golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

リスト「パガニーニによる大練習曲、3つの詩的なカプリース」ダルレ、「ヘクサメロン」ケルセンバウム

2012-12-10 23:23:42 | Weblog
彼が義足だったとは知りませんでした。

他の部署ですが、仕事上、世話になることも多い、私よりずっと若い人。

仕事もとても出来るし、お願いしたり、相談事もいつも前向きに考え、取り組んでくれる。

そして、明るい性格で、いつも笑顔を絶やさない。

他にも障害を持っているのは知っていましたが、義足であることは今日初めて知りました。

しかし、弱音を吐くのを聞いたことは無いし、健常者よりも情熱的に仕事に取り組んで高い実績を上げている。

辛いことも多いだろうに、そんなことは微塵も見せない。

自分が、以前、足を怪我して松葉杖を突いて、へいこら言っていたのが恥ずかしくなりました。

写真は、昼に食べた「舎鈴」の「赤辛つけ麺 大盛」(850円)。

魚粉系のつけ汁は好きだし、麺もコシがあって旨いし、予想以上にボリュームがあって良かったのですが、惜しむらくは、特にこの季節食べている内につけ汁が冷めてしまうこと。

IHヒーターとかで保温式にして貰えると良いのですが。(他店で実例あり)

ジャンヌ=マリー・ダルレ(ピアノ、1及び2の第1、2曲)、ホセ・アベル・ゴンザレス(ピアノ、2の第3曲)、ジョルジュ・シフラ(ピアノ、3)、シルヴィア・ケルセンバウム(ピアノ、4)(EMI盤)

リストにハマっております。

1.パガニーニによる大練習曲
2.3つの詩的なカプリース
3.2つの演奏会用練習曲
4.ヘクサメロン(ベッリーニ「清教徒」の行進曲による華麗な大変奏曲)

聴きたかったパガニーニ練習曲の全6曲。

ジャンヌ=マリー・ダルレ(1905~1999)は、サン=サーンスのピアノ協奏曲などでも評価の高い(残念ながら未聴)フランスのピアニスト。

ややもすると技巧に走り過ぎて荒れた演奏に成りかねない曲を品良く纏めていて好感が持てます。

「3つの詩的なカプリース」は、初めの2曲がダルレの演奏。

ドビュッシーをも思わせる柔らかで優雅なピアノ。

パガニーニ練習曲などとは違ったリストのまた別の面を聴かせてくれます。

3曲目が別のピアニスト(ホセ・アベル・ゴンザレス)ですが、透明感ある美しい演奏で違和感は感じません。

「2つの演奏会用練習曲」は、リストらしい技巧的な作品にシフラの冴え渡ったテクニックが気持ち良い。

「ヘクサメロン」は、フランス在住のイタリア移民の為の慈善コンサートに際して、リスト、タールベルク、ピクシス、ヘルツ、チェルニー、ショパンの6人の作曲家が合作した曲。

「清教徒」の勇壮な旋律を基にした華やかな変奏曲。

外面的効果を狙い過ぎという評価もあるようですが、こういう、スカッ!とする音楽もまたイイものです。

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