golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

シュッツ「イエス・キリスト復活の物語」メッソーリ

2009-12-24 23:44:33 | Weblog
今日は「オヤジのクリスマス」。

信仰を持たない、進化した?超世俗的人類の私めは、この聖なるクリスマスの夜を般若湯でお清めして過ごす訳でございます。

昨夜、自宅で前倒しでケーキ食べたりして自宅のクリスマスは終了し、今日は以前の上司、同僚とオヤジ3人のクリスマスでありんす。

3千円ちょいで食い放題、飲み放題の和食のお店で飽食でございます。

只でさえメタボのお腹が苦しいざあます。

ゲルト・テュルク(テノール、福音史家)、マッテオ・メッソーリ(指揮、オルガン)、カペッラ・アウグスターナ(BRILLIANT CLASSICS盤)

朝、出掛けの時間が無い中、「クリスマスらしい曲」として急ぎ取出し持参したCDです。

バッハより一世紀ほど前に活躍したドイツの巨星ハインリヒ・シュッツ(1585~1672)には、「クリスマス・オラトリオ」(SWV435)という有名な曲があります。

シュッツの受難曲(マタイ、ヨハネ、ルカ)を聴くため以前購入したこの4枚組に「クリスマスっぽい曲」が入っていたのは認識していましたが、このSWV50の邦題は今まで知りませんでした。

ググってみると…クリスマスとは関係無いですねm(__)m。いわゆる「復活祭オラトリオ」でしょうか?

受難曲などとも共通するシュッツのスタイルで、福音史家の語りと合唱が簡素な伴奏を伴い、物語が淡々と進行して行きます。

贅肉を削ぎ落とした音楽ながら、真の優しさを失わない音楽。やはり、シュッツは凄いであります。

演奏は悪くは無いのですが、禁欲的なシュッツの音楽にしては歌唱がちょっと緩い気が致します。キリリとした辛口の方が似合うのです。

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