本と旅とやきもの

内外の近代小説、個人海外旅行、陶磁器の鑑賞について触れていき、ブログ・コミュニティを広げたい。

生産年齢人口

2014-05-06 09:46:10 | Weblog
 G7の子どもの割合比較では、日本は最下位という。
 田舎都市のしかも中心から外れている周辺部に住んでいると、ほとんど子どもを見かけない。ここでも小中一貫校である。早い話、生徒が少ないから統廃合するしかないのだ。
 
 この折、20歳から70歳までを新生産年齢人口とする提言案が出された。
当然だろう。そもそも15歳から64歳までとする生産年齢人口は現実的ではない。中学を出て就職する人は微々たるものだろう。ただ、20歳に切り上げるのはどうだろう。18歳が妥当ではないか。

 とはいえ、生産年齢人口の引き上げで、頑固ジジイがいつまでも居座ることは考えものだ。非正規が横行しているわけだから、若い世代の生産性の余地はまだまだあるはずだ。安定=生産性ではないか。

 昔は四十半ばで隠居した。それが若い世代の活力につながった。その当時は寿命が短かったせいもあるが、今なら60代のリタイアと同じだ。
 隠居して道楽にカネを使ったほうが、余程、経済効果が高い。道楽といっても分相応であればよいのだ。日常の足るを知れば、月に本の1冊や2冊は買えるだろうし、骨董市で安物の小皿を買えるだろう。

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