今朝の朝日新聞から「自治体名どこへ行く」
以前から気になっていた事。
「由緒ある市町村名がなくなり、新しい名前に変わる」
これって簡単に変わっていいの?
さくら市・みどり市・大空町・つくばみらい市・南アルプス市・伊豆の国市・四国中央市等、
列記しただけでわかるように、ひらがな名が増え、有名な地名が取り込まれたり
何となく漫画チックな要素が否めません。
例えば千葉県でも去年12月5日から いすみ市が誕生しました。
旧夷隅町と旧大原町と旧岬町の3町の合併です。
この旧町名は歴史的にいわれがあったと思いますが「いすみ市」では全く歴史的背景が読めません。
私が育った都市にはいまだに城下町だった頃の町名が存在しています。
門前町・鉄砲町・石切町・鍛治町・材木町・染師町・弓の町・河原町・畳屋町・穀町・・・・
これを見ただけで300年以上の昔を彷彿させ誇りにさえ感じます。
目先の観光誘致等、経済活動の一環で簡単に葬っていいのでしょうか。
大きな歴史を失う危機を覚えませんか
若い人は、感じないのかしら・・「町名」がかもし出す・・歴史を・・ね。