golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

シュルホフ「ヴァイオリン・ソナタ第1、2番、ヴァイオリンとピアノの為の組曲」他、ジェナティー、ハーラ

2011-06-02 00:31:41 | Weblog
今日は、仕事で全く違う世界のお客様を訪問して、色々お話を伺えたのがとても新鮮でした。

と言っても、四次元の世界や、タイムマシンで過去の世界に行った訳では無い。(当り前である)

行った場所も、初めて降りた丘陵地帯の未来都市。(未来に行った訳じゃ無いっ。単に新しく開発された街だって!)

色々知らない世界を垣間見るのも楽しいものです。

次は是非、四次元の世界を見てみたいものです(しつこいって)。

イヴァン・ジェナティー(ヴァイオリン)、ヨゼフ・ハーラ(ピアノ)(SUPRAPHON盤)

1.ヴァイオリンとピアノのための組曲(1912年)
2.ヴァイオリン・ソナタ第1番(1913年)
3.無伴奏ヴァイオリン・ソナタ(1927年)
4.ヴァイオリン・ソナタ第2番(1927年)
5.ヴァイオリンとピアノのためのメロディ(1903年)

最近、近所のブックオフに目ぼしい物が殆どありません。

会社帰りに自宅最寄駅近くの店舗を、休日には車で近隣2ヵ所の店舗をしばしばチェックしているのですが、以前掘り出し物をいくつも見付けたお店も冬枯れ状態。

それでも足繁く通っております。

昨夜会社帰りに、自宅最寄駅近くの店舗で購入したのがこれ、500円でした。

エルヴィン・シュルホフ(1894~1942)は、図書館で借りて来たオペラ「炎」を聴いたことがあるだけ。

チェコのドイツ系ユダヤ人作曲家で、ナチの強制収容所で亡くなった悲劇の人。

「炎」もちょっと聴いただけでちゃんと記憶に残っている訳でなく、どんな音楽か期待して聴き始めました。

う~む、誰かに似ているぞ。

NAXOS盤を1枚だけ持っているヴァイオリン・ソナタなどのヴァイオリン曲を集めたコルンゴルトの音楽と雰囲気が非常に似ている。

ロマン派後期の濃厚な味わいとソフトな感触が。

それも道理か、エーリヒ・ヴォルフガング・コルンゴルト(1897~1957)は、同時代の、やはりチェコ出身のユダヤ系作曲家。

早熟の天才も共通する点。

甘く美しい「ヴァイオリンとピアノのためのメロディ」は、10歳時の作品!

ジャズの影響も受けた作曲家だそうで、1927年の無伴奏作品と第2番のソナタではリズミカルな要素も加わりますが、例えばガーシュインのように直接的にジャズを取り込んだというよりは、ジャズの精神を取り入れた、という感じでしょうか。

弦の国チェコを改めて実感させる美しいヴァイオリンと安定感のあるピアノ伴奏も素晴らしい。

これは予想以上の掘り出し物でした。

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