昨日、大学の同窓会行事で「身延山久遠寺」へ行ってきました。
往路の渋滞で、久遠寺門前に着いたのは、13時頃でした。
これは、当初予定スケジュールより2時間半くらい、遅くなっていました。
14時までにバスへ戻るように、と幹事から言われていたので、大変でした。
ここまできて、久遠寺のお参りをすることなく帰京するなど、考えることも出来ません。
大急ぎで参拝をすることを決行しました。
山門前の観光案内所で案内図をいただき、ちょっとお尋ねしました。
境内の有名な「枝垂れ桜」は殆ど散ってしまい、葉桜状態になっている、とのことでした。
Webで一応予備知識として知ってはいたのですが、チョッピリ残念なことです。
参詣ルートとしては、男坂・女坂と菩提梯の3ルートがあるとのことです。
所要時間を考えると、ちょっとと言うよりかなり無謀なトライで、菩提梯に取り掛かりました。
菩提梯三門から本堂へと続く287段の石段。
登り切れば涅槃に達するという意味の梯は、南無妙法蓮華経の7字になぞらえ、7区画に分けられています。
各の石段は、一段あたり30cmはあろうかと思えるくらいの大変な石段でした。
手すりを頼りに、かろうじてと言った感じで、なんとか登り切ることが出来ました。
ほぼ30分、大急ぎで下山したのですが、バスで斜行エレベーターを利用して、お参りすることに予定変更があったとか。
この変更を聞いたのは、山門まで降りた後だったので、何の助けにもなりませんでした。
そう言うことで、皆さんと斜行エレベーター利用の楽な方法で境内まで移動し、再度参詣をしました。
樹齢400年とも言われる、開基堂前と仏殿前の2本の「枝垂れ桜」です。
いずれももう既に葉桜状態で、殆ど花は残っていませんでした。
祖師堂前の池には、花筏を見ることが出来ました。
甘露門先の女坂には、ほぼ満開状態で咲く、紅しだれ桜を見ることが出来ました。
五重塔をバックにした、枝垂れ桜です。