つれづれの記

日々の生活での印象

インドの国名

2023年09月25日 19時00分02秒 | 日記

 2023年9月25日(月)   インドの国名

 

 先日、テレビを視ていたら、2024年春(4~5月)に予定されているインドの総選挙に向けて、26もの野党が連合して、与党に対抗する勢力が結成されたということで、野党連合は、INDIAと呼び、以下の頭文字を取ったようだ。

  ndian

  National

  evelopmental

  nclusive

  lliance

                 :インド国家発展包括的連合

 

モディ首相は、野党連合の動きに対抗して、国名を変更した訳ではなく、インドの国名を、バーラトと言ったようだ。

これは、サンスクリット語の「BHARAT」で、「インド(India)」と同義語であることが、憲法に明記されているという。

Indiaは、イギリスの植民地だった時代、イギリスが付けた呼称で、バーラトは、インド国民の愛国心を呼び起こす言葉という。例えれば、日本を、「やまと」や「みずほ」と呼ぶような感じだろうか。

 

インドの国名に関して、以下のNHKの解説記事を参照し、下図を引用した。。

 (インドが国名を変更? モディ首相 総選挙への思惑 NHK解説委員室)

  

 

この所、G20議長国として実績を上げ、昇り調子のモディ政権として、3期目になる総選挙に勝利したいところで、今後の動きが注目される。

 

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ドイツ語の歌  

2023年09月20日 14時48分31秒 | 日記

  2023年9月20日(水)  ドイツ語の歌

 

 

この所気になっている、ドイツ語の歌を取り上げる。

 

◎ ムシデン

 ♪ムシデン ムシデン♪で始まる歌があり、筆者が、以下の原語の発音で、よく知っているものだ。

 

 

 ムシデン ムシデン ツムシュテッテレナウス シュテッテレナウス

                  ウント ドウマイシャッツ ブライディール

 ベニコンベニコン ベニビデュルムコン ビデュルムコンケリ 

                  アイマイシャツ バイディール

 カニグラーイミットアルバイ バイヅルザイン

                  ハリドッホマイフライトアンディール

ムシデンは、でんに聞こえ、ベニコンは、こんに聞こえて、そう覚えたことだ。

 

ネットの以下のサイトに、原語と日本語訳が出ているが、日本語訳は、後述の楽譜にある歌詞が一般的だ。

             (参照;別れの歌 ムシデン Muss i den ドイツ民謡.html   )

歌のタイトルは、「別れの歌」「別離の歌  

 

手持ちの、古い歌集には、この歌は、南ドイツ シュバーベン地方の民謡と出ている。

 

楽譜は以下である。(参照:別れの歌 ムシデン Muss i den ドイツ民謡.html)

日本語の歌詞では、楽譜にある、岡本敏郎訳がよく知られている。

 

 

 

◎菩提樹

 釈迦の木と言われる菩提樹は、ドイツ語では、Lindenbaumと呼ばれる。

著名な楽曲 「菩提樹」は、ミュラーの詞に、シューベルトが作曲し、歌集「冬の旅」で発表したようだ。

 

 筆者も、ほぼ、原語に近い発音で、次のように、今でも覚えていることだ。

  アンブルンネンホールデントーレ ダシュテート アインリンデンバーム

  イッヒトラウムト インザイネンシャッテン ゾマンヘスシーセントラウム

                              (以下 略)

原詞は以下である。

  

 

 

曲調は、2番で短調に転調し、3番の冒頭で、嵐の気配となるが、長調に復調後は、柔らかい雰囲気となり、全体として、ロマン的味わいがある曲となっている。

 

ネットには、著名なバリトン歌手のフィッシャー・ディスカウが歌っている動画もあり、久しぶりに聞いたことだ。

 

 

◎故郷を離るる歌

 

 この歌は、今は、ポーランド領になっている、旧ドイツ領シレジア地方の民謡で、旅立っていく者が、故郷に別れを告げる歌という。

 以下に、ネットにある楽譜を引用する。

(参照:故郷を離るる歌/うたごえサークルおけら.html)

 

 

 

