子供の頃、今頃の季節になると、よくゴミを燃やしながら(笑)暖を取ったことを思い出しました。(冴えねえ思い出だなあ~(爆))
少年時代、東京郊外の自宅付近にはまだ空き地も多く、また通りから一本入った自宅前の道にはほとんど車の通りが無かったこともあり、よくそこらで「ゴミ燃やし」をしたものです。
近隣の各家庭には、ゴミ燃やし用の醤油だか塗料だかの缶が常備されており、それで日常の燃えるゴミを燃やしておりました。
家庭ゴミの減少に貢献していた様にも思いますが、地球温暖化に逆行していたようにも思います。
「さみいなあ~」などと言いながら、ゴミ燃焼缶の周りに少年達が集まり、暖を取りながら世間話をしておったのであります。
紙ゴミと共に、普通にビニールやゴムなども「臭っせえなあ~」と言いながら燃やしていましたので、ダイオキシンなどもたっぷり吸い込んで我々は成長したものと推定されます。
ゴミ燃やしは、休日はお父さん達、平日は少年達の仕事でしたから、「遊んでばかりいないで、ゴミでも燃やしなさい!」なんていうお母さん達の声が夕方の住宅地に響いたりしていた訳ですな。
「落ち葉焚き」なら風情があるのですが、「ゴミ焚き」が冬の風物詩というのも何とも哀しくも懐かしい思い出であります。
ジャニス・ウェーバー(ピアノ)(NAXOS盤)
今日は、買い物の際車で、以前、ピアノ・ソナタ第7番を取り上げた(http://blog.goo.ne.jp/golf130/e/319c16798793380de7bef4ba0de6bf05)驚異の作曲家レオ・オルンスタイン(1892?~2002)のCDを聴いておりました。
前に取り上げたピアノ・ソナタ第7番は、作曲者96歳頃!の作品。この年齢で作曲をするということだけでも凄いのに、その内容も力漲る若々しいものでありました。(未聴ですが、98歳の時の第8番のピアノ・ソナタもあります)
前回は高齢になってからの作品にばかりつい目が、もとい耳が行ってしまっていたのですが、若い頃の作品など、このディスクの他の曲もなかなか凄いであります。
ピアノ・ソナタ第7番以外を今日は取り上げましょう。
・「森の朝」(1971年)
・「野人たちの踊り」(1913年)
・「ピアノ・ソナタ第4番」(1924年)
・「テムズ川の印象」(1914年)
・「タランテラ」(1960年)
・「ずっと続く哀しみ」(1964年)
・「飛行機上での自殺」(1913年)
多彩な作風の作曲家でありまして、「森の朝」は、印象派風の美しい曲。「ピアノ・ソナタ第4番」は後期ロマン派風。どことなくスクリャービンも連想されます。
「タランテラ」の酔っぱらった様な揺らぎのリズムや、「ずっと続く哀しみ」の小川のせせらぎの様な美しく流れる音楽も魅力的であります。
後年の方が落ち着いた作風ですね。
一方、若い1910年代の作品では「未来派」の面目躍如。
「テムズ川の印象」は印象派から一歩現代に踏み込んだ印象。少し点描的な感じもあり、粗野なリズムもありで新しさを感じます。
「飛行機上での自殺」でのパワーとメラメラ燃える様な情念を感じる音楽、そして「野人たちの踊り」が凄い!。同年のストラヴィンスキー「春の祭典」とも通じる原始のリズムと暴力的なパワー。当時としてはさぞ衝撃的であったことでしょう。
それにしても、さすが長寿で高齢になっても作品を産み続けた作曲家。各曲とも強靭な生命力を感じます。
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少年時代、東京郊外の自宅付近にはまだ空き地も多く、また通りから一本入った自宅前の道にはほとんど車の通りが無かったこともあり、よくそこらで「ゴミ燃やし」をしたものです。
近隣の各家庭には、ゴミ燃やし用の醤油だか塗料だかの缶が常備されており、それで日常の燃えるゴミを燃やしておりました。
家庭ゴミの減少に貢献していた様にも思いますが、地球温暖化に逆行していたようにも思います。
「さみいなあ~」などと言いながら、ゴミ燃焼缶の周りに少年達が集まり、暖を取りながら世間話をしておったのであります。
紙ゴミと共に、普通にビニールやゴムなども「臭っせえなあ~」と言いながら燃やしていましたので、ダイオキシンなどもたっぷり吸い込んで我々は成長したものと推定されます。
ゴミ燃やしは、休日はお父さん達、平日は少年達の仕事でしたから、「遊んでばかりいないで、ゴミでも燃やしなさい!」なんていうお母さん達の声が夕方の住宅地に響いたりしていた訳ですな。
「落ち葉焚き」なら風情があるのですが、「ゴミ焚き」が冬の風物詩というのも何とも哀しくも懐かしい思い出であります。
ジャニス・ウェーバー(ピアノ)(NAXOS盤)
今日は、買い物の際車で、以前、ピアノ・ソナタ第7番を取り上げた(http://blog.goo.ne.jp/golf130/e/319c16798793380de7bef4ba0de6bf05)驚異の作曲家レオ・オルンスタイン(1892?~2002)のCDを聴いておりました。
前に取り上げたピアノ・ソナタ第7番は、作曲者96歳頃!の作品。この年齢で作曲をするということだけでも凄いのに、その内容も力漲る若々しいものでありました。(未聴ですが、98歳の時の第8番のピアノ・ソナタもあります)
前回は高齢になってからの作品にばかりつい目が、もとい耳が行ってしまっていたのですが、若い頃の作品など、このディスクの他の曲もなかなか凄いであります。
ピアノ・ソナタ第7番以外を今日は取り上げましょう。
・「森の朝」(1971年)
・「野人たちの踊り」(1913年)
・「ピアノ・ソナタ第4番」(1924年)
・「テムズ川の印象」(1914年)
・「タランテラ」(1960年)
・「ずっと続く哀しみ」(1964年)
・「飛行機上での自殺」(1913年)
多彩な作風の作曲家でありまして、「森の朝」は、印象派風の美しい曲。「ピアノ・ソナタ第4番」は後期ロマン派風。どことなくスクリャービンも連想されます。
「タランテラ」の酔っぱらった様な揺らぎのリズムや、「ずっと続く哀しみ」の小川のせせらぎの様な美しく流れる音楽も魅力的であります。
後年の方が落ち着いた作風ですね。
一方、若い1910年代の作品では「未来派」の面目躍如。
「テムズ川の印象」は印象派から一歩現代に踏み込んだ印象。少し点描的な感じもあり、粗野なリズムもありで新しさを感じます。
「飛行機上での自殺」でのパワーとメラメラ燃える様な情念を感じる音楽、そして「野人たちの踊り」が凄い!。同年のストラヴィンスキー「春の祭典」とも通じる原始のリズムと暴力的なパワー。当時としてはさぞ衝撃的であったことでしょう。
それにしても、さすが長寿で高齢になっても作品を産み続けた作曲家。各曲とも強靭な生命力を感じます。
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