ジェンダーからみるカンボジア

カンボジア社会について、ジェンダー視点から色々な情報をお届けします。

薬を飲む子ども

2011年01月29日 | カンボジアの母子保健


予防注射のときにもらった薬を
子どもに飲んでもらうことに。

錠剤なんだけれど・・・・って思って
たら、メイドさんがスプーンの上で粉にし
てわたしに渡して、
「ミルク」
って一言。

わたしって、牛だよなあ・・・・?



いやがってるけれど、ちゃんと飲んだ子ども。

予防接種をしたら、翌日に高熱を出すのが普通らしい
カンボジア。副作用があって当然なのだそうな。

子どもは、体が暑くなってちょっと赤くなっている
程度なので、副作用は軽いらしい・・・・




こどもの予防接種と大学の講義

2011年01月29日 | カンボジアの母子保健

生まれた時にもらった予防接種手帳(というほどのもの
でもないけれど)

1月は出張続きだったので、なかなか行ってなかったのだけれど、
赤十字病院に情報収集に行ったら
「もう2週間も遅れてるから、明日くるように」
と指示され、さっそくつれてくことに。





残念ながら、わたしは大学での講義が入ってしまい、
せっかくの予防接種に関する調査の機会を逃すことに・・・

大学のすぐ側にある赤十字病院まで
トゥクトゥクで向かいつつの授乳。
やればなんでも出来るのだ。

だって、講義と大学から家までの移動の時間は
授乳できなくなってしまうから、3時間くらいは
物理的に授乳できない。
だから、離れる直前までミルク飲んでもらうことは
重要なのだ。といっても3時間。
なんだか熱々恋愛中の男女みたいだなあ・・・


大酒飲みならぬ大ミルク飲みの子どもには、
ちょっとでも離れるときには必ずミルクを冷蔵庫に
おいておかないと、大変な事態になるのだ・・・・




予防接種代、お手伝いさんにお金を託してい
たんだけれど、1000リエルのチケットを買うだ
けで、あとは無料だったらしい。

5種類くらい?うたれ、さらに分けのわからない
白い錠剤をもらったらしい。
医者も、なんのための薬かちゃんと言ってよ~


子どもが注射うたれている間に、わたしは
大学に向かってジェンダー学の講義。
70人級のクラス。

↓グループ討論してもらって、発表してもらう様子




まだ教育分野のジェンダーに関する仕事をやってるから、
学生にも同じテーマで議論してもらう。
統計から、15歳以上の識字率の男女比(女性64%、男性85%)
がなぜ発生しているのかの分析。

ほんとは就学率でジェンダー分析やりたかったのだけれど、
今は初等教育で男女比はほとんどないし、遠隔地の女子と
都市の男子の比較をするとかいう難しいテーマは無理だろうと思って。

3時間の講義はあっという間、でも講義中に急に
心配になってちらっとお手伝いさんに電話して大丈夫か確認。
昨夜ビール飲んだからなあ・・予防接種と何か変な反応
おこさないかなあ・・・などと、後から反省しても
仕方ないことを思い出したのであった。



久しぶりの大学(といっても2ヶ月ぶり)は、やっぱり楽しい。

通常の講義に復帰するのは3月末だけれど、早く戻りたいなあ。