、不安定になりやすいのだ。

 

自転車で車道を走る時、どちら側を走るかは、道交法上は、左側だが、自分も、左側を走ることとしている。その理由は、左側走行だと、歩道と車道が連続的になって、自動車での車線変更の様な感覚で、変更でき、更に、バックミラーを活用することで、より安全に、走りやすくなるのだ。

反対に、自分が、車道の右側を自転車で走る場合は、自動車が前方から対向してくるのでバックミラーは不要で、危険予知には有効なのだが、ガードレールがあったりして、車道にいけない場合などは、対向してくる車にぶつかりそうで、どうしても、怖いという感覚が先になる。

又、自分が、普通に車道の左側を走行している時に、自転車が対向してくると、一瞬、慌てる。

このようなことから、自転車で車道を通る時は、出来る限り左側を走行するようにするのが望ましいと言えようか。

 

○自転車利用で、少し困るのは、雨模様の時である。傘を片手(通常は右)に持って、片手(通常は左)で運転する事が多いが、やや、危険である。 10分程度の近間の時はいいとしても、少し長い距離を、傘を片手に走る時は、緊張する。強めの雨だったり、風が吹く時は、傘が飛ばされそうになり、忙しい。とりわけ、傘が透明でない時は、前が良く見えず危険だ。

こんなことから、数年前、自転車用の雨合羽を、手に入れた。上下が分離しており、下は、ズボンのようになっていて、別々に足を通す。雨が予想される遠出の時は、リュックの中に、袋に畳み込んだ、雨合羽を入れる。途中で、雨が降り出した時は、軒下などで雨宿りしながら、合羽を付けるのが多少面倒だが、着てしまえば、勿論、両手が自由に使えるので安全だ。付属の帽子を付けても、顔に雨が当たるのはやむを得ない。合羽の準備さえあれば、何処へ行くにも平気だ。

 

○夜間のライトは、自家発電式のランプをつけているが、このランプ、己の進路を照らすという意味では、殆ど役に立たないほど暗い。だが、あれは、対向車に対する表示、と割り切っており、自転車が居ることを、相手に、知らせる役割は大きいのだ。自動車等を運転する側からすれば、対向してくる自転車の、薄明かりのライトで、何やら動くものがあることが分る、という、大事な安全情報なのである。自転車の前面で、明るいライトを点滅させるのもあるが、より積極的な、注意喚起のサインである。

 

○電車の中では見慣れた光景だが、最近の若者は、自転車を運転しながらも、携帯に夢中になれるようだ。先日も、前を行く自転車が、のろのろで、少し変だと思ったが、追い越しがてら見たら、何と、下を向きながら、片手の携帯端末を、器用に操作しているではないか!

 

昨年暮れ、思いがけず、自転車好きの息子から、自転車をプレゼントされた。それが、普通のママチャリではなく、ネットで仕入れた中古のマウンテンバイクを、タイヤを細い普通の物に交換する等、自分で、色々改造してくれたものだ。

若者用だけに、ハンドルが低く、後輪7段、前輪3段式で、速度切り替えができるようになっている。通常は、前輪は変えずに、後輪だけ変速する。

最初の頃は、恐る恐る速度を切り替えたが、慣れてくると、結構、調子がいい。上り坂ではギア比を最少にまで下げると、ペダルが軽くなり、乗ったままで登れ、平坦で広い道では、ギア比を大きくし、ペダルを重くすると、かなりのスピードが出せる。「おまけ」に付けてくれた速度計での表示では、最高27km/時位まで出ている。

ハンドルが低いため、どうしても体重を前にかけるので、その重みが加わって、ハンドルがぐらぐらした。でも、前屈みになっても、ハンドルに体重はあまりかけない乗り方を覚えてからは、ステアリングが、かなり安定するようになった。

いい年なのだが、この自転車に乗る時だけは、若い気分になるようだ。

 若者向き自転車

 

前方を照らすライトは、乾電池式で、結構明るい。又、サドルの下では、後ろからも見える、赤いライトが点滅するようになっている。

差し向き不便に感じているのは、バックミラーが無い事だ。通常の自転車用のバックミラーでは、付ける場所が難しそうなので、適当なものを、息子に探してもらっている。

   この自転車には、篭や荷台が付いていないので、背負ったリュックを荷物入れにするが、近くへの買い物などに出かける時は、籠と荷台があれば便利なので、これまでの自転車を使っている。

このように、走行距離や、荷物の大きさや量によって、二台の自転車を、適当に使い分けている。

 

 

 

 

 

 

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大寒の朝

2012年01月21日 16時36分03秒 | 日記

2012年1月21日(土) 大寒の朝

 

 

昨年暮れ以来の、記録的な異常乾燥状態も、昨日からの雨模様で、ほっとしたところだが、今年も速いもので、今日は、もう、24節気の一つである、大寒の入りである。 大寒は、言うまでも無く、生き物にとっては、一年中で、最も寒さが堪える時期だ。

 

