2024年6月28日(金) ウクライナ関連
最近の、ウクライナに関する話題を集めてみた。
◆現在のウクライナ戦況
(参照:【最新】ウクライナ情勢 ロシアが軍事侵攻 戦況地図とともに詳しく 各国の外交や支援は(6月27日の動き) _ NHK _ ウクライナ情勢.html)
上記サイトに出でている、恒例になっている戦況地図は以下。
戦況は、全体としては、殆ど変化はなく膠着状態で、長期化は避けられないようだ。
同サイトのコメントでは、ゼレスキー大統領が、後述する新任の軍幹部フナトフ氏と、東部ドンバス地方のドネツク州
(下図)を訪問したと出ている。
◆NATO事務総長が交代
現職の、ストルテンベルグ氏は、2014年以降、ノルウエー首相から就任し、以来10年間も勤め、この10月に満期となるようだ。
後任は、オランダ元首相のルッテ氏となっている。
ストルテンベルグ氏 ルッテ氏
いずれ、ウクライナのNATO加盟が、大きな問題となるだろう。
◆ロシアのプーチン大統領が北朝鮮訪問
プーチン大統領は、敢えて、アメリカと対立している国と、関係を深めようとしているように見える。
ウクライナを巡って、北朝鮮はロシアに、弾薬の供給を行っていると言われる。
ロシアと北朝鮮は、軍事的な同盟関係に入ったようだ。
◆ウクライナ平和サミット
先月末、スイスで、ウクライナ平和サミットが開催された。
スイス政府がウクライナを支援して開催しているが、肝心のロシアは不参加で、中国も参加していない。
最終日に、平和宣言を採択して閉幕したが、宣言に反対する勢力も多かったようだ。
(参照:「平和サミット」共同声明採択し閉幕 一部の国が声明支持せず _ NHK _ ウクライナ情勢.html)
今後については、次回は、グローバルサウスの国で年内に開催、との情報もあるようだ。
(参照:第2回ウクライナ平和サミット、新興国で開催方針 ロシア参加も示唆 _ 毎日新聞.html)
会見に臨んでいる上図の国と首脳は、やや曖昧だが、以下。
左1 国旗はガーナ
左2 国旗はEU (ライエン議長?)
左3 国旗はスイス (アムヘルト大統領?)
左4 国旗はウクライナ(ゼレンスキー大統領)
左5 国旗はどの国か分からない
左6 国旗はカナダ?
◆ザポーリージャ原発
(参照:ザポリージャ原発 ウクライナの技術者“安全性に危機感” _ NHK.html)
ウクライナ侵攻後、ロシアが管理しているようだ。IAEAが常駐していると言われるが、実態はよくわからない。
ザポリージャ地域は、ウクライナ最大の原発集積基地だが、6基全ての原発が停止中という。
基本電源が停止してピンチになる事態も起こっているようだが、最近のTVニュ―スでは、優秀な技術者が離散してしまっているようだ。
◆ウクライナ軍司令官の交代
ゼレンスキー大統領は、ウクライナ軍に関し、ソルド司令官を、軍幹部のフナトフ氏に交代させると、先日、発表している。理由は公表されていないようだ。
関連では、この2月に、ザルジニー総司令官が、シルスキー司令官に交代している。
東部の戦況が、思わしくないことの表れと思われる。
◆EU加盟交渉開始
課題だった、ウクライナのEU加盟交渉が、始まったようだが、交渉の長期化が予想 されている。加盟申請の現状は下図。
モルドバについても、加盟交渉が始まったようだ。
(参照:EU ウクライナとの加盟交渉を開始.html)