先週、上子カメの友達4人が泊まりに来て、
いや~!女子5人のキャンキャラと賑やかなことったら!
都内在住3人、春日部在住(クレヨンしんちゃん!笑)1人の都会育ちのお嬢さんばかりなので、トンボが飛んでいるのを見ただけで
「わー!トンボだー!」
ヒグラシの声に
「これ、何てセミ?」
うーむ・・・
近所を流れる川で川遊びをし、夜には花火。
すっかり童心に返って田舎を満喫してくれた様子。
そんな彼女たちからのリクエストは
「足尾に行きたいです!」
おお・・・流石は歴史学科の子たち。
なので、翌日は足尾にご案内。
朝からピーカンさまで暑かったけれど、盛夏の陽光に照らし出された足尾の美しさったら!!!
燃え立つ緑。
澄んだ空気。
空の青さも雲の白さも他とは違う。
やっぱ足尾は良いわぁ・・・
足尾駅
足尾駅の次に足尾歴史館に向かった。
嬉しいことに長井館長ご在館で、若き学生たちのために熱弁を振るってくださった。
長井館長の軽妙洒脱な説明に魅了された学生たち、すっかりファンになった模様。
そうして歴史館を出ようとした時、サプライズが!
何と、(株)古河機械金属の社長だった方のお嬢さんが、ご主人と一緒に歴史館にやって来たのだ!
わお!
オレンジ色のポロシャツをパリッと召されたご婦人は品のある方で、なるほど古河のお嬢さん。
・・・ってことは、第六代社長・古河従純氏ご令嬢?
幾らなんでもご本人を前にして、その辺のところを詳しく突っ込めなかったので、後日館長に確かめてみよ。
古河ご令嬢のご来館で歴史館は大いに沸き立った!
それにしても、何てラッキーな自分たち☆
それから歴史館を辞して、向かった先はさんしょう家。
足尾きっての才媛N女史がやっているお店で、そこのお料理は足尾名物の山椒をふんだんに使ったものばかり。
美味しい♪
鶏の山椒揚げ定食と絶品山椒シフォンケーキ。
学生たちも、山椒とシフォンの意外な組み合わせに驚き、その美味しさに喜んでいた。
美味しくて大満足♪
ごちそうさまでした。
それから向かった先は小滝地区。
小滝地区
宇津乃火薬庫跡入り口手前に、恐らく監視だろうと思われる人物が張り込んでいた。
幾ら夏休みとは言え、平日ど真ん中の火曜日なのに。
何だか、小滝坑が不法侵入されてからと言うもの古河の監視が一層厳しくなった気がする。
小滝坑を突破した連中は「その道」では有名な人たちで、入り口を塞ぐ頑丈な南京錠をワイヤーカッターで切断、酸素ボンベ2本を背負って坑道に侵入、何と備前楯山を貫通する形で向こう側の本山坑口に出たらしい。
それが古河の知れるところとなって、古河ブチ切れ!
それにしても、坑道が閉鎖されてから幾久しく、つい先日の東日本大震災でどれくらいのダメージを負っているのかも分からないのに、大した度胸だ! ほめてどーする
そんなこんなで日が傾きはじめ、自分たちは足尾を後にした。
そう長くない滞在時間だったけど、学生たちは足尾を満喫した様子。
もちろん、自分も♪
今度は、足尾歴史館ボランティアの方々が大集結(笑)した時にお連れして、ガソリンカーに乗せてあげたいな~
その時は、ダブルOさん、よろしくお願いします。
さすが、カメ様!
珍しくもナンともないですが、トンボやセミは余り見ないです
足尾銅山って、江戸時代の通貨"寛永通宝"が鋳造されたトコですよね
歴史が好きなので行ってみたいです「嫁さん」と!
ところで、4人写ってるうちの1人がカメさんですか?
お若い!なるほど、唐揚げが好きな訳や!
鋭いっ!(笑
そーなんです、今にして思うに
「お連れする」と言いながら自分が一番楽しんでいたような・・・(汗
「足尾は初めて」
「小学生の遠足で来て以来」
って子たちでしたので、銅山観光でトロッコに乗ったり、親水公園で展示物を見た方が良かったのかも。
しかし、いきなり簀子橋堆積場ってのは避けました。
英断です(笑
流石はいみりんさん!
そうなのです、足尾で作られた寛永通宝は裏に「足」の文字が入り足字銭と呼ばれていました。
銭形平次が投げたのは足字銭だと良いな~、なんて。
世界的レベルでも足尾の銅は高水準だったそうで、一時は足尾の銅の値段で世界の銅相場が決まったそうです。凄いですね。
ワタクシは写真の4人よりも若いざんす。
何せ小学男子ですからね~(笑
そんなに山一の監視が強くなっているのですか
宇津乃火薬庫跡も入れなくなっているなら数年前に雨の中1192さん・栃さんと簀子橋に入っておいてヨカッタ
いやいや、ウチ等はトロッコに乗って動く人形を見るだけじゃ満足行きませんて。
あそこは通洞坑・・・トロッコ終点の先に進みたくてたまらなくなるでしょう(笑
監視、厳しくなっています!
宇津乃火薬庫跡でさえアレですから、簀子橋堆積場は更に厳重だと思われます。
やはり「トレッキングで道に迷ったら此処に出てしまった」作戦しかないですね(笑
掛水倶楽部の展示品まで狙われるとは。。。
どうか、これ以上の騒ぎにならないよう祈っています。
リンク先に飛んでいないので記事の内容が分かりませんが、不法侵入だけでなくそこにある物を持ち去ってしまう、と言うことでしょうか。
個人のコレクションにするのか、それともネットオークションで売りさばくつもりなのか。
何れにせよ困ったものです。
古河がピリピリするのも分かります。
それに引き換えワタクシタチは、そぉ~っと入って、そぉ~っと出て来るだけですよね・・・(笑
久々に、No.22エリアに行ったのですが、採石会社の方が子供を連れて自家用車で昆虫採取に来ておられました(採石広場でバッタリ)。
私「この先はどうなっているのですか?」
会社の人「この先は行き止まりで、採石しかしてないですよ、うちの会社ですが。」
私「あ~そうですか。ちょっと地形とか見学させていただいてよろしいですか?」
会社の人「どうぞ、崖は危険なので近づかかないでくださいね」
私「あっ、はい!」
そのあと、ここの石は価値が低く埋め戻しにしか使えないこと、ここをもっと大規模に開発したかったが、やめたことなどを教えていただき、ちゃんと地層の見学をしたあと、粛々と帰りました。
自分も銅山観光の売店で足字銭最中を買いました。
でも、値段が高い?安い?どちらを買ったのだろう?何せ自分じゃ食べないので「足」の字があったか否か分かりませぬ。
ところで22番さんですが、鉱山休業の時でも「社員が子供連れで遊びに来ている」リスクがあったとは・・・(驚
地層内部の見学は出来なかったのでしょうか(笑
それじゃ、あの鉱山の行く末はどうなるのでしょう?
自分としちゃ「なし崩し的に無法地帯」となることを望みます。
我が在住の地に点在する鉱山のように。ヘヘヘッ