この歌は、日本では、大正初期に、東京音楽学校関係の演奏会で、混声合唱曲として、紹介されて、大変、流行したようだ。日本では、吉丸一昌の訳詞で歌われていて、小百合や撫子や千草や、つくしの丘や柳の土手など、舞台装置が賑やかだ。

 

が、元歌の民謡の歌詞は、以下のサイトに拠れば、別れの歌であるのは同じだが、貧しさの中で、愛する人との、別れを惜しむ光景が描かれているようだ。

 

元歌の解説を、少々長いが、以下に引用する。

 (参照:故郷を離るる歌 歌詞の意味・和訳 ドイツ歌曲.html)

  

  

  

 

吉丸一昌訳詞では、故郷の風物全体を別れの対象として、汝(なれ)と呼び、別れを惜しんでいる。引用した上述の歌詞にある、若い男女は登場しない。風紀が乱れるとの配慮があったかも知れない。

どうして、このような訳詞になったのだろうか、信じられないことだ。

 

筆者の理解では、日本語の歌詞は、元歌のメローディを借用した“替え歌”とすればよいようで、吉丸一昌は、訳詞者でなく、作詞者となる。

スコットランド民謡の「麦畑」の、節だけを借用し、全く異なる、「故郷の空」(詞 大和田建樹)にしたのと、類似している。

 

 

◎学生時代とドイツ語

 筆者は、学生時代、第2外国語として、ドイツ語を選択したのだが、一寸した日常会話も出来ずに終わってしまっている。

今回、朧気な記憶を頼りに、ドイツ語の歌を取り上げたが、学校で、ドイツ語をまともに覚えなかった、罪滅ぼしのような感覚もあるだろうか。

3曲とも、手持ちの、古い歌集に出ているものだ。

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インボイス制度

2023年09月15日 15時28分59秒 | 日記

2023年9月15日(金) インボイス制度

 

 

先日、当ブログに下記記事を投稿した。

  横文字  2023/9/5)   (P 34)

本稿は、横文字の繋がりから、上記記事とは、姉妹編と成っている。

 

○インボイス

最近のテレビは、この10月から始まるインボイスのことで賑やかである。

そもそも、インボイスという言葉だが、英語であり、手持ちの英和辞典には、以下のように出ている。

  invoice  名詞  商業分野  送り状(商品発送の案内状)/仕切り状(送り荷に記された)

 

下図は、インボイスを解説したサイトにあったものだ。

  (参照:インボイス制度とは わかりやすく説明します|サクサク経済Q&A|NHK.)

  

 

図では、消費者に300万の商品を販売すると、事業者Aは、10%の消費税(30万)を受け取るが、商品準備段階で、100万の商品を仕入れ、事業者Bに消費税10万を支払っているので、差し引き20万を納税するという説明だ。

図にある、A,Bの事業者間の取引を示す証票として必要となるものが、インボイスである。

 

 

○免税事業者

消費者は、現行10%の消費税を支払って買い物をするが、年間売上額が、1000万以下の小規模事業者の場合は、受け取った消費税を納税する必要がないようだ。

小売店は、消費税分を受け取れば、益税となる。

課税事業者にあるか、免税事業者になるかは、重要な選択だが、後者になるためには、売上額の時期など、細かい条件があるようだ。

このような扱いにしているのは、小規模事業者の、事務処理が煩雑にならないようにとの配慮と言われる。

一方、税の公平性に反する、消費者を騙す行為だなどとの批判もあるようだ。

 

○二大法改正

今年から来年いかけて、会計処理上の重要な制度が始まるようだ。

電子帳簿保存法は、所得税や法人税など、税制全般に関わるものだ。一方、インボイス制度は、消費税だけに関わるのだ。

両者の違いを説明したサイトがネットにあるので、以下の図を引用する。

(参照:電子帳簿保存法とインボイス制度の2大法改正 経理業務はどう変わるのか? _ 株式会社ナイスシステム.html)

  

 

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横文字

2023年09月12日 10時34分29秒 | 日記

 2023年9月12日(火) 横文字

 

 

世の中、横文字が多いのだが、最近気になったものを、幾つか取り上げた。

 

〇BRT

 BRTとは、以下から来ている、

 Bus Rapid Transit :バス高速輸送システム

 

