今日、横浜市みなとみらい地区に係留されている「日本丸」で、300回目の記念となる総帆展帆作業が行われました。
数名の航海訓練所訓練生と、、女性33名、男性66名合計99名のボランティアにより、総帆展帆作業が行われました。
今日はもうこれ以上は無いというくらいの良い天気で、ゆっくり楽しめました。
今日、横浜みなとみらい地区に係留されている「帆船日本丸」で、３００回目の総帆展帆作業が行われました。
７月の「海の日」にも行われた総帆展帆も見学したのですが、今日は３００回目という記念の回で有り、このあと今月下旬には日本丸のセールが取り外されます。そのため、来年２月から３月にかけて、取り外したセールを戻すなどの船体整備が行われます。したがって、早くとも次回の総帆展帆作業は、３月以降になります。と言うわけで、半年くらいはしばらくこの作業が見られなくなります。
今回も総帆展帆作業は、女性３３名、男性６６名合計９９名のボランティアと、数名の航海訓練所訓練生とで執り行われました。
さて、総帆展帆作業がいよいよ開始です。ボランティアのメンバーが、マストに登って行きます。そして、最大海面上５０ｍくらいのヤード上で、セールをヤードに固定してあるロープを解き放っていきます。
マストでの作業が終わったあと、ボランティア・メンバー達は、甲板上での展帆作業に取り掛かります。展帆には、船首側マストから船尾側マストへ、下段セールから上段セールへ、というルールに従って行われます。
展帆作業は、１時間近くかかりましたが、ボランティアの皆さんにより、全くの晴天の今日も無事終わりました。「太平洋の白鳥」ともてはやされた、総帆展帆された「日本丸」の勇姿です。勇姿とは言え、船は英語では「ｓｈｅ」と、女性の扱いではありますが。
