つれづれの記

日々の生活での印象

プリンタインク  その後

2016年05月31日 09時59分47秒 | 日記

2016年5月31日(火) プリンタインク その後

 

 

 先日、自家用プリンタのインクについて、一部を純正品から、互換品に替えた事について、下記記事、

     プリンタインクの互換品 (2016/5/18)

 

を、投稿したところだ。

 最近の互換品には、ヘッド機能が付いていて、残量表示が出来るようになったのはいいのだが、それと引き換えに、コストアップし、価格的には、純正品よりもやや安い程度と、魅力が薄れている事も述べている。

 

 本稿は、その後の使用経過についての報告である。

 

 

◇ インクのセット状況

 互換品には、筆者の仮称だが、

     一体型:ヘッド付きのカートリッジと、インクタンクが一体となっているもの

     分離型:ヘッド付きのカートリッジと、インクタンクが分離していて、タンクだけを取り替えが出来るもの

の、2つの型があり、前稿で述べたように、2色について、現プリンタでは初めて、

     Y(イエロー): 分離型

     C(シアン) :   一体型

の2形式の互換品を、入手した。

 

 そして、程なくして、Yの純正品がインク切れとなったので、上記の互換品に取り替え、それとほぼ並行的に、Cもインク切れとなったので、上記の互換品をセットした。

暫くの後、Yの残量が無くなって来たので、カートリッジは残して、予め購入していた、インクタンクに取り替えた。

 前稿では、ここまでの状況について述べたが、インクのセット状況は、下のようになる。

              BK GY  Y   PBGK  C      M 

   純正品       ○  ○        ○                     ○

   互換品(分離型)      タンク        

   (一体型)                      カートリッジ

 

 そして、暫くして、純正品の、M(マゼンタ)の残量表示が×になったので、新たに入手している互換品(分離型 カートリッジ)に取り替えた。

更に、Cも、互換品(一体型)の残量が無くなった(×)ので、新たに入手している、分離型のカートリッジに取り替えている。

 このようにしたのは、Y、C、Mの三色とも、全て互換品(分離型)に統一して、後は、カートリッジを残して、タンクの取り替えだけで、極力、安くできるとの思惑だ。 

 

此処までの、インクのセット状況は、下のようになる。

             BK GY  Y   PBGK  C       M 

   純正品      ○   ○        ○

   互換品(分離型)      タンク       カートリッジ カートリッジ

        (一体型)                 

この状況で、暫し、使ってみたのである。

 

◇ M色が出ない!

 所が、通常のカラー印刷を行ったある日のこと、原因不明ながら、突然に、印刷された地図文書が、黄色っぽくなり、M色抜きになってしまったのである。(下図 下段)  

     

            上段 正常な地図   下段  M色抜きの地図

  Mは、パソコン上の残量表示では、まだ十分残っているのに、 ユーティリティ機能を使って、「ノズルチェックパターン」を印刷してみると、M色が抜けて、空白になる。(下図 左)

 然らばと、インクの出口が詰まっているのかもと思い、インクの出を良くするために、ユーティリティの「クリーニング」を行ったが、変化は無かった。更に、「強力クリーニング」を行ったところ、チェックパターンに、M色のパターンが現れた。(下図 右)

 しかし、このように印刷が正常になるのは一時的で、暫くすると、再度、M色抜きの印刷となる。

 また、或る時は、チェックパターンのM色が、殆ど、茶色になった事もある。

 

          チェックパターン(M色抜け)                          チェックパターン(正常)

 

 このような、不安定な状況が続き、強力クリーニングとパターン印刷等を何度も繰り返す内に、各インクの残量が、急速に少なくなって行った。

 

◇ 純正品に戻す! 

