カンボジアの銀行、AMKは、30万ほど顧客がいる巨大なマイクロファイナンス。
預金の利率が12%なので、昨年ちょっと貯金してみた。教え子が顧客サービスにいて、「先生貯金して~」って言ってきたのだ。
↓バンコクのスターバックスで、子どもと二人で歩行練習を楽しむ
ちょうど、昨年からお手伝いさんの夫に1000ドル貸してくれって言われていて、でも返済計画もあいまいだし用途も合意できない依頼だったので、ペンディングにしてた。すると、今年に入って、AMKでお金を借りたというではないか。さらに、下の子の子守も、「わたしもAMKから借りてる、でも返済はもう終わるところ」とか言うのである。
なんでも、二人ともそれぞれ1000ドル借りてて(二人ともバイクのため)、金利は20%程度(この辺があいまいで、よくわかってないみたいだけれど)。
↓プール大好きな子ども、「おかね、50ほしい」とかいうんだけれど、単位は?
彼女たちによると、1000ドルかりて、1年で総額1250ドル返済するそう。「担保は土地。スバイリエンの村の人は、たくさん借りてる。返せなかったら恥ずかしいから、必ずみんな返す。でも土地を取られると困るから、返せなくなりそうなら出稼ぎにでたりしてる」とのこと。タイに出稼ぎにいくのにパスポートとかを購入するお金がなくって、AMKで借りて、出稼ぎ先から返済金を送ってくる家族も少なくないそうな。
1000ドルかりて、250ドルの利子かあ・・・・わたしは1000ドル預けて120ドルの利子・・・・・
同じ家庭内で、同じ銀行から借り入れと貯金をしてて、なんとも複雑なのである。