ジェンダーからみるカンボジア

カンボジア社会について、ジェンダー視点から色々な情報をお届けします。

タケオへ調査

2015年06月30日 | Forced Motherhood

 

自宅には洗濯にだけもどってきて、タケオに移動。

わたしは、どうやら洗濯が好きなのだ・・・・ホテルでも洗濯は頼んじゃうんだけれど(なんといっても安い!!)、自分で洗濯を干したりするのが好きなのだ。

週末は修士課程で女性の権利の講座を担当しているので、講義を終えてから、タケオへ。

上の子は、ボーイフレンドのところに宿泊させてもらうってことになって、下の子だけ同行。

↓トンレバティによってランチをすることに決定

お菓子売りの老婆がやってきたので、「もしかして、クメールルージュ時代に出産してるかもよ?」って学生にいったら、「インタビューしてみようか」ということになって、実際彼女は出産していたので、即席インタビュー開始。

わたしは調査票もノートもなかったんだけれど、とりあえずメモするのである。

↓夫がノンロル時代に医者でモニヴォン病院で働いてた女性

夫がクメールルージュに殺害されて、強制結婚させられそうだったんだけれど、逃げたそう。ずーっと独身をつらぬいてる。

↓あばれまくる子ども、お兄ちゃんがいないと好き放題

息子に、サングラスを川に投げられてしまったのである・・・・学生たち、「せんせい、サングラス、お子さんが川になげましたよ!!いくらだったんですか?」と聞いてくるのである。さすがカンボジア、なにしろロス計算なのである。

↓鳥肉は塩味がききすぎてて、魚は味がない・・・・

↓不思議な味の料理、田舎ではいろんんあ味があって楽しい!!

↓スープ、なんのスープだったんだろう・・・

今回は11人のグループ、クラティエに行きたかったのに、うまく調整がいかず、わたしの希望通りタケオに行ってくれることに。クラティエなんかにいってたら、また移動で死にそうになってた・・・・

↓インタビューを邪魔しまくる子ども

↓どの家にいっても子どもがたくさん、でもうちの子は一人がけっこう好き

↓クメールルージュ時代に子どもを5人なくした女性

5人も死んじゃったの????って、さすがにちょっと久しぶりにつらすぎる話だった。ちなみに夫も殺されてる。子どもを亡くして、特に最初の時は悲しくて、1週間泣いて過ごしたそう。

↓クメールルージュ時代に出産、子どもが学校に行ってた話とかなかなか楽しい

プレイトップ校っていうところは、お寺だったのを学校にして、僧侶顏知るところから始まったそう。母親が学校に出向いて、子どもを通わせてもらうように名簿に名前を記載してもらったそうな。

タケオ、もうちょっと時間があったら・・・なかなか面白い状況なのだ。なにせ、この地区は先月もはいって把握してるし、極貧ではないから色々話が聞きやすいのだ。

↓夜は、わたしがとっても好きな屋台街へ学生を連れて行く

学生たちは、インタビューなどやったことがないそうで、みんないい経験をしている様子。

でも上級生と新入生は、ほんとに違うなあ・・・当然だけれど。どっちも好きだけれど、上級生のほうが一緒に飲んでて楽しいかな。新入生は、ほんとにとってもホワイトで、対応に配慮しないと、その後の人生にへんな影響を与えてしまうのではないかとか、いろいろ心配なのだ。

↓タケオで一人目のインタビューは、記録ノートに紙を貼り付けた

このノート、カナダで2冊買ったんだけれど、どうやら1冊でおわりそう。

2冊目、シエムリアップで忘れてきたようで、ないのであった・・・・カナダにいるエラは元気かな。早く調査の結果を本にして、届けないと。

 

 

 

 


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