傘、自分のはなくても、子どものはしっかり日本から持ってきた。雨が降ってたので、出してみると・・・
↓隠れ家を作って遊んで大よろこび
子どもたちが今夢中になってるのは トトロ
たまたま片付けてら、宮崎駿の映画がたくさん出てきたので、上映してみた。
子どもたちが、最後まであきずにみた、初めての映画。やっぱり、宮崎駿はすごい。
傘、自分のはなくても、子どものはしっかり日本から持ってきた。雨が降ってたので、出してみると・・・
↓隠れ家を作って遊んで大よろこび
子どもたちが今夢中になってるのは トトロ
たまたま片付けてら、宮崎駿の映画がたくさん出てきたので、上映してみた。
子どもたちが、最後まであきずにみた、初めての映画。やっぱり、宮崎駿はすごい。
久しぶりに週末プノンペンにいるので、大学院の女性の権利講座。
↓シャンゼリゼで朝食を食べてから出動
↓上の子も、自分で頼めるようになった、モツ入りクイティエウ
↓でも目を話すとなんでも自分で注文しちゃう・・・
宗教と女性の権利って、女性に対する暴力というコンテクストで何度も講義しているんだけれど、今回はもっと全般的な講義から、女性に対する暴力にしぼって、さらに総括するというかんじ。
おもしろいのは、CEDAWも宗教と女性の権利については沈黙しているし、宗教の自由に関する国際規定はない。
カンボジアの仏教と女性の権利について質問したら 、男子学生は、「仏教は女性の権利を擁護している」、他方女子学生は、「そうかなあ・・・???ないよなあ・・・・?」ってくっきり違う反応で、とても面白かったのである。
↓ディベートでは、クラスを4つにわけて討論してもらった
国際法のコースだから、もっと国際法を引用してほしいんだけれど、ICCPRとCEDAWくらいしか名前がでてこないのである・・・・まあ実際あまりないんだし、仕方ないか。
グループ討論議題1:イスラム女性のスカーフを公務員が着用することを禁止するのは?
「沈黙の40年ー引き上げ女性強制中絶の記録」
戦後、中国から福岡に引き上げてきた女性たちが、健康診断を受けて、妊娠している場合には強制中絶させられたという記録。
「させられた」というよりも、「医療行政が女性たちを救った」と表現したほうがいいかも・・・・タイトルをみると、「え??」って感じで、思わず買ったんだけれど、実際には、お医者さんたちが女性のために必死になって中絶をした話が紹介されてる。
終戦後直後、大陸に残されていた日本人は悲惨な目にあった人がたくさんいる。その中でもソ連軍とかにレイプされた女性たちで、妊娠してしまった女性たちを救うというミッションを与えられたお医者さんたちの話。かなりナマナマしくて、慣れているわたしでも、読みながら、なんどか休憩しないとつらくて読めないくらいの内容。
「暴行をうけたときのショックからまだ立ち直れなず、精神的にも非常に不安定になっているものもおおいはずだ。そういう女性を手術する場合、手術に耐えられる状態かどうか、あらかじめたしかめておく必要がある」。
実際、引揚者が最初に戻ってきて健康診断にきた時、「なんで男がまじってるんだ?」って思った状況だったそう。がりがりでぼろぼろ、レイプから身を守るためにほぼ剃髪している女性たち・・・・地獄絵が展開された。
↓巨大な鯖のランチ、日本食はほっとする・・・
レイプされて妊娠してしまった女性たちについては、差別の目があるために中絶を、というのも、大名義として説明された。「病気にしろ妊娠にしろ、ここできれいな身体になって帰郷しても、郷里の人たちから白い目で見られ、郷里にはいられなくなるだろう。この国には、そういう偏見がまだまだ根強く残っているからな。だから、被害者は必死になって被害を隠そうとするんだ。
健康診断を名目に性犯罪の被害者をスクリーニングしていた、厚生省の指示による大学の医師たち。彼らも、戦場から戻ってきたばかりだったり、中絶などしたことなかった医者ばかり。さらにジェンダー配慮なんて、そもそも???ってかんじだっただろう。
貴重な歴史の記録で、男性なのに筆者はよくがんばって資料を集めたりインタビューをとったなと感心。
カナダにいるエラがクメールルージュ時代に出産した時に赤ん坊をとりあげてくれた助産婦は、内戦後もコンポンスプーにいたんだけれど、5年くらい前になくなったのがつい先日確認された。歴史は、早く記録しておかないと、証言者が次々に死んでいく。この本を読みながら、次の調査の構想もしっかり練るのである。
毎日のように看板をみてるのに、入ったことがなかったバーガーキング。
