ジェンダーからみるカンボジア

カンボジア社会について、ジェンダー視点から色々な情報をお届けします。

手持ちのおカネがないのよ!!

2015年02月27日 | カンボジアのジェンダー規範

 

 

いろいろ動き回りたい気分。

春かな?

 

↓学生を連れてNGO訪問、人身取引の講義

 

講義の前、代表が突然財布を取り出して、「15ドル借りたままでしょ、日本であれ、買ってきてくれたじゃない、ちゃんと返済しないとね」と言ったのである・・・・いいわよ、っていうと、「あ、ごめん、でも今、手持ちおおカネないんだ、昨晩人身取引の被害者の対応で、持ってた250ドル、全部渡しちゃったの」。

なんでも、前日午後1時、警察に連れられて22人の人身取引の被害者が事務所にやってきたそう・・・・

「被害者の22人とも、パスポートだけは持ってて証拠のためにスキャンしなきゃいけなくって・・・・、でも当座の現金はなし。ゲストハウス代と食費とかわたして、250ドルかかったのよ」とのこと。もちろん、あとで団体の経費でおちるとはいっても、手持ちがなかったら大変なことになってただろうに。なんでも、業者に騙されたこの人たち、パスポートも持って合法で出稼ぎにいったはずが、実は騙されてて2週間の滞在ビザみたいなのしか持ってなくて、1ヶ月たった時に警察に違法滞在で逮捕されたそう。トラフィッカーが、当然のごとく、騙して警察に通報したのだ。

↓JAVAでの会議がつづく今日この頃・・・・Communityについての調査実施中

↓こちらはNGO団体の代表を招いての特別講義

↓性犯罪の被害似合った子どもが裁判で悲惨な思いをしている調査をした団体訪問

 

怒涛のごとく、連日走り回っている感じのある2月。

↓女性省局長のジェンダー主流化についての講義

でも、ニューヨークまであとちょっと。

↓RUPPのワークショップに学生をつれて参加

ニューヨークについたら、まず、モントリオールにまず行くことになりそうかな。せっかくだからクメールルージュ時代のインタビューでもカナダでとってこようかと思っているところ。ここまでくると、意地?ってかんじなくらい、クメールルージュ時代の記録を残したいっていう熱意があるのだ。なんでかな、自分の家系に関係しているような気がするけれど、誰かが記録を残しはじめたら、きっともっと多くの人が記録をとめる必要性を感じてくれると思うのだ。隠されている、というか、語られていない女性の歴史とか、たくさんたくさん記録できることはあるんだから。

で、久しぶりのアメリカ。予定通り、フィラデルフィアには行けるかな?

ぜひ、これまで行ったことのないアメリカの観光地も訪問してみたんだけれどな。

 

 

 


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