つれづれの記

日々の生活での印象

ツタンカーメンのエンドウ

2009年11月26日 11時45分00秒 | 日記
11月25日 ツタンカーメンのエンドウ
 エジプトのツタンカーメンの墓の中から見つかったという、珍しいエンドウ豆を、大分前に会員から頂き、以来、毎年、春に播種し、夏の終わり頃に収穫するのを、繰り返してきた。

 2年程前から、一般のエンドウでも行われているが、秋播き(10月頃)に変えてみた。出てきた若い芽が、冬の寒さに負けずに元気に育ち、翌年には、早々と実をつけている。
広田日記

広田日記2

広田日記4

 ところが、この秋は、うっかりして、タネを蒔くのを忘れてしまった。ついこの間の、11月13日に、慌ててポットに蒔いた。この所、結構寒いので、たして無事発芽し育ってくれるか、心配である。
 若し駄目なら、まだ沢山タネが残っているので、以前のように、来年の春に蒔けばいいのだがーーーーー。
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フライパンのノウハウ

2009年11月26日 10時03分11秒 | 日記
11月○○日 フライパンのノウハウ
 昨今は、自分で料理を作る機会も多い。我が家では、長年、鉄製の中華鍋を愛用してきた。過っては、炒飯を作る時は、ご飯が鍋にくっついて、よく団子状になったものだ。
 ある時、誰だかは覚えていないが、くっつかない方法を教わった。即ち、予め空焚きで鍋を熱し、その後、油を入れ、煙が立つ位まで熱してからご飯を入れると、あら不思議、幾ら炒めてもくっ付かないのだ。焼きそばを作る時も、コツは同じであり、焦げ目の入った、香ばしい焼きそばが出来上がる。
 熱すると、ますます焦げ付きそうなものだが、そうはならない。十分に熱することで、鍋の表面に油の膜ができ、それでくっつかなくなる、と自分流に勝手に解釈している。
 一方、TVの料理番組などでは、テフロン加工のフライパンが多く使われ、炒飯などでは、予熱しなくても、くっつく様子は全く無い。是は不思議。先月、興味本位に、近くのスーパーの食器売り場で、850円也の安いテフロン加工のフライパンを手に入れ、早速使ってみた。やはり、予熱しなくても、くっ付かない。むしろ、空焚きすると、フライパンを傷める、と注意書きされている。このところは、手軽に使えるこのフライパンの出番が、すっかり多くなってしまった。
 是まで、炒飯や焼きそばを作る時は、鍋を十分予熱してからという、自分なりに体得したノウハウが、自慢だったのだが、今や、全く不要になったというのは、少しショックで残念である。が、技術の進歩で、誰でも楽しく料理が出来るようになったことを、素直に喜ぶべきなのであろう。

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「天地人」最終回

2009年11月25日 15時44分43秒 | 日記

11月22日(日) 「天地人」最終回

 今年のNHK大河ドラマ「天地人」は、自分にとっては、是までの多くの作品の中でも、印象深い物の一つである。葛藤が繰り返され、天下が次第に統一に向かっていく大きな時代の流れと、個としての主人公の兼継(幼名 与六)周辺が、よく描かれているためなのかも知れない。
 最終回の最後のシーンは、特に素晴らしいと思った。妻で、幼友達のお船が拾ってくれた赤い紅葉の葉を、大事そうに両の掌に抱えた与六が、深い感動の中で眠るように静かに目を閉じる。お船も無言のまま、そっと側に寄り添う。
 与六は、心地よい居眠りを始めたのか、それとも、あのまま息を引き取ったのかは定かではない。どうしたことか、隣のお船も、一言も言わず、少しも慌てた様子も無く、そっと身体を夫の方へ傾ける。時間が止まってしまった!
 きっと彼女は、夫が、紅葉になって、空を舞っている姿を思い浮かべているのであろう。戦乱の世にあって幾多の苦難を乗り越え、最愛のわが子を失うなど、二人の間の幾つかの危機も乗り越えた後の境地であろうか。
 あの場面を観ていて、ほんのもう一寸、角度にしてあと1~2度、彼女が寄りかかればいいのに、と思った。が、もっと寄りかかれば、夫が倒れてしまうことを、妻は察していたのであろう。
 夫婦愛の一つの極地を見た思いである。余韻を残しながら、大きな感動を与えてくれた、大河ドラマのエンディングの場面ではあった。



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