とても好きで、ソバナプームではいつも食べてた時期もあるんだけれど(となりに生ビールが売ってるという素晴らしい立地なのだ)、プノンペンではまだ行ったことがなかったのだ。移動途中に、すぐに食べられる店、っていうことで、子供達をつれて寄ってみた。
確かに、サービスはとても早い。
↓フローズンなんとかがあって、子供達は大喜び
週末、ちょっと遅めの朝食に来ている家族連れとかでいっぱい。
↓下の子はバーガーは苦手だったみたい・・・フレンチフライしか食べない
結局、テイクアウトも含め、5つもバーガーを買ったわたしたち。上の子はチーズマッシュルームが気に入って、一人で3個も食べたのである・・・・下の子とわたしは食べずじまい。わたしはちょっとだけかじったけれど、うーん、なんちゃってバーガーかもしれない。もう二度と行くのはやめよう。
↓足の怪我がなおったら履きたい・・・ソニアリキエルのサンダルは歩きやすい
先日、出稼ぎ労働者が多い建設現場の人たちが集まってるところ、一緒に立ちながら軽食(3000リエルのおかゆ)を食べながらいろいろ話を来たんだけれど、地方から出稼ぎにきている16歳の少年は1日働いで6ドルしかもらえないそう。3回食事したら5ドルくらいとんじゃう・・・。話を聞かせてもらったお礼に、今度はご馳走しないとな。ちなみに男女で日当は違う。
世の中、不公平にできてるな・・・。
タイトルが面白かったので、買ってみた本、アラフォーについて。
「不良債権化された男性たち」っていう表現がとても愉快で的を得てるってかんじで、笑いながら読んだのである。
確かに、アラフォーが若い男性を求めるのは、共感できるところがいろいろあるなあ・・・・大学で毎日大量の男性と会話するけれど、50代以上の人とはしっかり仕事の話のみ、自分より若い世代は冗談とプライベートのことだけ、ってしっかり区別してるので、まさに不良債権はいらない!を実行しているのかもしれない。
↓今週は、毎日病院通いだった・・・・
多分夜に急患で飛び込んだ時の治療が不十分で、翌日から点滴投与で治療することになった、化膿した傷。蚊にかまれたのかなあ・・・・夜中でかゆくって、寝ながらがりがりかいてたら、そこからばい菌がはいったそうなのだ。どす黒くはれあがって、歩けなくなったので、さすがに恐ろしくなったのであった。
ベッドから「病院で〜」ってメールすると、あとから電話かかってきて、「子どもさん、大丈夫?」。
それにしても、プノンペンにじっとしている時の怪我?事故?でよかった。内務省の仕事、無事終わって、自分の本もとりあえず中身ができて、あとは今抱えてる調査の報告書と、クメールルージュの本、それとこれから月末まで集中して担当する大学院の講義の準備。がんばろう。
ある朝、講義に向かう廊下で、「先生、髪型かえて、似合ってますね!」って女子学生に声をかけられたわたし。
がーん・・・・朝起きてから髪をさわらないまま登校してきたことに気づいたのである。髪型かえたわけじゃない!!
↓市場で見つけた、市場を歩くために髪をセットする女性
↓付け毛を2重にして、化粧して、市場を闊歩するそうな
若いっていいな・・・・(ちなみにこの女性は4歳の子供をつれてた)。
鏡をほとんど見ないまま適当に化粧して登校することもあって、いかんと思って反省したのである。
カンボジア国家女性評議会によって、クメールルージュ時代の性犯罪の被害者のニーズにどう対応するかについての協議。
カンボジアは、10月までに、国連CEDAWに2年前のConcluding Observaitons について回答する必要があるのだ。
3月に被害者と対話の場を儲けたそうで、被害者のニーズはだいたい以下のようにまとめられる。(UNWOMENのとりまとめで、わたしのまとめではない)
これらの問題について、各省の回答は以下のとおり。
保健医療分野
保健省:全般的な対応しかしていない、ただ貧困者に対しては貧困カードで対応している。メンタルな対応もどうするか検討したい。もし被害者が、特別な医院などを儲けてほしいということであれば、検討は可能。もし被害者にアクセスがない場合は、・・・回答がなかった・・・・(ただし、保健省も人材不足なので難しい・・・とのことは主張してた)
国際裁判所;ECCCは計画省と協力して、被害者に貧困カードを配布するように依頼している(ただし civil party対象)。
サービス:コンサルテーション(被害者にどういう対応が必要かの助言、700人程度に実施)
