今日、見てきました。
宮崎駿監督の作品は欠かさず見ていますが、
今回の「風たちぬ」は全く趣を変えた作品でした。
まず主人公は実在した「堀越二郎」で、かの有名なゼロ戦の設計技師です。
当時、ドイツの戦闘機と20年は遅れていた国産の戦闘機が、
米英の戦闘機に圧勝したのです。
如何に優秀な技術者だったことがわかります。
時代は主人公が遭遇した「関東大震災」(大正12年)頃で、
「背景が忠実に描かれていた」とは、一緒に見たハズの感想です。
作品に描かれた、名古屋の「カブトビール」を知っていましたし・・・
(私は全く知りませんでした。)
タイトルは堀辰雄の小説からで、恋愛も織り交ぜた作品は、
(オリジナル要素を盛り込んだストーリーですが)十分に観客の心打つものでした。