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電卓の歴史

2005年11月05日 11時10分04秒 | 独り言・社会・ニュース

電卓というのは何を持って電卓の定義とするとかによって微妙にことなります。
基本的には「電子的に動作する卓上型計算機」ということで言えば大体1962年頃にいくつかのメーカーから出したもののようです。


世界初の電子式卓上計算機  (1964年)        真空管式電気計算機(1946年)

商業的に成功したのは、おそらく1964年にシャープから発売されたものが世界初ではないかと思われます。

一般には、卓上となったのは手動式電気計算機ですが、これはタイガー式手回し計算機です。
その後の電気式卓上計算機としては、シャープと並ぶ電卓メーカーとしてカシオが電気式卓上計算機を作るためのメーカーとして1957年に設立しました。

モンロー式 電気計算機(1925年)

この後に出てくる電気式というのは、リレーを使用したものですが、これが更にトランジスターを使った電子式になりますと、音がなくなり、キーボードから打ち込んだ計算結果も無音でディスプレーに表示させられるようになりました。

それでも当時の電卓は、まさに「卓上に置ける」サイズで机一つを占領していました。値段も今のパソコン並みの値段でした。

レバー式電気計算機

今、100円でも買え、手のひらに乗る電卓を考えると、夢のようなことです。