大好きな本・読んだ本
江國香織さんの作品には、すごく反発するのですが、反面、抗しがたい魅力も感じます。小説よりエッセイの方がうんといい。
贅沢というか、繊細というか、優雅というか…。
育ちがいいんでしょう。江國滋という高名な文芸評論家の娘に生まれ、大金持ちという訳ではないのでしょうが、文化的にたいへん豊かだっただろう、ということは想像できます。
彼女のエッセイに出てくる妹さんやお母様(そして彼女自身も)本当に浮世離れしていますものね。
このエッセイの中に「3つの願い」という章があります。
彼女の願いの1つ目は「ずっと仕事をしていけること」、2つ目は「最後には愛する男の腕の中で死ぬこと」、3つ目はまだ未定らしい。
しかし、もうじき40歳になろうとする女性の願いが「最後には愛する男の腕の中で死ぬ」というのは、素晴らしい!というか、すざまじい。
さすが、江國香織です。だから売れる恋愛小説が書けるんだ。
江國香織さんの作品には、すごく反発するのですが、反面、抗しがたい魅力も感じます。小説よりエッセイの方がうんといい。
贅沢というか、繊細というか、優雅というか…。
育ちがいいんでしょう。江國滋という高名な文芸評論家の娘に生まれ、大金持ちという訳ではないのでしょうが、文化的にたいへん豊かだっただろう、ということは想像できます。
彼女のエッセイに出てくる妹さんやお母様(そして彼女自身も)本当に浮世離れしていますものね。
このエッセイの中に「3つの願い」という章があります。
彼女の願いの1つ目は「ずっと仕事をしていけること」、2つ目は「最後には愛する男の腕の中で死ぬこと」、3つ目はまだ未定らしい。
しかし、もうじき40歳になろうとする女性の願いが「最後には愛する男の腕の中で死ぬ」というのは、素晴らしい!というか、すざまじい。
さすが、江國香織です。だから売れる恋愛小説が書けるんだ。