つれづれの記

日々の生活での印象

プリンタインク  その後

2016年05月31日 09時59分47秒 | 日記

2016年5月31日(火) プリンタインク その後

 

 

 先日、自家用プリンタのインクについて、一部を純正品から、互換品に替えた事について、下記記事、

     プリンタインクの互換品 (2016/5/18)

 

を、投稿したところだ。

 最近の互換品には、ヘッド機能が付いていて、残量表示が出来るようになったのはいいのだが、それと引き換えに、コストアップし、価格的には、純正品よりもやや安い程度と、魅力が薄れている事も述べている。

 

 本稿は、その後の使用経過についての報告である。

 

 

◇ インクのセット状況

 互換品には、筆者の仮称だが、

     一体型:ヘッド付きのカートリッジと、インクタンクが一体となっているもの

     分離型:ヘッド付きのカートリッジと、インクタンクが分離していて、タンクだけを取り替えが出来るもの

の、2つの型があり、前稿で述べたように、2色について、現プリンタでは初めて、

     Y(イエロー): 分離型

     C(シアン) :   一体型

の2形式の互換品を、入手した。

 

 そして、程なくして、Yの純正品がインク切れとなったので、上記の互換品に取り替え、それとほぼ並行的に、Cもインク切れとなったので、上記の互換品をセットした。

暫くの後、Yの残量が無くなって来たので、カートリッジは残して、予め購入していた、インクタンクに取り替えた。

 前稿では、ここまでの状況について述べたが、インクのセット状況は、下のようになる。

              BK GY  Y   PBGK  C      M 

   純正品       ○  ○        ○                     ○

   互換品(分離型)      タンク        

   (一体型)                      カートリッジ

 

 そして、暫くして、純正品の、M(マゼンタ)の残量表示が×になったので、新たに入手している互換品(分離型 カートリッジ)に取り替えた。

更に、Cも、互換品(一体型)の残量が無くなった(×)ので、新たに入手している、分離型のカートリッジに取り替えている。

 このようにしたのは、Y、C、Mの三色とも、全て互換品(分離型)に統一して、後は、カートリッジを残して、タンクの取り替えだけで、極力、安くできるとの思惑だ。 

 

此処までの、インクのセット状況は、下のようになる。

             BK GY  Y   PBGK  C       M 

   純正品      ○   ○        ○

   互換品(分離型)      タンク       カートリッジ カートリッジ

        (一体型)                 

この状況で、暫し、使ってみたのである。

 

◇ M色が出ない!

 所が、通常のカラー印刷を行ったある日のこと、原因不明ながら、突然に、印刷された地図文書が、黄色っぽくなり、M色抜きになってしまったのである。(下図 下段)  

     

            上段 正常な地図   下段  M色抜きの地図

  Mは、パソコン上の残量表示では、まだ十分残っているのに、 ユーティリティ機能を使って、「ノズルチェックパターン」を印刷してみると、M色が抜けて、空白になる。(下図 左)

 然らばと、インクの出口が詰まっているのかもと思い、インクの出を良くするために、ユーティリティの「クリーニング」を行ったが、変化は無かった。更に、「強力クリーニング」を行ったところ、チェックパターンに、M色のパターンが現れた。(下図 右)

 しかし、このように印刷が正常になるのは一時的で、暫くすると、再度、M色抜きの印刷となる。

 また、或る時は、チェックパターンのM色が、殆ど、茶色になった事もある。

 

          チェックパターン(M色抜け)                          チェックパターン(正常)

 

 このような、不安定な状況が続き、強力クリーニングとパターン印刷等を何度も繰り返す内に、各インクの残量が、急速に少なくなって行った。

 

◇ 純正品に戻す! 

 なにはともあれ、安定しないMを、残量はあったのだが諦めて、純正品に戻した。その結果、幸いに、インクホルダーとプリンタ本体との間の、最も肝心なインターフェース部分は正常だったようで、正常ななカラー印刷に戻った。

互換品を使ってトラぶったことの後遺症は、無かったようで、ほっとした。 最悪の場合は、純正品に戻しても、Mについては印刷不良となり、カラープリンタとして使いものにならなくなることも覚悟したのだがーーー。

 

 Mの不良の原因は、全く不明であり、同じメーカーの他の、Y、Cも、何時、不良になるか不安も残る。こんなことから、セットしている他の互換品(分離型のY、C)についても、残量表示が、×になった時点で、プリンタのOKボタンで騙して使用するのは止めて、早目に、純正品に戻した。

 この結果、現在は、プリンタ購入時と同じく、全ての色が純正品になって、正常に動作している。プリンタ本体とインクカートリッジのインターフェースが、無事だったことは幸いであった。

 

 前稿の最後でも予期していた事だが、結局、純正品に戻すこととなった訳だ。 互換品によるコストダウンの思惑は、外れてしまった格好である。

以前、インクの詰め替えもやる等、互換品等で、かなり、プリンタを苛めた事があり、因果関係ははっきりしないものの、プリンタを駄目にしたことがある。

 今回のトラブルで、インクの互換品(模造品)に対する信頼が無くなり、経済的な魅力もほぼ消えうせた。麻薬ではないが、漸くにして、誘惑から解放された、と言えるだろうか。

 

 今後は、純正品を使いながらの、ランニングコストの削減が重要となるが、量販店の利用に加え、ネット通販への拡大や、多色セットでの購入なども、活用する方向となろうか。

 

 

「余談」

 近隣と都心にある、同じ系列下の量販店で、同じと思っていた、割引のポイント数が、以下のように、かなり違う事が、最近、判明した。

    近隣のK量販店  1%

    都心のB量販店 10%程度

純正品のカラーインクの値段は、

    標準容量   800円

    大容量   1200円

位だが、仮に、大容量インクを2本買うとすると、ポイントは

       片や  24円、片や  240円

と、可なりの違いとなるのである!

 都心に出るのには交通費が掛かるが、他の用事の序に、買い物をすればよいことだ。

 

 

 

 

 


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