 なにはともあれ、安定しないMを、残量はあったのだが諦めて、純正品に戻した。その結果、幸いに、インクホルダーとプリンタ本体との間の、最も肝心なインターフェース部分は正常だったようで、正常ななカラー印刷に戻った。

互換品を使ってトラぶったことの後遺症は、無かったようで、ほっとした。 最悪の場合は、純正品に戻しても、Mについては印刷不良となり、カラープリンタとして使いものにならなくなることも覚悟したのだがーーー。

 

 Mの不良の原因は、全く不明であり、同じメーカーの他の、Y、Cも、何時、不良になるか不安も残る。こんなことから、セットしている他の互換品(分離型のY、C)についても、残量表示が、×になった時点で、プリンタのOKボタンで騙して使用するのは止めて、早目に、純正品に戻した。

 この結果、現在は、プリンタ購入時と同じく、全ての色が純正品になって、正常に動作している。プリンタ本体とインクカートリッジのインターフェースが、無事だったことは幸いであった。

 

 前稿の最後でも予期していた事だが、結局、純正品に戻すこととなった訳だ。 互換品によるコストダウンの思惑は、外れてしまった格好である。

以前、インクの詰め替えもやる等、互換品等で、かなり、プリンタを苛めた事があり、因果関係ははっきりしないものの、プリンタを駄目にしたことがある。

 今回のトラブルで、インクの互換品(模造品)に対する信頼が無くなり、経済的な魅力もほぼ消えうせた。麻薬ではないが、漸くにして、誘惑から解放された、と言えるだろうか。

 

 今後は、純正品を使いながらの、ランニングコストの削減が重要となるが、量販店の利用に加え、ネット通販への拡大や、多色セットでの購入なども、活用する方向となろうか。

 

 

「余談」

 近隣と都心にある、同じ系列下の量販店で、同じと思っていた、割引のポイント数が、以下のように、かなり違う事が、最近、判明した。

    近隣のK量販店  1%

    都心のB量販店 10%程度

純正品のカラーインクの値段は、

    標準容量   800円

    大容量   1200円

位だが、仮に、大容量インクを2本買うとすると、ポイントは

       片や  24円、片や  240円

と、可なりの違いとなるのである!

 都心に出るのには交通費が掛かるが、他の用事の序に、買い物をすればよいことだ。

 

 

 

 

 

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女子バレー リオ五輪最終予選 

2016年05月26日 15時01分46秒 | 日記

2016年5月26日(木)  女子バレー リオ五輪最終予選  

 

  国内の代々木体育館での開催とあって、身近に感じられ、TVのライブ中継も見やすかった、女子バレーのリオ五輪最終予選だったが、辛うじて、日本が出場権を手にすることができて終了した。4年前のロンドン五輪で、久々にメダル(銅)を獲得した日本チームだが、この夏の、リオでの活躍が楽しみである。

この28日からは、男子の最終予選が始まる。 

  本稿では、前代未聞のレッドカード騒動で、運命が大きく分れた、日本とタイの対戦を中心に取り上げたい。 

 

○ リオ5輪出場チームの概況

 リオ五輪には、全部で12チームが出場するが、既に、昨年のワールドカップや各大陸予選で優勝するなど、7カ国の出場が決まっている。

    開催国            :ブラジル

    ワールドカップ 1・2位  :中国 セルビア

    各大陸予選   1位   :アメリカ(北中米)  カメルーン(アフリカ) 

                                        ロシア(ヨーロッパ) アルゼンチン(南米)

 残る5つの枠を巡って、日本とプエルトリコの2か所で最終予選が行われた。日本大会は、アジア大陸の予選も兼ねていて、4つの椅子を巡って、以下の、8カ国のチームが争う事となった。いずれも、各大陸での強豪揃いだ。

      ペルー  ドミニカ  イタリア   オランダ

      日本   韓国    カザフスタン タイ  

  予選は、8チームの総当たり戦である。この中から、対戦結果による順位づけで、アジア代表1枠と、残り3枠のチームが決まる。

順位は、基本は、勝敗数で決まるが、これが同じ場合は、セット率(勝セット数/負セット数)、更には、勝ち点(3-0で3、2-1で2、1-2で1、0-3で0点)で決められることとなっている。

 尚、プエルトリコ大会では、1枠が、プエルトリコに決まったようだ。

 

