golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

リスト「ピアノ協奏曲第2番」アラウ、カンテッリ、「ハンガリー狂詩曲第15、2番」ホロヴィッツ、他

2012-12-05 22:44:33 | Weblog
職場の忘年会後もう一軒行って、ちょっと飲み過ぎか。

冷ますため、アイスクリームを食べて帰る途中。

【ピアノ協奏曲第2番】
クラウディオ・アラウ(ピアノ)グィド・カンテッリ指揮ニューヨーク・フィルハーモニー交響楽団
【スペイン狂詩曲】
ジョルジュ・シフラ(ピアノ)
【ハンガリー狂詩曲第15番《ラコッツィ行進曲》、第2番】
ウラディーミル・ホロヴィッツ(ピアノ)
(MEMBRAN盤)

ショパンもリストも、1番のピアノ・コンチェルトは少なくとも出だしのメロディくらいは思い浮かんでも、2番についてはどんな曲だったっけな?状態。

CDも持っていて、何回も聴いてはいるのですが…。

ピアノとオーケストラが一体になってスケールの大きな音楽を形作って行くところは、ブラームスの2番のコンチェルトとも似ていますね。

もっとも、向こうは交響曲の様相、こちらは交響詩という違いはありますが。

アラウのピアノは、大柄でありながら詩情にも富んで、リスト弾きの一角を占めるのが納得行く演奏。

カンテッリの伴奏も、推進力がありながらも歌心を大切にした演奏でまた素晴らしい。

ショパンはやはり1番ですが、リストに関してはこちら2番の方が充実した曲でしょうか。

それにしても、この激安BOXには、アルへンタ、シルヴェストリ、カンテッリといった往年の名指揮者で、比較的録音の少ない人の演奏が含まれているのは嬉しいところです。

「ハンガリー狂詩曲」は、先日聴いたもの(http://blog.goo.ne.jp/golf130/e/d55ce07a2f9f5015c6ce6a9c507ad40d?guid=ON)と同一音源でしょうか。

イベリア半島を起源とする哀愁に満ちた「ラ・フォリア」のメロディを基にするフォリア変奏曲と、スペイン舞曲ホタのリズムが愉しめる、バロック好き、スペイン音楽好きの私には堪らない曲ですね。

「ハンガリー狂詩曲」2曲は、ヴィルトゥオーソ、ホロヴィッツ節全開。

リストの演奏もかくやと思わせる豪快で痛快なもの。

このディスク、古い音源ながらも大変気持ち良く聴きました。

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