ジェンダーからみるカンボジア

カンボジア社会について、ジェンダー視点から色々な情報をお届けします。

人権団体LICADHO

2011年11月21日 | 女性の自立

 

連日、NGO訪問を続けているわたし。

巨大な人権団体のADHOCは理事をやってるので、しょっちゅう通ったりしてるんだけれど、もうひとつの巨大な人権団体LICHADOは数年ぶりに団体訪問。職員とはしょっちゅう会ってても、事務所に行くといろんなことが見えてきて面白いのである。

↓LICADHOの受付

受付の女性、7か月の双子のお母さん。半日だけ出勤しているそうなんだけれど、偉いなあと思うのである。

LICADHOは、人権侵害の受付窓口をもってるので、多くの人が事務所を訪れるそう。家庭内暴力の被害者やレイプの被害者が後をたたないそうな。

↓この中で人権侵害について報告するらしい

わたしは「女性問題の担当のXXさんとアポがあるんですけれど」って言ったのだけれど、「じゃあ、そちらの方は、どのような問題で?」って、パックさんは受付の人に聞かれてしまって・・・・。

受付でしばらく待ってたら、「あら、せんせい!」ってずいぶん以前の学生が声をかけてくれたのだ。LICADHOの刑務所事業の担当をしてて、連日刑務所を訪問しているそう。学生の頃から比較すると、自立した女性になってて、きらきら輝いてて素敵だなあと思ってしまったのである。

以前カンボジアの権団体にいた時、食べていけないくらいの安月給で仕事量も多くて、さらに人権侵害を扱ってるものだから精神的にも大変だったけれど、やりがいがあったし、面白かったなあと思うのであった・・・・・