golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

ベートーヴェン「交響曲第9番《合唱付》」クリュイタンス

2012-12-28 23:42:56 | Weblog
今日は仕事最終日で、仲間内で下町の激安店で飲み。

超満員でしたが、写真の新鮮で安価な刺身(この大皿で2千円!)などお腹一杯飲み食い致しました。

せっかく貰った大きなカレンダーや傘をどこかに忘れて帰ったのはご愛嬌。

グレ・ブロウェンスティーン(ソプラノ)、ケルステン・マイヤー(メゾソプラノ)、ニコライ・ゲッダ(テノール)、フレデリック・ガスリー(バリトン)、アンドレ・クリュイタンス指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ベルリン聖ヘドヴィヒ大聖堂合唱団(EMI盤)

悠然としたテンポで第1楽章が開始されます。

クリュイタンスと言うと、気品ある演奏と温和な表情の顔写真がイメージされますが、これはフルトヴェングラー時代の影響も残した第九に思われます。

私にとっては、第2次大戦中のフルトヴェングラー&ベルリン・フィル(バイロイト盤ではなく!)の壮絶極まりない演奏が今迄聴いた内で、この曲のベストのように思っております。

この重厚な演奏を聴くと、そのフルトヴェングラー盤が何となく浮かんで参ります。

勿論、表情はもっと穏やかではありますが、迫力に満ちた第1楽章です。

第2楽章も推進力に溢れた演奏。

そして、高貴で憧憬に満ちた第3楽章はクリュイタンスの真骨頂。

録音のせいか、弦に艶が欠けるのは残念ですが。

終楽章もオーケストラ、独唱、合唱、バランスの取れた演奏。

田園や4番、8番など偶数番号の評価が高いクリュイタンスのベートーヴェンですが、この第九はなかなかの名演ではないでしょうか。

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