○ 日本の活躍

 日本は、緒戦のペルー戦、第2戦のカザフスタン戦とも、3-0で、順調に勝ち進んだが、第3戦は同じアジアの宿敵韓国との対戦で、1-3で敗れてしまい、先行きが暗くなった。

 第4戦はタイとの対戦である。タイは、この所、腕を挙げていて、ロンドン5輪の予選では、日本に惜しくも敗れて出場を逃している。 今大会での日本の対戦状況は、以下のように、冒頭の1セット目を失い、第2~4セットは、交互に取るシーソーゲームが続き、第5セットにもつれ込んだ。

        セット  勝敗  得点 失点

     第1セット ●    20-25

     第2セット ○    25-23

     第3セット  ●     23-25 

     第4セット ○    25-23 

 運命の第5セットは、タイの優勢裡で進められたが、途中、審判の判定を巡って、双方から、何度かチャレンジが行われた。

 そして、スコアが8-12と、日本が大ピンチの状況で、タイチームの監督がチャレンジしたことに対して、主審から、何と、レッドカードが提示され、日本に、1点加点されたのである。

 TVのLIVEでは、何が何だかよく分らなかったのだが、後で判明した事は、タイ側でタブレット端末を使って、選手交代を要求したが伝わらなかったようで、その事で、監督が審判に聞きに行ったところ、レッドカードを提示されたと言う。

 この直後だったろうか、日本のセッター宮下が、サービスエースを決めている。

この連続得点で、10-12となって、日本チームのムードが一気に高まったのは否めない。

 

 そして、日本が追い上げ、追いついて、13-12と逆転した時、タイベンチからチャレンジがあったようだ。これも、後の話では、日本のバックアタックの時に、ラインを踏んだのではないかとのクレームだったようだ。試合中でもチャレンジはできるが、ただし、5秒以内ということだ。タイからの要求は、時間を過ぎていたために無効となったが、タイベンチは、タイムアウトを要求したが、それが、遅延行為とみなされ、再び、タイチームにレッドカードが出されたようだ。 

日本は、労せずして、たなぼた式に加点し、14-12と、マッチポイントとなった。最後は、迫田が決めて、このファイナルセットを物にした。

     第5セット ○  15-13  

 

これで、セットカウント3-2で、日本の勝ちとなった。

         勝ち点     日本2 タイ1

         得点(失点) 日本108  タイ109 

この結果、第4戦までで、日本は3勝1敗となり、リオへの望みが繋がったのである。

 

 第5戦は、3-0でドミニカに圧勝したが、次の第6戦のイタリアには、残念ながら、接戦の末に、セットカウント2-3で敗れたのだが、2セット取った事で、最終戦の結果に関わらず、日本は、念願の、リオオリピックへの出場権を確定した。

 最終のオランダ戦は、見応えのある試合で、3-2で接戦を制したのは立派である。体格・体力的に上回る相手に対して、日本チームは、真鍋監督の下、メンバーそれぞれの技を生かし、皆の団結力をもって戦ったと言えるだろうか。

 

 我らが日本チームの、愛すべき14名のメンバーは、下図である。経験豊富なベテランと、若手とがバランスしているだろうか。

筆者は、最近まではバレーボールのTV中継を、偶にしか見なかったので、顔と名前が一致するのは、木村、荒木、長岡の各選手だけと、ごく一部だったのだが、本大会のTV観戦で、ほぼ全員の名前が、言えるようになったのは不思議な位だ。 ママさん選手も居ることは嬉しいことである。(大会概要 | 2016リオデジャネイロオリンピックバレーボール世界最終予選

   

 

 

 ○ 全体のランキング

  今大会の最終結果は下図である。(ランキング | 2016リオデジャネイロオリンピックバレーボール世界最終予選 )

  

 表にあるように、勝敗数と、セット率から

     イタリア、オランダ、日本(アジア1位)、韓国

が、リオ五輪への出場権を獲得した。タイは5位で、今回も惜しい所で出場出来なかった。

  

