2024年6月30日(日) フランスの総選挙
フランスのマクロン大統領が、総選挙を行うと決めたようだ。
(参照:マクロン氏の与党連合が大敗の危機 フランス総選挙、あす初回投票.html)
本ブログでは、先だって、世界の総選挙として、シリーズもので投稿している。
・この7月4日予定のイギリス (2024/6/2) (Q12)
・この5月末に行われた南アフリカ (2024/6/4) (Q13)
・この6月1日に開票があったインド (2024/6/8) (Q14)
これらの記事を投稿した時点では、想定しなかったのが、今回のフランスの総選挙である。
マクロン大統領の決断は、やや、唐突に見えるが、6月6日~9日に行われた,EU議会議員選挙で、極右政党の野党の国民連合が大勝し、与党連合が大きく後退したことを受け、求心力を高め、決戦投票にも期待して、総選挙にうって出たようだ。
仏 マクロン大統領
1回目の投票は6月30日に行われ。決戦投票は、7月7日に行われるという。
前回の総選挙では、下院577議席(全て小選挙区)の内、1回目で当選が決まったのは、5人だけで、残る99%の議席は、決戦投票で決まったようだ。
フランスでは、議会選挙だけでなく、大統領選挙でも、決戦投票がお馴染みのようだ。
今回の総選挙は、極右政党には、間違いなく追い風となる、と見られているようだ。
フランスの存在は、EUだけでなく、G7など、国際的にも大きなものがあるだけに、総選挙の行方が注目されるところだ。