2024年7月2日(火) 野球のOPS
アメリカの大リーグ中継では、OPSという言葉が、時々、出てくる。
これは、英語の、
On―base Plus Slugging
(塁に出て) (+) (強打する)
から来ている。野球では、強打者のことを、sluggerと呼んでいる。
前半の出塁率と、後半の長打率を足し合わせた指標で。打者の成績、チームへの貢献度を表しているという。
◆出塁率;どれだけ出塁しているかを示しており、
(安打数+四球+死球)/(打数+四球+死球+犠飛)
で求める。
バント(犠打)でなく、犠牲フライ(犠飛)がポイント。
バントは、走者を進める動作で、選手の能力ではないとあるが、よくわからない。ヒットを狙ったバントは?
+
計算例 100打席 20安打 5四球 1死球 2犠飛 の選手の場合
出塁率:(20+5+1)/(100+5+1+2)=0,24074=0,24
◆長打率:進塁を稼ぐ効率を表している。
累打/打数
で求める。
計算例 100打席 20安打(単打13 二塁打3 三塁打1 本塁打3 の選手の場合
累打数 13×1+2×3+3×3+4×3=34
長打率は 34/100=0.34
◆この選手のOPSは
OPS=出塁率+長打率=0.24+0.34=0.58
各指標の最大値
出塁率 1 アウトなしで全打席出塁
長打率 4 全打席ホームラン
⇒⇒OPS 1+4=5
◆OPSによる選手の評価
(参照:OPS (野球) - Wikipedia.html)
評価が、1を超えるのは。極めて珍しいく、0,9以上が精々という。
通算OPSが、1を超えたのは、下図ように、彼の著名な、王貞治選手だけという。
(参照:OPS (野球) - Wikipedia.html)