ジェンダーからみるカンボジア

カンボジア社会について、ジェンダー視点から色々な情報をお届けします。

クメールルージュ時代の調査は終了

2015年07月03日 | Forced Motherhood

 

プリベインの朝。5時から隣の家の巨大な機械の音で目覚めるのである。

↓わたしの朝食、なかなかおいしい

↓リーダーの朝食、鶏肉かな? 

↓わたしの助言なのか指示で、インタビューを開始することに

 ↓女子学生たちはクイティエウ、肉が新鮮そう

↓わたしの朝一番のインタビュー、71歳の女性

つわりで苦しんでたら怒鳴られて怒られ、悔しかった。生まれた子どもは全然元気がなくて病気で、病院につれていったら、肉もないのに二の腕をつかまれて注射されたそう。医者がいたのね・・・・

↓今回、唯一同席した男性のインタビュー、上の女性の配偶者

「国王がクーデターでおいだされて・・・」みたいな話から、結婚や妻の出産の話などなど、なかなか興味深い。

↓65歳の女性、結婚後に初潮があった

「緑の蛇!」って孫がさけんで、一旦インタビューが中断。わたしは見つけられなかったんだけれど、きれいな蛇が歩いてたそうな。

↓夫も畑から戻ってきたので、写真にはいってくれた

↓けっこう貧しい家庭の女性をインタビュー

耳が遠くて、記憶はけっこう新鮮なんだけれど、こっちの質問にはぜんぜん回答してくれない・・・・

でも学生たちは頑張りました!!!

↓ランチには、大量の肉・・・・なかなかおいしい豚肉

↓鶏肉の焼いた料理、なかなか身が締まってておいしい

↓塩味がけっこうきいてるトロクオン料理

プノンペンから外に出ると、野菜が新鮮なのがいいかな。

↓しょうがと魚の干物を購入

 

↓プリベイン最後となった女性、過去を思い出すと腹がたって仕方無ないそう

多くの女性が言ってた、「クメールルージュ時代に、もし妊娠しなくてよかったなら、妊娠したくなかった」と回答した女性。

↓集合写真、なかなかいいグループワークだった

プリベインでは8名にインタビューして、1名はエラー。あと助産婦と、妻が子供を産んだ男性もインタビュー。

↓帰路、日本橋のテレビモニターが破壊されてた・・・

最終的に、クメールルージュ時代に出産した女性49名、妻が出産した男性1名、合計50名のインタビューをとって調査終了。学生たちは、合計180名程度のインタビューをとってるので、合計230名程度を対象に調査したことになる。なかなかサンプルも大きいし、詳細に調査票を作ったので、けっこういい情報が取れてる。

とってもとっても充実した調査だった。調査した内容もよかったけれど、学生一人ひとりに細く指導できたのが何よりよかった。2日間とか3日間ずっと一緒にいて、インタビューの内容を常に共有して情報交換したので、みんな毎回のインタビューごとに情報収集能力が高まったのだ。

↓強風と豪雨で、木が倒れてる・・・お気の毒に車は閉じ込められてる

最後の調査の運転手は、98年に毎週土曜の朝一緒にプレイリアップでサッカーをしていた仲間。サイドを走るのがとっても早かった選手。当時、サッカーのあとには毎回浴びるようにビールを飲んだ仲間・・・・「タンザキがまたカンボジアに来たらしいけれど知ってる?」とか、「スローさんが仕事辞めたらしいよ」とか、なんだかずーっと前の話につながっていて、とっても懐かしかったのである。

次のフィールドは来週のシエムリアップ。きっと雨かなあ・・・・・