徒然なるまま”僕の趣味と遊ぶ”

タイガース、水彩画、鉄道などの、僕の気ままな”独り言”

おせち料理の中身・・・・・

2005年11月25日 20時22分28秒 | 独り言・社会・ニュース

お節料理には、お馴染みの具がありますが、それぞれにはお祝いのメッセージがあります。

一番定番なものは、数の子ですが、これはほとんどの方がご存知でしょう!
そうです。子孫繁栄です。数の子はにしんの卵のことですが、にしんは、一腹5~10万個もの非常に多数の卵を持っています。

ごまめ(田作り)・・・豊作満作を願う気持ちが込められています。ごまめは、田んぼの肥料として使われた所、沢山の米が獲れたことから、「豊作」を象徴。

      

栗きんとん・・・・「金団(きんとん)」の字から「財」に恵まれますようにと願ったものです。
昔から貴重品だった砂糖をたっぷり使って、せめて正月ぐらいは贅沢したいと言う意味も込められています。

伊達巻き・・・・長崎の「カステラかまぼこ」が江戸に伝わり「伊達巻き」と名付けられ、正月料理に用いられようになりました。 「伊達」のいわれは、伊達政宗の派手な服装から。「巻き」は、学問・文化の意味を表しています。

海老・・・・「海老」の字から老人を表すと同時に、海老の腰が曲がっているように見えるところから、末永くという長寿の意味を表します。

   

黒豆・・・・一年間、無事に、健康でまめに長く働けるようにという縁起に因んだもの。 実際、豆にはたんぱく質やビタミン、カルシュウムが多く含まれ栄養たっぷりの食材です。

昆布巻き・・・・栄養豊富で海藻の王と言われ、養老昆布と書いて「よろこぶ」と読ませ、昔から縁起物として、また祝儀には欠かせない食材です。

紅白なます・・・・大根とにんじんを取り合わせた紅白は安泰を意味し、水引きといわれ、平安・平和を願う縁起物です。 大根は、古くからその純白さを神聖な色とし、清らかな生活を願って食されたものとされています。

ちなみに、煮しめは日持ちする料理をいいますが、中の蓮根「先の見通しが良いように」と。