大正5年(1916年)発行の『書翰文講話及文範』に自他称呼一覧があった。
一人称として「私、僕、自分、小生、手前、愚生、拙者」等々、二人称として「あなた、君、貴君、貴殿、貴兄、貴台」等々が挙げられている。
なお、婦人用語として「おこと、おもと、そもじ」などがあった。
これらの多くは、手紙で用いられるか、時代小説で使われるかだ。
それはとにかく、今は一人称が二人称風に使われることも多いのではないか。
「あなた自身はどう思う?」が「わたし的にはどう思う?」となったり、「君のお母さんはどこにいるの?」が「ボクのお母さんはどこにいるの?」となったり、「あなたの考えでは?」が「自分の考えでは?」となったり。
と、愚にもつかないことを思ったことでした。
一人称として「私、僕、自分、小生、手前、愚生、拙者」等々、二人称として「あなた、君、貴君、貴殿、貴兄、貴台」等々が挙げられている。
なお、婦人用語として「おこと、おもと、そもじ」などがあった。
これらの多くは、手紙で用いられるか、時代小説で使われるかだ。
それはとにかく、今は一人称が二人称風に使われることも多いのではないか。
「あなた自身はどう思う?」が「わたし的にはどう思う?」となったり、「君のお母さんはどこにいるの?」が「ボクのお母さんはどこにいるの?」となったり、「あなたの考えでは?」が「自分の考えでは?」となったり。
と、愚にもつかないことを思ったことでした。
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