 2017年7月の、大分県日田市での豪雨で、JR日田線が被災し、全長約40kmの内、下図にあるように、茶黄色の約14kmで鉄道を撤去しバス専用道とし、残る青緑色の区間は、一般道も加えて、8月28日、BRTとして開業した。

路線図は以下。(参照:JR日田彦山線BRT「ひこぼしライン」開業!/日田市.html)

   

 上図の中で、茶黄色の区間が、線路を撤去した専用道区間(彦山―宝珠山)で、青緑色の区間が一般道区間である。

開業後の利用状況は、珍しさもあって、まあまあの状況だったようだ。

自動車との競合の中で、今後は、高齢者や学生などのための、地域の欠かせない交通手段として、どのように事業を継続していくかが課題と言われている。

 

BRTの「ひこぼしライン」という愛称は、七夕の彦星への願いと、地域の名山 英彦山(ひこさん)を重ねた思いが込められているようだ。

 

 BRT方式への転換は、東日本大震災で被災し、鉄道施設が流失し不通となった、JR大船渡線、JR気仙沼線に続いて、今回が3例目という。

 (JR日田彦山線、一部BRTに転換して28日スタート 災害乗り越え:朝日新聞)

 

 

 先月末、宇都宮地域で開業した新交通システムLRT(Light Rail Transit)について、下記記事を投稿している。

 宇都宮でLRT開業! (2023/8/28)  (O31)

 

 

 

〇日本版DBS

 DBSとは、性犯罪歴のある人の就業を制限する制度で、すでに、イギリスで導入されているようだ。イギリスの制度を参考にしながら、我が国でも始めようということで、こども家庭庁を中心に検討が進められているところだ。

 

イギリスの仕組みを示しているのが下図である。(参照:性犯罪から子どもを守る「DBS」 有識者会議 報告書とりまとめ _ NHK _ こども家庭庁.html)

 

 上図にあるように、DBSとは、英語の、

  Disclosure and Barring Service

                         :前歴開示・前歴者就業制限サービス

の頭文字から来ている。

図で示されているように、使用者(学校・保育所など)は、就業希望者があると、DBSに犯罪歴のチェックを依頼する。DBSから就業希望者に送付される無犯罪証明書を、使用者に、提出することとなる。性犯罪の前歴がある場合は、データベースで判明し、証明書が送付されない訳だ。

このようにして、性犯罪前歴者の職業選択の自由を、制限することとなる。

 

ネットの他のサイトで見つけた、日本版DBSのイメージ図は以下である。

(参照:日本版DBSの議論で持つべき冷静な視点 専門家が指摘するブラックリスト化の危険性:朝日新聞)

       

 

古今東西、性犯罪に関わる話題は尽きないところで、多くのスキャンダルの源となっている。

 

 

 

〇ラーケーション

 ラーケーションとは、Learningと、Vacationを繋ぎ合わせた言葉で、愛知県で始まった、親子での積極的な学習を兼ねた休暇活動のことのようだ。

ラーケーションの制度は、諸外国にはないようで、learcationという言葉は無いという。

             

この3月、愛知県の大村知事が、ラーケーションの日の構想を発表し、話題となった。

そして、この9月1日から愛知県内の、公立の小中高と、特別支援学校で実際に始まったようだ。

休暇は、年間で、3日と言われ、この休暇を、どのように過ごすかは、いろいろなアイディアがあり、ネットにも出ているが、親子や家族で話し合えば良い。

 

9月4日の発表では、一宮市、犬山市など、19市町村で導入が始まり、来年1月までに、県下の53市町村1003校が導入予定という。

 

 

 総務省のデータによれば、土曜、日曜の週末に働いている人の割合は下図のようだ。

 (愛知で始まる「ラーケーション」って何? _ NHK _ WEB特集)

    

 

上図をみると、週末の土曜、日曜に働いている人は、結構、多いと言うことだ。このことから、週末以外の、こどもが学校にゆく平日に、大人が休暇を取れる仕組みが、有効となる。

名古屋市は、休める子と休めない子が出て、格差が生まれるとして、導入を見送ったようで、この制度の導入で、忘れてはならない視点だろう。

 

 ワークライフバランス運動の中で、ワークの働き方改革に付いては、過重労働の規制など、いろんな場面で言われているが、今回の話題は、ライフに入る、休み方改革と言うべきテーマだ。

ゆくゆくは、和製英語が、国際語になるかも知れない!

