ひとこと・ふたこと・時どき多言(たこと)

〈ゴマメのばーば〉の、日々訪れる想い・あれこれ

〈でも、少し気を抜いてね。〉

2020-08-21 06:07:21 | 日記
連日市内からコロナ感染者が出ています。
クラスターも発生。
その度にテレビ局を通して、市長や保健所の方の記者会見の様子がライブで放映されます。
周辺からの誹謗中傷から感染者を守るために、罹患者の詳細な報道はなされません。
記者会見があるのは当然としても、年齢・居住地(市町村名程度)と、行動歴程度ならライブでの報道は不要な気がします。
「自粛警察」「マスク警察」に続き、夏休みに帰省する人を攻撃する「帰省警察」という言葉も話題になっている昨今ですから、個人的な情報は流さないというのは正しい在り方だと思います。
でも、ホンネを言えば、できれば身近な方で有って欲しくない、という思いが、ついつい詳しい居住地や職業などを知りたい思いに駆られてしまうのです。
自身を含めて、いつ、だれが感染してもおかしくはない現状です。
発表は事務的な内容のみでいい様な気がします。

午後から、にわか雨などの予報も出ていたのですが雨雲は見当たりません。
風も無く、ただジリジリと照り付けられる一日でした。
来週になれば少しはこの暑さが和らぐとの予報も出ていますが、そうあって欲しいと願うところです。

庭の柿の木でジイジイ蝉が鳴いていました。
いっそう暑さを覚えますが、夏もそろそろ行くのかもと言う思いに、やや寂しさも覚えました。
夕暮れが、日ごとに早くなって行くせいかもしれません。

本日から、小中学校の二学期が始まりました。
下校する児童たちも暑そうです。
児童たちも、コロナ関連で休校の期間がありました。
また、マスク着用や念入りな手洗いの慣行など、今までになかった日常を生きているのでしょう。
まけるな!
〈でも、少し気を抜いてね。〉
そんな言葉を掛けてみたくなりました。

    『ふみきり』 
               高田敏子
     ふみきりで
     ブザーが鳴っている
     「止まれ」「止まれ」 
     私たちの生きる道にも
     見えないふみきりがある
     そして
     そのときおりるシャダンキは
     やさしいあなたの母の手

     若い人よ
     そのふみきりの前では
     はやる心をしずめ
     ほんの二分か三分でも
     あたたかな
     あなたの母の手を感じてください
                  (高田敏子詩集 Ⅱ 花神社刊より)



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