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ごちゃ混ぜ日記

「硫黄島からの手紙」

2006-12-17 20:18:09 | 趣味

映画「硫黄島からの手紙」を見ました。

      

 硫黄島2部作の一つ「父親達の星条旗」を見た時、

再び「戦争映画」を見る気にはなりませんでした。

 しかし、各マスコミの好意的な批評とアメリカでオスカー前哨戦を

制したニュースを聞いてその気になったのです。

映画の中心の硫黄島総指揮官・栗林忠道中将の名は初耳でしたが 、

大日本帝国陸軍の軍人、男爵、ロサンゼルスオリンピック馬術競技の

金メダリストのバロン西(西竹一中佐)はあまりにも有名です。

この二人は英語を操り紳士的かつ好意的に描かれており

かっこ良過ぎの感もあり・・・ですね。

 「嵐」の二宮和也扮するパン職人の西郷は、渡辺謙についで存在感があり

映画に膨らみを持たせる役割で、その演技は秀でていました。

ですが、一つ気になったのが「言葉遣い」

「・・・じゃねや」風の表現が多く、下町のべらんめい口調にも聞こえましたが、

けっして威勢がいい口調でもないのです。

 ぼそぼそ喋っている風は、当時の普通の青年が使う言葉にはとても思えません。

 その部分は不満でしたが、皆が死んでいく壮絶なシーンが続く中で、

生き残った役には「ほっと」救われる思いがしました。

 

              

「イクスピアリ」は華やかでした

 

コメント (4)
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