 

 

 

 

 

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「いもがら」と納豆汁

2023年09月05日 17時56分15秒 | 日記

2023年9月5日(火) 「いもがら」と納豆汁

 

 

〇先月、出かけた帰路に立ち寄った、北千住駅前のスーパーで、里芋の芋茎(ずいき)が、珍しく生のまま店先に並んでいるのを見つけた。

品物の表示は、赤茶色の方は「紅ずいき」、緑色の方は、「ハスいも」とあった。

これを見て、とっさに、納豆汁でよく食べた、いもがらを思い出し、買い求めた。

 

帰宅後、指先で探しながら、茎の表面の皮を引き出して、根気の要る皮剥き作業を終わると、幅広の茎は、縦長に細く割いて、数日、天日に干した。かくして、水分が抜け、しなしなになって軟らかい、いもがらが、出来上がった。

手持のデジカメが使えないので、自家製いもがらが撮れず残念だが、以下に、ネットに出ている、市販の、いもがらの図を引用する。

 

 

〇納豆汁

納豆汁は、出身地山形の郷土料理の一つである。子供の頃、おふくろが作ってくれたものを、よく食べたことだ。

通常の味噌汁を作り、具として、いもがらが入るのがポイントだが、他に、豆腐、油揚げ、山菜、こんにゃく、きのこなどが入る。

この味噌汁に、最後に、すりつぶした納豆を入れて、納豆汁が完成である。

汁の薬味として、刻んだネギやセリを添えると風味が増す。

すり潰した納豆の独特の香りと、いもがらの、いがらっぽさが、不思議に合うのだ。

 

今般、自家製のいもがらを使って、納豆汁を作ってみた。いもがらが手に入り難いため、納豆汁を作る機会は少ないのだが、なつかしい風味を堪能したのは、久しぶりである。

自家製のいもがらは、まだ半量程残っているので、近いうちに、もう一度、納豆汁を楽しめるのが嬉しい。

 

 

ネットにある、農水省の下記サイトには、山形県の郷土料理の納豆汁が紹介されている。参照;納豆汁 山形県 _ うちの郷土料理:農林水産省.html

このサイトでは、いもがらを作るのは、からとり芋と出ていて、山形県の庄内地方の呼称のようだ。

 

下図は、このサイトから引用している。

   

 

〇納豆汁の忘れられない思い出

可なり以前のことだが、ある時、会社の同僚や、友人知人を自宅に招き、料理の一つとして、自慢の納豆汁を振舞うこととした。

後に、某メーカーの重役も務めた友人が、擂鉢(すりばち)を使って、納豆を潰す作業で、擂粉木(すりこぎ)に力が入りすぎて、擂鉢を壊してしまったのである!

その後の経過については、はっきりした記憶はなく、なんとか対処して、納豆汁を作ったと思われるが、今も、語り草となっていることだ。

 

この苦い経験を反省し、納豆の潰し方を工夫した。

粒のまま擂鉢で潰そうとすると、つるつると逃げてしまい、ついつい、力が入ってしまうのだ。このため、納豆を擂鉢で潰す前に、まな板の上に広げて、包丁を使って、縦横に刻んでいき、また、寄せて山を作って、刻んでいき、これを、繰り返すのである。

そして、細かくなったところで、納豆を擂鉢に移して、仕上げとして、擂粉木で細かく潰していく方法である。

強い力も不要で、滑らかな潰し納豆が出来るようになった。

市販の納豆には、細かに砕いた物も売っているが、香りが全然違うのだ。

先日も、この方法で、納豆汁を作っていることだ。

 

〇二つの郷土料理

山形の郷土料理には、納豆汁の外、芋煮があり、時々、作っては、楽しんでいるが、こちらで使うのは、里芋だ。

里芋の芋茎を干したものが、先述した、納豆汁に使う、いもがらである。

 

大好きな二つの郷土料理が、ともに里芋に由来しているとは、なんと、素晴らしいことだろうか!

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