○ ビデオ判定

 最近のスポーツでは、審判の判定を巡って不服がある時は、ビデオ判定を求められることが、ごく、普通になって来ている。 

*身近なところでは、大相撲の物言い、プロ野球でのクレームがある。 

*テニスでは、錦織選手が活躍するATP大会等で、「チャレンジ」はお馴染みだが、セットで3回迄と制限はあるが、成功する限り何度でも出来るようだ。 チャレンジの結果、専門に監視している線審のコールが、ビデオ判定で覆ることが結構あるのは、興味深い事で、人間の目と機械の目との、鬩ぎ合いにもみえる。

テニスコートによっては、チャレンジに対して、機械判定を使わず、審判がわざわざ、ボールの落下点まで足を運んで、地面に残っているボールの跡を確認する情景がみられ、どこか、微笑ましさを覚えることだ。

 *バレーボールで、ビデオ判定を求めるチャレンジシステムが、試行期間を経て、国際大会に正式に導入されたのは、2014年の世界バレーからのようだ。タブレット端末で、ベンチからチャレンジをリクエストできるようだ(1セットで2回まで可)。一方、選手の交代や、タイムアウトの要求も、このタブレット端末を使う事となっているようだ。未確認だが、タブレット端末の導入は、今大会からとの情報もある。

 

○ レッドカード

 格闘技に近い、サッカーやラグビーでは、レッドカードはお馴染で、悪質な危険行為をした当該選手は、退場となり、終了まで、1名少ない人数で戦うこととなる。

 バレーでは、ネットを介した対戦であることから、選手の危険行為は考えられない。 従って、バレーでのレッドカードは、頻度は少なく、試合の進行を意図的に妨害する、遅延行為が主になるのだろうか。そして、レッドカードで、相手側に加点されると言う、変わったルールであることも、今回、初めて知ったことだ。

 今回のハプニングを見る限り、ベンチ、審判を含め、タブレット端末を使ったチャレンジシステム全体としては、まだ、習熟度が低く、十分には定着していないように見える。

 チャレンジを濫用して、時間稼ぎをしたり、相手のペースを狂わす、といった、やや悪質な使い道もあり得ることだが、今回、主審が、遅延行為と見做し、レッドカードを提示したたことは、かなり性急にみえる。 導入して余り間が無いシステムへの習熟の一環として、性善説に立って、タイの監督のクレームを聞き、丁寧に対応しても良かったと思う。(少なくとも1回目は)

タイの監督やチームメンバーとしては、憤懣やる方なし、ということだろう。

今回のチャレンジ騒動は、観客から見れば、様子が分らずイライラさせられた、という印象が強い。 

 

 日本―タイの対戦の後、国際バレーボール連盟(FIVB)は以下の様な声明を出しているようだが、あくまでも、タイ側の責任とするスタンスだ。(バレーのビデオ判定要求「端末操作の習熟を」 国際連盟 (朝日新聞デジタル)) 

“国際バレーボール連盟(FIVB)は21日、記者会見を開き、今大会で実施しているビデオ判定を求める「チャレンジシステム」について、参加国がチャレンジを要求する際に使うタブレット端末の操作に習熟するよう求めた。”

 

○ レッドカード提示が無かったら?

 ここで、あくまでも仮定の話だが、若し、日本―タイ戦の第5セットで、レッドカード提示は無く、主審等が丁寧に対応し、日本が、例えば、10-15で負けていたとしたら、結果は如何なっただろうか、見てみたい。

先述の順位表で、第5戦以降の、日本、タイ、韓国の成績はそのままと仮定すると、

   タイは、5勝2敗で3位で出場権    アジア1位

   日本は、4勝3敗で4位で出場権  アジア1位を除く全体3位

   韓国は、4勝3敗で5位で敗退     勝敗数では日本と同じだが、セット率で5位

となる。

 でも、日本の士気は更に下がったと考えると、日本のセット率が、韓国より悪くなって、出場権が得られなかったかも知れない!

