母の遺品の整理をしてきました。
丁度、夏休みで帰っていた娘と仙台まで日帰りで行ってきました。
食器類や写真・葉書類は母が亡くなって実家に戻った時に
処分は済ませたつもりでしたが、まだまだ出てきました。
下着、寝具、洋服、帽子から履物、着物、装飾品などお洒落だった母の持ち物はおびただしい数でした。
捨てられない世代の母は、しっかり貯め込んでおり、
且つ又、布団や座布団は戦災で焼け出された経験から母の財産でした。
それを姉と二人でリサイクル、バザー行きと破棄処分と3つに分け、後は兄嫁にお願いしてきました。
生前、私は母に「出来る範囲で、もう着ない洋服は捨てたら」と
提案してきたのですが、捨てることはできなかったのでしょう。
父が亡くなってから始めた「ちぎり絵」の作品が出てきました。
飾られることも無く、押入れに入れられたままの作品の、
いくつかを姉と私と娘で貰って来ました。
「四十九日間は魂が家に居るから、遺品整理をしてはいけない」と叔母から
言われていたのですが、各々諸事情もあり全て整理してきました。
「捨てられない」母の気質をしっかり受け着いている私は、
遺された人達に大変な思いさせることに違いありません。
50代が(体力がまだある内に・・)、「もの」を整理する時と何かに書いてあったのですが・・
ぜんぜん出来ません。
お母様の「作品」・・飾って、きっと喜んでいらっしゃるんじゃないかしら・・
ステキな作品ですもの
母の持ち物に比べたら私のそれはかなり「少ない」と思っていますが・・・
結構、使わない物や着ない服が押入れを占拠しており、またまた母の着物を貰ってきてしまいました。
飾った作品を見ていると亡くなった母が側にいるような気がします。