golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

ブリス「ディスコース、ゴーバルズの奇跡、来たるべき世界」リンドン=ギー

2010-06-20 22:51:14 | Weblog
今日、久しぶりにリビングのエアコンのフィルターを掃除しました。

カミサンに前から言われていたが、そのままになっていたもの。

掃除機でホコリを取ってから水洗い、というのがお点前なのかもしれませんが、面倒くさいのでいきなり水洗い。

フィルターを外してみると、奥に付いている小さな脱臭フィルターにも結構ホコリが付いている。

本来これは消耗品。

古いエアコンなので、電器店でいつも取り寄せていた記憶が。

それもまためんどい。

いいや、これも洗っちまえ、と風呂場でシャワーを掛けたら、劣化していたスポンジがボロボロになって、あっという間に流れて行ってしまいました。

消臭フィルターなど別にメーカーの純正品じゃなくても大丈夫だろうと、近所のディスカウントストアに車を走らせる。(そのついでに当ディスク購入)

それっぽい代替品を購入し、ふと見るとエアコン洗浄用スプレーが。

今まで使ったことないが、簡単にエアコン掃除が出来て、爽やかな空気が出るようになるらしい。

買ってみる。

残念ながら今日は時間が無くて使えなかったが、来週末試してみるのが、何だかちょっと楽しみです。

クリストファー・リンドン=ギー指揮クィーンズランド交響楽団(NAXOS盤)

昨夜、ブックオフで250円で見付けましたが、手持ちが10円足りず買えなかった(泣笑)CD。

手持ちのお金を殆ど持たず外出していた上に、途中でガソリンを入れてしまい、残高240円也。

ブックオフCD最低売価に満たない。それでもチェックしておきたい、と昨夜覗いて当盤を見付けました。

今から思えば、さすがに10円位はポイントが残っていて、昨夜でも買えたのではないかと思います。

まあ、是が非でも欲しいというディスクでも無いし、人気ですぐ買われてしまうとはとても思えない。

それで、出直し。本日夕方買い物に出たついでに再訪致しました。

しかし、結果的にこれが正解。昨日見落ししていたと思われる、意外な指揮者の意外な曲の録音もやはり250円でついで買いにも成功。

さて、「色彩交響曲」などで知られるイギリス近代のアーサー・ブリス(1891~1975)、ずっと気になってはいながら今までCDを買っておりませんでした。

図書館でCD借りたか、ラジオでか、「色彩交響曲」とか聴いたことあったかなあ?あったような、無かったような…極めて曖昧。

まあ、未聴だった作曲家と言えますね。

「イギリス近代音楽にしては珍しいモダニスト」と読んだ記憶があるのですが、ここに収録されている3曲を聴く限りでは、穏健保守の作風と感じます。

1.管弦楽のための「ディスコース」
2.バレエ「ゴーバルズの奇跡」
3.映画音楽「来たるべき世界」

1995年の録音ですが、いずれも初録音だそうです。

まずは、2曲目の「ゴーバルズの奇跡」を構成する18曲の標題をご覧下さい。

序曲/街/少女の自殺/若い恋人たち/売春婦と少年/役人/自殺体の発見/自殺体は運び込まれる/訪問者(変奏曲)/悪魔払いの踊り/役人と売春婦/母の子守歌/2組の「陽気な」カップル/役人は売春婦から去る/中傷攻撃/役人と売春婦/訪問者の殺害/コーダ(Molto sostenuto)

さあ、どんな音楽を想像されますでしょうか?

随分とドロドロした凄惨な音楽を連想なさるのではないでしょうか。

ところが、意外にも爽やかで品のある音楽。

「スコットランド田園詩」とでも標題を偽って聴かされたら、風景を目蓋に浮かべながら聴き入ってしまう方も多いのではないでしょうか。

この辺が如何にもイギリス近代音楽。

映画音楽の分野でも活躍した作曲家であり、このバレエ曲も映画のバックに流れていても全く違和感の無い音楽。

抒情的なところは思い切り抒情的だし、リズミカルなところではなかなかパワフルな、しかし粗野に陥らない音楽を聴かせてくれる。

独奏ヴァイオリンが優しく歌う「母の子守歌」など、オーケストラのアンコールピースにも好適に思います。

「ディスコース」、「来たるべき世界」も取っ付きの良い音楽。

「色彩交響曲」や「チェックメイト」などブリスの代表作も是非聴いてみたくなりました。

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