旧愚だくさんブログ

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壹錢洋食

2011年12月19日 | カメ見聞録・国内編

祇園をそぞろ歩いていると、前方に見覚えアリアリのお店ハッケン!

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Bスポマニアなら知らない人は居ない、壹錢洋食だ!!!

「いや~、何だか強い力に導かれるがごとく来てしまったなぁ・・・」
と、軽く感激。
迷うことなく店に入った。

ところで、洋食と言ってもカニクリームコロッケやオムライスを出す洋食屋とは違う。

●店のHPより抜粋●
京都の祗園で今も愛していただいています壹錢洋食。そもそも壹錢洋食とは、大正から昭和の初めころ、駄菓子屋のおばさんたちがおダシ入の水で溶いた小麦粉を鉄板で焼いた上に、刻んだおネギなどを乗せてさらに焼き上げ、ソースをかけて、主には近所の子どもたちのおやつとして一銭で販売されていたものです。いわばお好み焼きの前身であり粉モノの元祖にあたるものですが、当時はソースをかければみんな洋食と考えられていた時代ですから、一銭で買える洋食すなわち「いっせんようしょく」と呼ばれ、多くのこどもたちに親しまれていました。当用漢字では一銭洋食となりますが当店では、名前とお店の雰囲気は温故の精神、お味とサービスは知新の精神で、誕生当時の「壹錢洋食」を伝統的な表記として用いさせていただいております。

ってなワケで、メニューはもんじゃ焼き以上お好み焼き未満なる粉もの、ただひとつのみ。

この壹錢洋食、昔は「お好み焼きが美味しい普通のお店」だったそうで、その頃からの客によると
「普通のお好み焼き屋が何であんな風になったのか・・・?」
と不思議でならないらしい(笑

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↑壹錢洋食の看板小僧、壹錢喰太郎
犬に追われてケツ丸出しの喰太郎(チ○コも丸見え!)の像(像かいっ!)には広大なる物語があって、その一場面がこの像(像なのかいっ!)なのだ。
ちなみに、店側によれば犬は紀州犬だって~(笑

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↑店内のいたるところにおさわりオッケーのホステスさんが。
向かいの壁に掛かるはお色気絵馬
壹錢洋食と言ったらお色気絵馬!ってくらい相当リキが入ってる。
お色気絵馬の真ん中には区内町御用達の木札が。

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↑もう、こんなんばっか!

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↑隅から隅までギャグが潜んでいる。

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↑運ばれて来たお好み焼き。
薄い皮の中に、味付けコンニャク、竹輪、九条ネギ、紅ショウガなどがふんだんに入り、それが味の濃いソースと絡み合って美味しかった。

「お好み焼きなら、パパッと出て来て、ササッと食べられるだろう」
と思っていたら、供されるまでに結構な時間が掛かった。
・・・で、退屈しのぎについついお色気絵馬を見てしまうのだけど、このエロさはちょっとハードかも知れない。
このカメがそう思うのだから、普通の女子は仰天しちゃうね、きっと。
何て言うのかな、昭和初期特有のジメッ・ネットリとしたエロで、穴の奥(!)まで見せながらもカラリとした平成エロとは異質。
見ていて気落ちするエロだと思ったよ。

・・・で、いたって普通のお好み焼き屋が、何でこんな変貌遂げたか?
それは、
「(お客さまが)焼き上がりを待つ間、花街らしい工夫を凝らした店内を見ながら楽しんでいただきたい」
なる店主の心遣いの表れだそうな。

ちなみに、子供連れの客はお色気絵馬から離れた席に案内されるらしい。
(^∇^) アハハ!


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
「歓迎 水戸黄門御一行様」とか、ギャグてんこ盛... (ナムナム)
2011-12-19 11:32:55
「歓迎 水戸黄門御一行様」とか、ギャグてんこ盛り、って感じナムね。
それだけでもう「ご馳走様」という感じかな・・・と思うナム。
機会があったら、行ってみるナム。
見たい、見たいぞ~! (カコ)
2011-12-19 17:03:25
見たい、見たいぞ~!
カメさんを気落ちさせるお色気絵馬、
タダ者じゃないね。
ナムナムさん (カメ)
2011-12-20 10:15:05
ナムナムさん

午前3時まで営業していますから、花街の帰りに是非!

ヽ(^。^)丿 フフフ
カコさん (カメ)
2011-12-20 10:17:44
カコさん

うん、昔の覗き小屋みたいでさぁ・・・

って、そんなん知らないっての!

でもね、エロの大御所であらせられる「すいかの里」在住のあの方なら、豪快に笑い飛ばすと思いますわ。

(*^▽^*) ニョホホ