 

 殆ど諦めかけていたタイ戦の最終セットの土壇場で、2枚のレッドカードで加点されたことが、日本チームの雰囲気を変え、勝利に大きく繋がった要因、と筆者はみている。 

でも、大方のマスコミ等では、この事で勝てたとは殆ど言わず、あくまでも、選手達の力と頑張り、としているのだがーー。

 

 ただ、日本チームとして、又、開催国として、タイの監督が非難しているような、やましい不正は、何らしていないのは事実であろう。

主審は、メキシコ人だったようで、公正に判断したと思われるが、やや杓子定規に、レッドカードの規定に従った、と言う事かもしれない。

 

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地震大国  日本

2016年05月23日 17時02分21秒 | 日記

2016年5月23日(月) 地震大国  日本

 

 熊本地震から、1ヶ月以上が経過したが、現地での復旧、復興への道のりは遠いようだ。

本稿では、地震自体に関して、その後の経過や、地球規模での地震の状況について、とりあげることとしたい。

 

 

○ 熊本地震の時間経過 

 素人目には、熊本・大分地域での地震活動は、可なり治まって来ているように見える。

震度1以上の地震の総回数は、漸減傾向だが、下図にあるように、強さ(震度)別の地震の発生回数では、かなりの減少傾向が見える。(熊本地震から1ヶ月…今後も最大で震度6弱程度の余震恐れも - NAVER まとめ )

 当初は、強い地震(赤~橙~黄色)も多かったが、次第に弱くなり、これらの回数も減少して来ている様子がうかがえ、5月の第2週頃からは、震度4以上が無く、震度3以下(青色)の地震だけになっているようだ。

震度4以上の強い地震の回数は、震度7が2回、震度6が5回(6が2、6が3)、震度5が11回(5が4、5が7)、震度4が88回等となっている。

    

           強さ別の経過と総回数(5/13現在)           総回数(5/2現在)

 

 でも、先日14日の気象庁の発表・会見では、余震はやや治まって来ているものの、震度6弱~5強程度の地震に、今後2カ月程度は注意するように、とのことである。

公共の地震担当機関としては、上述のように、震度6から5弱も起り得る、と、極めて安全サイドで言うしかないのだろうが、 地中の状況は、よく見えないこととは言え、歯がゆい思いも感じることだ。

 

○ エクアドル地震

 熊本地震とほぼ同時期の5月16日に、地球の反対側のエクアドルで、九州をうわまわる、マグニチュード(M)7.8の大地震があったようで、コレア大統領は23日、死者が646人に達したことを明らかにした。行方不明者は130人、負傷者は1万2492人に上り、2万6091人が避難生活を余儀なくされている、という(地震の死者646人に=エクアドル (時事通信) - Yahoo!ニュース)。

 地球規模で見た、同時期の地震発生分布は下図のようで、九州、エクアドル以外の、環太平洋の各地で、震度4.5以上の地震が、呼応するかのように、多発しているという。地球の内部は、どの様に、互いに関係しているのだろうか。 (日本とエクアドルの巨大地震は、環太平洋火山帯の地震活動が活発化している結果かもしれない | ワールド | 最新記事 | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

   

 ○ プレートテクトニクス

 地球規模の地震現象のメカニズムについては、プレートテクトニクス理論があり、地球を覆っている主要なプレートの境界で、地震が発生する、と言われている。(逆に、地震や火山活動等の調査・分析から、この理論が編み出された、と言うべきだろうか)

下図は、地球上での地震の発生状況と、主要プレート境界を示したものだが、太平洋を取り巻く、環太平洋地震帯が著名である。(気象庁 | 地震発生のしくみ より)

   

各国での批准が今後進められる、TPP協定(環太平洋経済連携協定)に参加する12か国は、ほぼ、このレッドゾーンに位置している。

 

 日本の国土は、正に、この地震帯の真上にあるという、宿命的な立地で、世界に冠たる地震大国・火山大国と言える。

下図は、日本周辺の、4つの各プレートのせめぎ合いの状況を示した拡大図だが、今回の熊本地震が起った地域は、中央構造線という地溝帯になっている。(≪天災≫に於ける人間〈二一〉-<東日本大震災>〈6〉氷河-  より)

