2011年3月14日(月) 東京スカイツリー 世界一の日本のシンボル
建設中の東京スカイツリーが、 去る3月1日に、601mと、自立式電波塔としては、世界一の高さになった。我が家から見える姿は、最近は、殆ど変っていないのだが、今日の見え方は、五段階で言うと、視界1~2位で、ぼんやりしている。
(当ブログ 東京スカイツリー 武蔵くん(2010/9/4) 参照)

第二展望台から上の部分の建設は、展望台を足場にしたクレーンで、上部を持ち上げて隙間をつくり、そこに増設の機材を嵌めこむという、面白い工法となるようだ。
これまでの、自立式電波塔としての世界一は、中国広州市にある、広州タワーで、昨年11月の広州アジア大会後に完成したばかりで、高さは、600mであった。でも、日本のスカイツリーは、まだ建設途上で、業務開始は来春なので、それ以降でないと、正式な、世界一とは言い難く、日中関係上からも、中国の国民感情を刺激しないように、控え目にした方がいい!?
昨年の10月に、知人を、ツリーの真下まで案内して以来、
(当ブログ 東京スカイツリーの見物スポット(2010/10/31) 参照)
遠望のみで、近くには行っていないのだが、本体の姿が固まるにつれ、タワーの内部や、周辺の建設が、盛んになっているようだ。
テレビ電波の地デジ移行は、関東地方では、スカイツリーの完成を待たずに、この7月24日に完了するので、少し残念である。でも、電波塔としてのスカイツリーの今後の役割としては、極めて大きなものがあり、言い方を変えれば、電波利用上の、大きな余裕をもった準備、とも言える。
当分の間は、東京下町の、いや、日本の、世界に誇れる新名所として、大いに活躍してくれることを、期待したいものである。
先日、スカイツリーのサイトを見ていて、ロゴマークがあることを発見した。下図に示すように、3本脚のタワー本体を、名前のごとく、ツリー(樹木)に見立てて、空へ伸びる木の幹とし、その周囲に配した、カラフルな円形のドットで、葉や、花や、果実を、表している。この木の下に、多くの人が集い、未来に向かって進んでいくように、との願いを込めた、シンボリックなロゴマークである。
わが国の技術の結晶といえる作品にして、以下の7つの日本の伝統色が、使われているのを知った時は、素直に嬉しかった。

それぞれの色に、花言葉ならぬ、以下の様な、「色言葉」を託しているので、和色大辞典から借用した、色見本を示しながら、簡単に触れてみたい。 各色と、空、葉、花、果実との対応は、自分が勝手に推測したものである。
○空を表している 空色(そらいろ)
「エコロジー」
・空色は、文字通り、晴れた青空を示す、爽やかな色。エコロジーにも通じよう。
○葉を表している 常盤色(ときわいろ)
「伝統」
・常盤色は、古来、日本人が賞でてきた、常緑樹の緑の色である。
萌黄色(もえぎいろ)
「若さ」
・萌黄色は、若々しい新芽の色で、日本らしい色の一つであり、先日の当ブログでも
触れている。(日本の伝統色―歌舞伎の引き幕 2011/3/2)
○花を表している 紅梅(こうばい)
「華やかさ」
・紅梅は、紅い梅の花のもつ、落ち着いた中での、華やかさ、と言えよう。
刈安色(かりやすいろ)
「みんなの」
・刈安色という名の色は、初めて知ったが、すっきりした黄色で、この色に、多くの
人が集まる雰囲気を、託したのであろうか。
○果実を表している 黄金色(こがねいろ)
「未来」
・黄金色は、太陽や豊かな実りなどを表す、輝く色で、未来志向でもある。
江戸紫(えどむらさき)
「粋」
・江戸紫は、青っぽい紫色で、江戸の下町らしく、粋を表すとは、よく言ったもの
だ。自分の愛好するクレマチスに、この名のついた品種がある。
建設中の東京スカイツリーが、 去る3月1日に、601mと、自立式電波塔としては、世界一の高さになった。我が家から見える姿は、最近は、殆ど変っていないのだが、今日の見え方は、五段階で言うと、視界1~2位で、ぼんやりしている。
(当ブログ 東京スカイツリー 武蔵くん(2010/9/4) 参照)

第二展望台から上の部分の建設は、展望台を足場にしたクレーンで、上部を持ち上げて隙間をつくり、そこに増設の機材を嵌めこむという、面白い工法となるようだ。
これまでの、自立式電波塔としての世界一は、中国広州市にある、広州タワーで、昨年11月の広州アジア大会後に完成したばかりで、高さは、600mであった。でも、日本のスカイツリーは、まだ建設途上で、業務開始は来春なので、それ以降でないと、正式な、世界一とは言い難く、日中関係上からも、中国の国民感情を刺激しないように、控え目にした方がいい!?
昨年の10月に、知人を、ツリーの真下まで案内して以来、
(当ブログ 東京スカイツリーの見物スポット(2010/10/31) 参照)
遠望のみで、近くには行っていないのだが、本体の姿が固まるにつれ、タワーの内部や、周辺の建設が、盛んになっているようだ。
テレビ電波の地デジ移行は、関東地方では、スカイツリーの完成を待たずに、この7月24日に完了するので、少し残念である。でも、電波塔としてのスカイツリーの今後の役割としては、極めて大きなものがあり、言い方を変えれば、電波利用上の、大きな余裕をもった準備、とも言える。
当分の間は、東京下町の、いや、日本の、世界に誇れる新名所として、大いに活躍してくれることを、期待したいものである。
先日、スカイツリーのサイトを見ていて、ロゴマークがあることを発見した。下図に示すように、3本脚のタワー本体を、名前のごとく、ツリー(樹木)に見立てて、空へ伸びる木の幹とし、その周囲に配した、カラフルな円形のドットで、葉や、花や、果実を、表している。この木の下に、多くの人が集い、未来に向かって進んでいくように、との願いを込めた、シンボリックなロゴマークである。
わが国の技術の結晶といえる作品にして、以下の7つの日本の伝統色が、使われているのを知った時は、素直に嬉しかった。

それぞれの色に、花言葉ならぬ、以下の様な、「色言葉」を託しているので、和色大辞典から借用した、色見本を示しながら、簡単に触れてみたい。 各色と、空、葉、花、果実との対応は、自分が勝手に推測したものである。
○空を表している 空色(そらいろ)

・空色は、文字通り、晴れた青空を示す、爽やかな色。エコロジーにも通じよう。
○葉を表している 常盤色(ときわいろ)

・常盤色は、古来、日本人が賞でてきた、常緑樹の緑の色である。
萌黄色(もえぎいろ)

・萌黄色は、若々しい新芽の色で、日本らしい色の一つであり、先日の当ブログでも
触れている。(日本の伝統色―歌舞伎の引き幕 2011/3/2)
○花を表している 紅梅(こうばい)

・紅梅は、紅い梅の花のもつ、落ち着いた中での、華やかさ、と言えよう。
刈安色(かりやすいろ)

・刈安色という名の色は、初めて知ったが、すっきりした黄色で、この色に、多くの
人が集まる雰囲気を、託したのであろうか。
○果実を表している 黄金色(こがねいろ)

・黄金色は、太陽や豊かな実りなどを表す、輝く色で、未来志向でもある。
江戸紫(えどむらさき)

・江戸紫は、青っぽい紫色で、江戸の下町らしく、粋を表すとは、よく言ったもの
だ。自分の愛好するクレマチスに、この名のついた品種がある。