昨日は、足尾組の栃さんのお計らいで、たい焼きさんと一緒に足尾・植樹祭に参加して来た。
↑労組のイベントの植樹祭だったので、俄か組員になって参加(笑
↑結構な急斜面での植樹。
↑しかし、周りを見渡すと絶景かな、絶景かな。
これが晴天なら、どんなにか見事だったろう。残念!
↑おお・・・川沿いには謎の遺構が。
植樹が終わった後には此処を目指すのだ!
↑我々が植えた木はコレ。
大きく育っておくれ~
↑無事に植樹が終わって豚汁が配られた。
温かくて、コクがあって、美味かった~♪
↑各自持参したお弁当と豚汁とで昼食の時間。
皆と外で食べるお弁当は、幾つになっても楽しいものですな。
↑昼食場所には石垣が。
こんな山奥にも鉱員社宅があったのだ。
↑植樹祭解散式の後、我々は先に見た遺構を目指した。
・・が、此処まで来たものの、最近の降雨により河川増水、対岸には渡れなかった。
つーか、本当のところはたい焼きさんとカメの長靴が「子供用か!」ってくらい短いものだったから(汗
今度は本格的な長靴を用意せねば!
膝までの長靴を履いた栃さんが「負ぶって渡してあげましょう」と言ってくれたが、流石に遠慮した・・・重いんで(汗・汗
栃さんの説明によれば、この遺構は、本山製錬所に水を送るための取水口で、この下には水を流すための水管が通っているらしい。
↑川から丘に戻って鍰(からみ)の山を見た。
↑コレが鍰。
鍰とは、銅鉱石を精錬する過程で生じるカスのこと。
↑松木渓谷のシンボル、墓三基。
↑それから、昔使われた水の濾過池(?)に行った。
此処に流れる川水は、先の遺構から取水されたものだろうか。
この池をグルリと回るうちに余分な土砂などが落とされ、綺麗になった状態で製錬所に送られた。
未だ水は流れ続けており、池は透明度が高くて美しく、ラピュタ帝国を取り巻く池を思い出したよ。
↑池のほとりの水神さま。
・・・と、この時、栃さんとたい焼きさんが何やら言い合う声が。
「ダメですよ!」
「イイんですよ!」
何と、水神さまに上がった缶コーヒーをもらって良いかどうか、の話だった。
「こう言うところに上がったものは、もらえるものなんでしょ?」
と栃さん、
「違いますよね?だって、これは神様のものだもん、ダメですよね?」
とたい焼きさん。
・・・・・。
↑水神さまと背中合わせの位置に祠が。
神さま不在のところを見ると、水神さまは元々此処に祀られていたのか、それとも山ノ神さまだったのか。
↑松木渓谷を降りた後は本山製錬所に向かった。
嗚呼・・・見事なくらい、のっぺらぼうだ!
↑参考までに2005年の製錬所。
↑他の諸々が撤去され、ポツンと残された大煙突も何やら淋しそう。
↑建物が解体撤去され、何かの炉がむき出しに横たわっていた。
何の炉だろう・・・転炉かなぁ・・。
遠距離から見ても、かなりの大きさ。
間近で見たらさぞかし圧巻だろうな。
↑それから足尾駅に回った。
この危険物保管庫、好きですね~。
畳み2畳分ほどのコンパクトな赤レンガ建物で、メチャメチャ可愛い。
↑足尾散策の〆は、やっぱ足尾歴史館。
新年度友の会入会手続きをし、美味しいコーヒーをご馳走になりながら見学させてもらった。
話は植樹祭に戻るが、足尾では、鉱毒と大規模な山林火災でハゲ山となった山に緑を呼び戻そうと、色々な団体・人達が植樹活動をしている。
植えるのはブナやミズナラのような水と滋養を蓄える落葉樹。
植えたばかりの木に土を掛けながら、
「今は荒涼たる風景の足尾の山々だけど、100年後には日本一豊かな山になっているかも知れない」
なんて考えていた。
植樹は初体験だったけど、山に木を植えるって素敵だわね。
なーんかイイ感じ。
種を蒔く、木を植える、ってのは人間の原点なのかな。
栃さん、たい焼きさん、お疲れさまでした。
ホントホント!
自分もね、あんな所にろ過池があるとは思いもしなかった。
それとさ、足尾製作所内のレンガ倉庫が見たいんだよね~
一昨日、通りからチラッと見えたような・・
それとそれと、別倉発電所にも行きたい!
次に行く時までに
「ちゃんとした長靴」
を用意しますね~
あ、でも、白たいさんの足じゃ子供用しか合わないか・・。
この季節になると、ハイキングやトレッキングで松木入りしている方が多く居ますが、やはり一人じゃ心細いでしょう。
どうです?足尾組オフ会にお出でになりませんか?
カメ以外は変人ばかりですけど(笑
あんなに奥まで行けたのは初めてです。
まだまだ色々な遺構が残っているようで・・・
足尾ってホント行くたびに新しい発見が堪らない。侮れないですね~!
ますます次回が楽しみです。
あいにくの天気で
次回は、川渡りを行いましょう
私もゲートを越えて松木沢の方に行ってみたいですのが、ひとりぼっちでは心細さが先行してしまってなかなか行けません。
いつかブログにレポートをアップ出来るか・・・
乞うご期待?