まずは、昨日の鳥谷のさよならホームランを見ましょう。
これで阪神のシーズン公式戦は終了しました。今シーズンは87勝54負5引き分けの勝率0.617でした。
1985年に日本一になってから20年、その間15年はBクラス、その内10シーズンが最下位という「ダメ虎」「関西の恥」と言われてきた事を考えれば、2年ぶりのリーグ優勝は、これから球界の盟主となり得るかどうかが論じられていることを思えば、フアンとして感無量ですが、これはこれで強い阪神というのは、魅力が半減してしまうフアンも多いことと思いますが・・・・。
この時に、村上ファンドが、阪神タイガースを上場させることを、阪神に申し入れているとの事が報じられています。 勝負ごとは、浮き沈みが激しい世界であり、今年のようにいつも満員の甲子園とは限りません。
この時期に、水を差すようなことをしては、フアンを置き去りにした仕打ちと考えざるをえません。 10人目の野手と言われている阪神のフアンを無視しては、痛いしっぺ返しを覚悟しなくてはならないでしょう。
ともかく、村上ファンドが阪神株を38%も保有したことには、何が狙いなのかがはっきりしませんが、次の一手をどう打つのか、外野から見ているだけの我々にとって気掛かりでもあり、不気味でもあります。
阪神株を現状維持で株主提案をしていくのか、50%以上持って経営権を掌握していくのか、はたまた、第三者に売却して利ざやを得て撤退するのか、色々考えられますが、例え第三者に売却するにしてもこの高額な金額を簡単に市場で売却出来ないでしょう。
社会現象とまで言われ、経済効果がある阪神の優勝を、金の世界でもてあそぶようなことは、絶対許せないことです。
先日3日に阪神の優勝記念ゴロの入った商品を買いに行きましたが、売り切れが多く、再度、昨日挑戦に出向きました。
この百貨店も簿価では、900万円だそうです。そして阪神の聖地、甲子園球場の簿価では、800万円だそうです。 余りにも不動産評価益が多いのも、阪神株の魅力なのでしょう。 先日無かった優勝ロゴ入りの商品も沢山ありましたが、先日買ったものは、売り切れていた物もありました。
野球に興味の無い人は、不思議に思うのでしょうが、これが社会現象であり、社会に活気を与えると思ってやっているフアンは、ほとんど居ないでしょう。
フアン心理は、もっと単純なのです。