   

  以前、当ブログの下記記事、

     御嶽山の噴火 7 地球の火山 (2014/11/15) 

で、火山活動との関連で、プレートテクトニクスをとりあげたことがある。

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プリンタインクの互換品   

2016年05月18日 15時00分34秒 | 日記

2016年5月18日(水)  プリンタインクの互換品 

 

 

 過日、下記記事

       プリンタインクの話題  1~3 (2016/2/26、3/10、3/18)

 

を投稿したところで、その3では、一部のインクを、純正品から互換品に取り替える所まで触れており、本稿は、その後の経過報告である。

 

 

 互換品では、経済性とともに、大きな関心事は、残量表示がどうなるか、である。少し以前だが、互換品を使う一方で、純正品の使用済みカートリッジに孔をあけて、インクの詰め替えまでやったことがある。

これらでは、インクの残量は全く表示されず、手探りのプリントアウトを経験している。

 

 前稿にもあるが、純正品では、インクの残量に応じて、下図のように表示される。

 

   意味          PC画面上       プリンタ装着

   残量が十分ある  棒グラフ表示     装着ランプが明灯

   取り替え準備    びっくりマーク    装着ランプの遅い点滅

   取り替え指示    警告マーク   ×   装着ランプの早い点滅 

最近の互換品では、残量表示が行われる、というのが謳い文句だが、果たして、実際はどうなのか、見極めることとしている。

 

○互換品での残量表示

  最近、自家のプリンタの純正品のMの表示が、から、取り替え指示の警告マーク×となったのだが、OKボタンの操作で騙しながら、暫時、期間を延長して使って来た。

 

  一方、これまで、Y、Cの2色で互換品を使って来たが、互換品としての違いを見るため、Cは一体型を、Yは分離型を使って来た。分離型は、カートリッジの初期コストは、やや大きいが、継続して使用する場合は、インクタンクの取り替えだけで済むという。

暫くして、Y、C相前後して、PC画面上の残量表示が、取り替え準備になったのである。

 

 このタイミングで、これからは、互換品をもう少し使ってみようということで、先日、量販店に行き、準備のため、M、Y、Cの三種の互換インクを手に入れた。Yは、インクタンクだけを購入し、M、Cは、今後の経済性を期待して、新規に分離型カートリッジを購入した。 

 

そして程なくして、互換品であるY、Cの、PC画面上の残量表示が、から×になった。

 このように、残量表示に関しては、互換品でも、取り替え準備、取り替え指示警告×とも、チャンと行われることが確認出来た訳で、これは、一頃に比べれば、大きな進歩である。

  

○取り替え時の問題

 先ず、これまで、×表示になっている純正品のMを、互換品に取り替えた。

 続いて、×表示になったY、Cも、新たに購入した互換品に取り替えたのだが、この時に、問題を経験した。

Yは、インクタンクだけの取り替えになるのだが、カートリッジから旧インクタンクを外し、新インクタンクをセットする時、インクが周辺に漏れ出ていて、ティッシュで拭きとったものの、可なり手が黄色に汚れてしまった。

一方、Cは分離型のカートリッジの新品だったのだが、装着時にインクが出口から漏れて、手が可なり青く染まってしまった。純正品では無かったことだ。

プリンタへの装着表示では、互換品では、純正品のように、残量の×に応じた、ランプ表示の、遅い、早い点滅はない。

 

 かくして、3種が互換品となったプリンタでのインクの装着状況は、現在、下図のようになっていて、正常に動作している。

  Y左3、C右2、M右1が互換品 これらの装着表示は暗灯

 

○互換品の経済性等と今後

 プリンタインクの互換品は、以前に比べて、残量表示や装着表示が、格段に向上したことが、今回、分った。(以前は、互換品を装着しても、ランプ表示は無かった)

