本と旅とやきもの

内外の近代小説、個人海外旅行、陶磁器の鑑賞について触れていき、ブログ・コミュニティを広げたい。

民族抑圧

2022-06-27 08:46:29 | Weblog
 ツイッターに「ウイグル自治区の民族弾圧はデマ」といった住民の声の投稿が数多く寄せられているらしい。動画付きのようだが、フェイクではないと気張るところが、いかにもウソっぽい。
 
 「強制労働はない」とか「不妊手術はない」とかと各国が問題視していたことに諸に呼応している。中国政府の情報操作であるとわかりやすい。
 
 たまたま今朝の九州ブロック紙の第一面に中絶と不妊を強制されたウイグルの女性の話が載っている。オランダに亡命したから証言できる。

 動画登場の女性のようにウクライナ自治区に住んでいれば、中国当局の指示に従うほかない。拒否すれば家族ほか親戚に迫害が及ぶ。

 ネットによると、ウイグル人は「イスラム教徒の国の東トルキスタンに住んでいたテュルク系民族」とある。中国に住んでいたわけではない。
 それが人民解放軍の侵攻により住んでいた土地が新疆ウイグル自治区とされた。しかも言語も文化も宗教も徹底的に中国政府に抑圧された。
 
 ついでに言えば、独立国であったチベットも、やはり人民解放軍、いや人民制圧軍により中国の支配下におかれた。チベット僧が抗議の焼身自殺は相当数あったはずだ。君主のダライ・ラマ14世はいまだに亡命を強いられている。
 モンゴルの一部も制圧されて内モンゴル自治区となった。

 これからも中華思想丸出しで、一帯一路を進むか。

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