golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

クロンマー「交響曲ニ長調、ハ短調」バーメルト

2012-12-07 23:18:56 | Weblog
冬のボーナス支給日。

額が少ないのは分かっているから明細も見ておりません。

「冬の(時代の)ボーナス」でもありますので。(失笑)

マティアス・バーメルト指揮ロンドン・モーツァルト・プレイヤーズ(CHANDOS盤)

以前、高名な天文学者(天王星の発見者!)にして、作曲家であったハーシェルの交響曲を聴きました。(http://blog.goo.ne.jp/golf130/e/cbf385323107b6591c82c70ea8115159)

このディスクと同じ「モーツァルトと同世代の作曲家」シリーズの5枚組を、先日タワレコのワゴンセールから発掘。

モーツァルトとハイドンという巨星の影に隠れてしまいがちですが、他にも素晴らしい作曲家が何人もいるはずの時代です。

フランツ・クロンマー(1759~1831)の名前は知っていましたが、聴くのは初めて。

ニ長調Op.40は、ベートーヴェンさえをも思わせる堂々たる開始。

その後も恰幅の良い音楽が続いて参ります。

生年は「モーツァルト(1756~1791)と同世代」ですが、没年は「ベートーヴェン(1770~1827)と同世代」であり、モーツァルトに近い要素とともにベートーヴェンへの近さをも感じます。

いや、むしろベートーヴェンの初期交響曲に近い気も致します。

後年のハ短調Op.102は、短調曲ということもあるのか、よりそう感じます。

ボヘミア出身の作曲家だけあって、バロック時代のゼレンカ以来の暖かい血の流れを感じる音楽は、なかなかに好みです。

クロンマーは、クラリネット協奏曲が比較的知られているよう。

より知名度の低い交響曲もこれだけ魅力ある曲ですから、そちらも是非聴いてみたいものです。

★日本ブログ村ランキングに参加しています。
激辛も激甘も噛み分けるメタボな私に是非1クリックお願いします。↓
ブログ村 クラシック音楽鑑賞

★人気ブログランキングにも参加しています。
ビールもコーラも飲み分けるメタボな私に是非1クリックお願いします。↓
人気ブログランキングへ