golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

バッハ「無伴奏チェロ組曲第1、3、5番」ヨーヨー・マ

2009-12-26 23:38:08 | Weblog
何これ?キショ~い。

スミレ、お前「もずく」も知らねえのかよ?

何これ、お刺身とか付けて食べるやつ?

お前これ醤油じゃねえぞ、海藻だよ海藻。

ところで、ケイスケお前このもずくって、どうやって出来るか知ってるか?

どうやってって、海ん中に勝手に生えてるんだろ。それを取ってくるだけじゃねえか。

採って来るのは確かにそうだけど、どうやってこの「もずく」が生えるか、どういうところに生えるかは分かるか?

海底の砂とか岩とかに生えるんだろ。

お前、「海のもずくになる」って言葉聞いたことねえか?

テレビで聞いたことはあるけど、意味は知らねえ。

スミレは?

あたしも聞いたことはあるけど…?

船が沈没したりして、溺れて死ぬことを「海のもずくになる」って言うんだ。

へえ~。さすがジローは物識りだなあ。でもその言葉と、この目の前のもずくって何か関係あるのか?

おおありさ。死体が海の底に沈んで腐りだすと、やがてそれを栄養にして藻がびっしりと生える。それがこの「もずく」さ。

じゃあ、これ人間の死体を栄養にして育ったって訳かよ?

必ずしも人間の死体って訳じゃないよ。確率的には魚などの方がずっと高いよ。魚の死体の方が人間の死体より、比べものにならないほど多いからね。

でもね、一番美味いもずくは人間の死体に生えたやつなんだって。

お客さん、どうですか?今日のもずく美味いっしょ!あっしも、もう20年ほど市場に買い出しに行ってるけど、こんな良いもずくにお目に掛かったのは初めてですわ。

えっ~?もしや~。(顔を見合わせるスミレ、ケイスケ、ジローの三人)

やっぱ、キショい。あたし、こんなの食えないよ~。

なあんていう会話をしている若者もどこかにいそうだなあと思いながら、藻屑、もといもずくを先ほど食べておりました。

ヨーヨー・マ(チェロ)(SONY盤)

一昨日、仕事で外出した際、ブックオフ五反田店での調達品。例によって250円。

ブックオフも店舗によって品揃えにだいぶ差がありますが、この店は大型店で安定的に在庫が揃っているので、近くへ行くとよく覗きます。

ヨーヨー・マの無伴奏チェロ組曲は前から欲しかった品。家庭用音楽全集みたいのに入っていることも多く、ブックオフでも何回か見掛けてはいましたが買いそびれておりました。

今回は残念ながら、2、4、6番の方は無く1枚だけの購入。

この曲集は、LP時代ビルスマのバロック・チェロによる録音が出た時、「眉間に皺を寄せる様な作品では無く、舞曲の集合体なのだから楽しく演奏しなけりゃいけない」といった様な意味のビルスマの言葉がライナーノーツに載っていました。(記憶に頼って書いているので表現はだいぶ違っているはずですが)

実際、初めて聴くバロック・チェロによるバッハは新鮮なものでした。

後年このヨーヨー・マの録音を耳にした時もその流麗さに驚いたものです。

何と軽やかに流れる演奏でしょう。古楽器のキレの良さとはまた違った素敵なバッハであります。

2、4、6番もまたブックオフで探しましょう。

また、ヨーヨー・マの90年代の新録音も聴いてみたいです。

ところで、Wikipediaに凄いことが書いてありました。曰く、第1番(6曲中、私の一番好きな曲)は、チェロを始めて2、3年で!挑戦可能との事。

こんなの読むとチェロ弾いてみたくなっちゃいますね。

出来れば若い頃にこの事を知りたかったです。そうであれば、きっとチェロにトライしていたことでしょう。

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