本と旅とやきもの

内外の近代小説、個人海外旅行、陶磁器の鑑賞について触れていき、ブログ・コミュニティを広げたい。

ままならぬ領土

2022-06-25 08:29:30 | Weblog
 昨日の続きというか、ついでの思いつきかな。

 言うまでもないが、北方四島(択捉島、国後島、色丹島及び歯舞群島)は日本固有の領土ですね。
 
 カリーニンクグラードはリトアニアの西端にあるロシアの飛び地だが、その前はドイツ領だったらしい。とはいえ地理的にリトアニアの国土の一部でしょうよ。
 
 フォークランド諸島はイギリスが実行支配しているが、最短距離にあるアルゼンチンが領有を主張していた。もっともと思う。その主張からフォークランド紛争が起こったが、かの鉄の女サッチャーの剛毅でアルゼンチンは退散した。

 いずれも軍事力に差があると、地理的なものだろうと固有のものだろうと手を出せないし、出せばアルゼンチンのように返り討ちに遭う。

 竹島の占拠は苦々しい。これを武力で取り戻すことは可能だとしても、憲法で平和主義を掲げているからそれはできない。強く返還要求しても、相手は反日アドレナリンが噴き出す国民の国だからまともに話し合えない。
 
 正当な領土でもなかなかうまくいかない。やっかいなものだな。

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