毎年この季節は,両親が眠っているお墓へのお参りは欠かせません。
今年は息子も同伴です。
暫らく誰もお参りが無かったのでしょうか、墓石の周りには、くもの巣が張っていました。
花を手向け、線香を上げて手を合わせると気持ちが落ち着いてきます。
母の遠い親戚のおじさん(故人)宅は去年の東日本大震災で自宅を失いました。
(津波で浸水し、住めなくなったので撤去したのです)
その周辺の爪痕をみて、かろうじて残ったお墓のお参りしてきました。
おじさん宅があった荒浜、井戸浜付近は塩害でしょうか、全体が茶色になっていました。
何も無くなったおじさんの庭にはトマトが・・・生きていたのですね!
カボチャは花を付け、ほうずきは実を付け、紫色の桔梗が咲いているのを見て、
主のいない寂しさが一層、身に染みました。
翌日は東北道を南下して福島に入り,吾妻連峰の一切経山と東吾妻山に登ってきました。
吾妻小富士
五色沼
雲ひとつ無い青空に恵まれ、素晴らしい大自然の豊かさにしばし疲れた体を休め、
五色沼の青さに心残しながら下山しました。
出発の午前5時過ぎ頃、高速から撮影。
東北高速道の那須SAで捕まえた「にいにいゼミ」、すぐ逃がしましたよ。
仙台の名物、大好物の「づんだもち」です。豆の青臭さも良いね。
往復に使った東北自動車道路では、何箇所か去年の震災復旧工事が行われており、
片側一車線の走行を余儀なくされ、渋滞が起こりました。
そういえば丁度一年前は道路が波打っていましたね。