golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

リスト「メフィスト・ワルツ第1番、エステ荘の噴水、愛の夢第3番、ラ・カンパネッラ」他、シフラ

2012-12-16 23:15:03 | Weblog
今日は休日出勤。

10時半頃から19時半頃まで仕事して帰って参りました。

休日出勤の楽しみは、昼食と帰りにCDショップを覗くこと。

昼食は、タバスコ(正確には別ブランド品でこちらの方がタバスコより、辛味>酸味で好み)をたっぷり掛けた大盛スパゲティ。

そして、CDショップは今日は覗いただけ。しかし、こんなディスクもあるんだ等情報収集だけでも楽しいものです。

ジョルジュ・シフラ(ピアノ)(MEMBRAN盤)

シフラによるリスト5枚BOXから代表的な小品を集めた1枚。

1.メフィスト・ワルツ第1番「村の居酒屋での踊り」
2.巡礼の年第3年イタリアから「エステ荘の噴水」
3.忘れられたワルツ第1番
4.即興的ワルツ
5.愛の夢第3番
6.半音階的大ギャロップ
7.パガニーニによる大練習曲第3番「ラ・カンパネッラ」
8.パガニーニによる大練習曲第5番「狩り」
9.2つの演奏会用練習曲~第1番「森のささやき」
10.2つの演奏会用練習曲~第2番「小人の踊り」
11.詩的で宗教的な調べ~第7曲「葬送、1849年10月」

リスト初心者の私ゆえ、有名な「エステ荘の噴水」も今まで聴いていなかったかと思います。(聴いたとしても聴き流し)

噴水をアルペジオで美しく描いた作品で、ドビュッシーやラヴェルに大きな影響を与えたというのも納得。

リストがロマン派の枠に留まらない革新者であったことがこの作品からも分かります。

最近ようやく馴染んだ「メフィスト・ワルツ第1番」も、中間部に「トリスタンとイゾルデ」を思わせるフレーズが出て来ますね。

意外な曲にも、リストの前衛性が。

「愛の夢第3番」は、甘くなり過ぎないシフラのピアノが好ましい。

「葬送、1849年10月」は、リストの作品の中で最近特に気に入っている曲の一つ。

ところで、「爆演」というのは、指揮者について比較的近年言われるようになった言葉かと思いますが、シフラの豪快なピアノを聴いていると、これぞまさしく爆演ではと思います。

しかし、昔、一部評論家に言われていた技巧だけで中身が薄いといった評価はあまり当たっていないと思います。

確かに力任せに感じる部分が無い訳でもありませんが、「葬送、1849年10月」など深い情緒と宗教性も感じます。

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