NGOからの提言:被害者支援のcriteriaが高すぎて、極貧の人たちにはアクセスできない
UNWOMEN からの提言では、リーフレットを作って、被害者の人たちに、どういったサービスが非公式にでもあって、どうアクセスできるのかを紹介するようにしては、という提言。
メモリアルや認識
メモリアルは、ストゥーパなどという見える形で建設が進んでいる。例えば、トゥールスレンでも、ドイツ政府の支援をうけて文化省との協力でストゥーパが建設されている。
近年議論になっている、「非公式な賠償」(正式なルートを使わないという意味)は、裁判所の決定を得ずに判断を下すという点で、リスクがある。ただ、希望者が多すぎたため、裁判所は人々のこの期待には一切応じないことにしている。
学校教育の重要性も議論されたけれど、まあ、実際のところ、教えられる教員がいないからな・・・・・
UN WOMEN からは、なかなか鋭い以下の指摘。
「Availability と realization とを区別する必要があり、「こういうのがあります」というレベルではダメ。実際に、被害者が「アクセス可能であるサービスに、アクセスしていることが肝要」・・・
まったくそうなのだけれど、この指摘を受けて始まった議論の焦点が、「どういったcriteriaで、保健サービスとかを提供するか(無料で)」という点にかなり偏ってしまった印象が・・・実際、被害者は、もちろん保健サービスも必要としているけれど、それ以上に、過去に向き合うこととか、記録するとか(記念碑とか)が、とっても重要なのだよな。だって、これまで30年以上もほりっぱなしになってきたんだもの、今更急に何か期待するとかないのだ。
シエムリアップのマーケットで発見した、ちょっとあやしいオーガニック米。
シエムリアップ農業局が認可したオーガニック玄米、2キロで2、5ドル(300円くらい)。
なんといっても、玄米好きなので、思わず買ってみる。この前マレーシアで買った玄米をまだ食べてないから、早くそっちを食べないといけないんだけれど・・・・
↓シエムリアップで入ってみたおしゃれなカフェ
Brown riceって表記してあるのに、普通の米だった・・・・というのか、精米がちょっと抑えてあるだけで、玄米とはいえない代物。ま、いいか。なんでも試してみないとわからないしな。
セックスワーカー32名とインタビューするので、張り切ってたら、息子にも意欲が伝わったらしい・・・
↓洋服を着替えさせてた下の子、いろいろうるさくなってきた・・・・
↓グループインタビュー、全員が夜の移動に不安を感じてる
セックスワーカーといっても、年齢層も、働いている形態や場所もさまざま。ただ、ほぼ全員が出稼ぎにきているっていう点で共通してる。
ただ、事前に得ていた情報、1回のセックスが10−20ドルっていうのは完全な間違いで、一番安いのは5000リエル。たいていは1万リエルだそう。ラッキーだと10ドル、外国人だと20ドル。
↓ランチは、打ち合わせをしながら調査員たちと
↓カンボジア料理、味がけっこう濃い・・・
↓4回にわけてのインタビュー、似たような話が多いけれど、それぞれ悩みは違う
↓身分証明書、役所が「セックスワーカーなんて新規発行できない」と古いのを使ってる
ある女性にじっくりインタビューをしていると、親しいお客さんから2回も電話が・・・・彼は最近ひいきにしてくれているお客さんで、1回10ドル、昼休みとかに呼び出しがくるらしい。1回目の電話のあと、3分くらい開けて2回目の電話がはいって、さすがに申し訳なくって、インタビューをちょっと切り上げざるを得なかったのである・・・残念。
↓ブラウン・トゥールコックにコーヒーをゲットしに寄ってみた
今回の調査員に、「ブラック、ホット、小さいサイズ」って頼んだのに、買って来たのは、「カプチーノ、ホット、大きいサイズ」。いやはや、この記憶力で、ちゃんとした調査できるんだろうか・・・?
前回の日本、というのか、東京滞在。ちょうどシーズンだったので、大量にお洋服を購入して超幸せ!!だったことに加えて、荷物の量をあまり考慮しなくていいので、本をたくさん買って戻った。
↓ジェンダー関係と、戦争関係がメイン
次はタイに行くまで、ちょっとだけカンボジアにいるので、パスポートの増刷とか、普段できないことをやっておきながら、待ち時間を利用して本も読みたいかな。
↓メキシカンを楽しみながら、原稿をぼちぼち進める
自分の本を書くのに、ほかの人の本を読んで勉強しながら元気をつけないと、すぐに行き詰まっちゃうのだ。