golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

コスト「演奏会用ロンド」マクファーデン

2009-12-27 21:21:48 | Weblog
嫌な季節になっちゃいました。

寒いのは余り感じない人なので問題無いのですが、乾燥が嫌。

風邪の件もあるのですが、乾燥による静電気が大嫌い。車のノブとかでパチン!というやつが駄目なのです。早い話怖いのであります。気持ち悪いのであります。

今日、この冬初めてのパチン!を経験しました。

まず服でノブを触って、ボディの金属部にそっと手を触れてからノブへ、と慎重の上にも慎重を重ねますが、ついうっかりこの「基本動作」の一行程を誤るとパチン!

本当に嫌であります。

ジェフリー・マクファーデン(ギター)(NAXOS盤)

車を運転中に聴いていて、改めて良いなと思った曲。

ちょっとした買い物などの運転用に、ギター曲集などの短い曲が集まったCDをよく聴きます。長い曲で途中までで切れて、最後まで聴けないと気持ち悪いですから。

「期待の新進演奏家リサイタルシリーズ」というNAXOSのシリーズは、何枚か聴いただけですが、いずれも高水準の演奏と思いました。

ジェフリー・マクファーデンというカナダのギタリストは、柔らかい音と清潔な音楽性で近現代を中心としたこのディスクで多彩なプログラムを楽しませてくれます。(グラナドス、アセンシオ、ヘンツェ、バリオス、ロドリーゴと、このコストの曲を収録)

10年以上前に購入したディスクで、上記の通り運転中などで何回も聴いて来たものです。

いずれも魅力的な曲ですが、今日はこの中でナポレオン・コスト(1806~1883)の7分ほどの短い曲を。

ロマン派のフランスのギタリスト、作曲家です。

ギター好きの私にとっても、実りの時代は近現代で、古典派やロマン派の時代までは魅力ある作品が少ない時代だと思っています。

コストの活躍した時代はギターの衰退期で、再興は「アルハンブラの思い出」で有名なフランシスコ・タレガ(1852~1909)の登場を待たねばなりませんでした。

コストの名前は、昔ギターを始めた頃から(万年初心者でいまだまともに弾けません)、練習曲で知っていましたが、正直鑑賞の為の作曲家としては意識していませんでした。

しかし、こうして改めて聴いてみると、明るく仄かにロマンチックな音楽。短いながらも技巧的な序奏にアレグレットの明るく弾むロンドが続きます。

深みは無いかもしれませんが、この心地良さには捨て難いものがあります。

NAXOSにマクファーデンの演奏でコストの作品集が数枚あるようなので、それも聴いてみたくなりました。

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