この季節、屋上庭園の草木類や魚達も、じっとしているのだが、中には元気者もいる。

昨年11月頃から咲き始めたアロエの花、下から上にだんだん咲き上がって、今朝は、大分、残り少なになってきている。

この花の蜜を求めて、時たま、ヒヨドリ、ムクドリがやって来る。彼らは、二本の足で、器用に花穂に捉まって、ロート状の小さな花の中にくちばしを入れて、蜜を舐めるのだ。シャッターチャンスを狙ってはいるのだが、中々、いい写真が撮れない。

 

 アロエの花穂

 

昨年晩秋に、珍しく実を付けた苺については、当ブログの記事にも載せたが、この正月、上京した孫に、虎の子の、赤くなった苺を2個収穫し、御馳走した。

当時は、青白かった残った実だが、その後、又又、赤くなって来ている。この寒さの中、可哀想にも思うのだが、自然の営みの中で、自身の力でやっていること、為すに任せようと思う。こんどは、鳥達に見つからなければ、自分達で賞味できるかも?

 

 再び赤くなった苺の実

昨年ランナーから採取して、ポットで育てている苺の苗達も、元気にしているので、この春には、苺園ができるのでは、と楽しみである。

 

もう一つの元気者は、ユリオプスデージー(ユリ菊)だ。黄色い花を、殆どいつも付けているので、余り注意を払わないのだが、冬期にも、色どりを添えてくれる、大事な草花でもある。 この所、勢いが増してきたようで、今朝は、久しぶりの雨で、元気そうだ。

この菊、南アフリカ原産とあるが、赤道に近い熱帯を連想して、寒さには弱い植物、と思いがちだが、かなりの耐寒性がある。アフリカと言っても縦にかなり長く、高山もあり、結構、涼しい所もあるのだろう。

  ユリオプスデージー

 

半月もして節分が過ぎると、待望の、立春が待っている。

 

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辛味とカレーの魅力  その1b

2012年01月18日 18時04分46秒 | 日記

2012年1月18日(水) 辛味とカレーの魅力  その1b

 

 

  

○カレー料理と言えば、何と言っても、カレーライスだ。ラーメンと並んで、国民食とも言える食べ物で、嫌いな人はいないのではないか。

あの独特の辛味と色と香りが、年配の向きには、戦後の貧しかった時代に味わった、美味しかった思い出を蘇らせるのかも知れないが、現代の子供達にも人気が高く、学校給食で食べたカレーの味や、家庭でのお母さんが作ってくれた味として、忘れられないという。

カレーライスがあれば、一杯の水以外は、他には何も要らないと言える程、総合化された、素晴らしい食べ物なのだ。 

 

一方、カレー粉の正体については、恥ずかしながら、殆ど知らなかった。山椒の木や、胡椒の木(蔓性の草)があるように、カレーの本場のインドには、「カレーの木」なるものがあり、花が咲き、実がなると、実の中にカレー粉の様なものが詰まっているのでは、と想像したりしたものだ。あの、カレーの辛味や、黄色い色や、香りは、何なのか、改めて調べて見ることとした。

 

○カレー料理の発祥の地であるインドには「カレーの木」などは無く、現地の人達は、草などから採取した、何種類ものスパイスを、料理の都度、組み合わせて、カレー料理を作るのだが、スパイスの組み合わせの技が難しかったようだ。 宗主国イギリスのC&B社(Crosse Blackwell)が、予め、各種スパイスを組み合わせた、カレーパウダー(カレー粉)を開発し、イギリスで売り出したところ、家庭料理として人気を博し、これが、カレー料理が、イギリスから、世界各地に普及する切っ掛けとなったようだ。 

この流れの中で、日本にも、C&B社のこのカレー粉が伝わり、カレー料理が広まったようだ。そして、戦前に、現在のエスビー食品(S&B:Sun & Bird 、今は、Spice & herB の意も)が、国産のカレー粉を発売した。 現在、当社の赤缶カレー粉は、シェアの大半を占めているようだ。

 S&B社のカレー粉

 

カレー粉の主な成分を例示すると、以下のようである。

辛味  カイエンペッパー(胡椒ではなく唐辛子の一種) 生姜  

味   クミン コリアンダー

色   ターメリック(ウコン)

香り  シナモン フェネグリーク

 

○各種スパイスをミックスして、自分でカレー粉を作ることは、かなり難しいことから、通常のカレー料理の基本は、カレー粉から始まると言ってよい。 これに、好みの材料を入れたり、色んな野菜や肉等を組み合わせて、各種料理が出来るのだが、カレーに関する食材としては、

基本となるカレー粉(各種)

は勿論だが、手間暇を省きたい向きのために、調理段階に応じた、中間食材として

カレールウの形になったもの(固形、顆粒)

レトルトパック状になったもの

も、各種出ている。

これらの辛味についても、大人用から子供用まで、色々売られている賑やかさだ。

 

次回は、カレー料理作りについて、述べることとしたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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