でも、その分、コストアップし、価格がそれ程安くは無くなって、純正品に対する最大の魅力が、少なくなったようでもある。

 純正品に比較して、互換品の一体型は、やや安い程度だろうか。一方、分離型でも、初期のカートリッジの場合は、やや安い程度だが、インクタンクだけだと、かなり安くなる。

残量を検出するヘッドの部分のコストが支配的なようで、これを持たない以前の互換品が、安価だった理由だろうか。

 

 又、ヘッドを残して再利用する分離型は、コスト的には魅力はあるものの、上述のように、インクタンクを取り替える時は、注意しても、かなり手が汚れてしまった。

更に、分離型でカートリッジを繰り返し利用した時の、ヘッドの残量表示機能は大丈夫だろうか、気になるところでもある。

 

 所詮、模造品は模造品でしか無い、と言う事なのだろうか。

今後は、現用の互換品を使い切った後は、やはり、純正品に戻したいと思っている。この場合、ランニングコスト削減のため、量販店の利用だけでなく、ネット通販の活用、多色セットでの購入などを進める一方、印刷頻度そのものを、極力減らす工夫も、重要だろうか。

 

 

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菖蒲湯と母の日

2016年05月13日 11時00分36秒 | 日記

 

 

2016年5月13日(金)  菖蒲湯と母の日

 

 今年のゴールデンウィークも過ぎ、新緑が鮮やかな季節となり、世は通常モードに戻って動いているが、この時期に因んだ、我が家の恒例行事について、簡単に取り上げる。 

  

 5月5日の子供の日を前にした先日、近隣のスーパーに買い物に出たら、入口に、食欲をそそられる、懐かしい柏餅が並んでいた。 

店内には、数本が束になった、ショウブ(菖蒲)が沢山出ていたので、促されるように買い求めた。古来、身体に良いとされ、端午の節句の頃に、薬湯等として楽しむのが習わしとなってきたのが、このショウブである。

 

 ショウブは、植物分類上は、サトイモ科に属し、細長い葉の形は、花を愛でるアヤメ科にそっくりだが、株元が赤紫色をしていて、独特の香りがあるのが特徴だ。

最大の違いは花で、ショウブは、下図のように、がまの穂に似た細長い黄緑色の、目立たない花をつける。(ネット画像より)

生まれ育った、田舎の川べり等で、野生のショウブの葉や花を、よく見かけたものだ。

          

            ショウブの花                                   ハナショウブの花

 アヤメ科には、園芸品種の、アヤメ、ハナショウブ、カキツバタなどの、鮮やかな花々があるが、以前、これらを、ショウブと呼んだり、菖蒲と書いてアヤメと読む等もあって、呼称が混乱している。都内の堀切菖蒲園の主役は、ハナショウブである。

混乱を避けるために、5月節句の本家のショウブを、匂い菖蒲と区別して呼ぶこともあるようだ。 

 

 我が家では、程なくして、そのスーパーの店頭で、ピンク色の大輪のユリの花が出ているのを見つけ、8日の母の日のプレゼントとして、同居している息子が、買い求めてくれた。

これが、早速、風呂場ギャラリーに飾られたが、菖蒲湯との二本建てとなり、下図のように、風呂場が、俄に活気づいた。

         菖蒲湯と風呂場ギャラリー

 

 ユリと言えば、大輪で堂々たる白い花の、カサブランカが有名だが、最近人気のある、今回のユリの品種は、ソルボンヌと言うそうな。 同名の大学がパリにあるので(正確には、パリ大学の通称とか)、てっきり、フランス生まれと思いきや、東洋系のユリという。

品のある華やかなピンク色の大輪の花で、匂いもかなり強い。ショウブの香りはとても太刀打ちできず、こちらは存在感が薄れてしまい、早々と退散となった。

ユリの蕾は最後まで咲くと言われるが、短い期間に、今や、殆ど全てが開花している。

  

    ソルボンヌ

 

  ユリと共に、母の日を象徴する、定番の、赤紫色と、桃色の斑入りのカーネーションも一緒である。 

   カーネーション

 

 

  初夏も過ぎたような、今日の外の日射しには、今年は、早々と暑くなるような予感がある。

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