本と旅とやきもの

内外の近代小説、個人海外旅行、陶磁器の鑑賞について触れていき、ブログ・コミュニティを広げたい。

天災と人災

2018-07-19 09:26:23 | Weblog
 去年の北九州豪雨や今年の西日本豪雨で甚大な被害を受けた。その一つに河川の氾濫がある。
 国交省は豪雨天災による河川氾濫は国の責任ではないという主張に立っているそうだ。しかし、堤防が決壊したりダム放水で下流が増水したりで被害をもろに受けたところがある。これは人災だろう。

 実際、水害の裁判では国が敗訴する判決が増えてきたそうだ。ただ、最高裁では原告が勝ったり被告が勝ったりと判決が揺れているようで、判例になりそうもないとか。

 水害被害者は大いに提訴して、国や自治体にはっぱをかけたほうがよい。勝利判決が積み重なれば河川対策にもっと取り組みが進むだろう。

 山崩れや砂防ダムを乗り越えた土石流出も天災で片付けられない。日本の国土は必ず天災と人災が混合している。訴訟になれば国の責があきらかになるかもしれない。

コメントを投稿